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第九八話 大敷き網大作戦 その一

▽一五七一年十一月、河尻秀隆(四十四歳)大河内城二の丸(織田陣営)



 遠くの丘に、九鬼家の軍勢が見えると、織田家の主だった者は急遽、二の丸の広間に集まった。



 ドスドス荒っぽい足音で広間に入った河尻秀隆。

 隻眼の秀隆は、怫然とした表情で、周りの空間を歪めるほどの殺気を放っていた。



 秀隆は、信雄と広正を一瞥すると、すぐに声をあげる。



「あの後詰めは、九鬼澄隆率いる軍勢だろう。見たところ、だいたい三千ぐらいだ。口惜しいが城の攻略は休止して、後詰めに対処するしかあるまい。先陣は儂の部隊が引き受けよう」

「せ、先陣をお任せして、よろしいのですか?」

 狐顔の広正は、心配そうな顔をしながら、河尻秀隆に身を乗り出して聞く。



「儂が率いる部隊が、この軍で最も精強で優秀だ。九鬼家の兵は、行軍の疲れが残っているはず……。儂の自慢の家臣たちを使って九鬼家を食い破ってやる」

 秀隆は、濃い無精髭を手でまさぐるようにしながら、隻眼を血走らせて言った。



 九鬼家の後詰めが来たといっても、たかだか三千程度だ。



 まだいける!

 秀隆は、戦いは未だ織田家に有利だと考えていた。


 

 河尻秀隆に付き従っている家臣達は、皆、筋肉の塊のような体格をした屈強な男ばかり。

 厳しい鍛錬をくぐり抜けた織田家でも選りすぐりの最精鋭の家臣達であった。



 皆、顔や腕に刀傷があり、戦慣れしているのか、顔に自信が漲っている。

「これまで、儂は、槍を振るう機会がなく苛々していたところだ。忌々しい九鬼の兵どもを、片っ端から斬り殺してやる」

 秀隆は、腕に力が入り、血管が浮き出ており、痙攣をしているようにピクピクと動いている。



「おい! 城の攻略はどうするんだよー」

 不機嫌な声を出す信雄は、広正に声をかけた。

 広正は、狐顔を歪め、首を横に振りながら、信雄に答える。

「城は火のついた藁束を堀に投げ入れられたようで、すぐには近付けません……。秀隆殿の仰る通り、ここは、あの後詰めの軍勢を打ち破ってから、改めて攻略に着手してもよろしいかと」



「今は時間が惜しい。儂は行くぞ」

 河尻秀隆は、信雄を見もせず、これまで以上の足音を立てながら、広間を出ていく。

 広正は、信雄と秀隆を交互に見ながら、信雄に頭を下げる。

「信雄様は、二の丸で吉報をお待ちください。我々であの後詰めの軍勢を蹴散らしてまいります」

「くそー。早くしろよー。それにしても、なんでオレの思い通りにならないー」

 そう言って口を尖らす信雄を置いて、広正も秀隆の後を追うように退出した。



 


 俺は愛馬である赤兎に乗り、近郷、左近、家臣たちと共に丘の上に陣を構えている。



 九鬼街道の整備が順調に進み、ボトルネックになる関所もほとんど撤去されていたため、紀伊国からここまで、この時代では有り得ないほどの速度で行軍することができた。



 しかし、急ぎに急いで行軍したため、先の戦で怪我をした兵、極端に体力を失った兵は、付いてくることができず、途中で置いてきた。



 ここまで来られた兵は、約三千のみ。

 ただ、馬に火縄銃を括り付けてきたおかげもあって、雑賀衆は全員、行軍に付いてきた。



 眼下には、織田家の軍勢が大河内城を包囲している。



 大河内城の本丸は、黒い煙に包まれ、ほとんど見えない。

 風に乗って、何かが焦げる胸の悪くなる臭いを運んでくる



 その城を見ながら、近郷が大声をあげた。

「あああ、大河内城が燃えておりますぞ! 間に合わなかった……」

 俺は、目を凝らして、城を見続ける。

 堀からは黒い煙が立ち込めているが、本丸には赤い火は見えない。

 あれは、俺の指示通り、燃やした藁束を堀に投げ入れたのだろう。



「いや、まだだ。本丸は燃えていない! あれは、勘兵衛がわざと堀に藁を投げ入れ、燃やしているだけだ。すぐに進軍の準備だ。急げ!」

「ははっ!」

 勘兵衛が、藁を使ったということは、城は落城寸前の危ない状態なのだろう。

 急ぐぞ。



………………



「「「いくぞぉぉっ!!!」」」

 戦場に九鬼家の兵の鬨の声があがる。

 俺たちは、陣を整えると、織田家の陣地に向かって進軍を開始した。



 俺が空を見上げると、鉛色の雲が広がっている。

 ふぅ……。

 雨が降らなくて良かった。



 空はどんより曇ってはいるが、まだ、雨は降ってこない。

 この分なら、戦が終わるまでは大丈夫そうだ。



 敵勢も覚悟を決めたようで、大河内城の包囲を解き、俺たちに向けて陣形を整え始めた。

 あの陣形は、紡錘陣形か。 

「応、応、オウー!」

 織田家の掛け声がここまで聞こえてくる。



「澄隆様、あの陣形は突撃の陣ですな……」

 俺の側に控えている左近が、目を細めながら呟く。



「ああ、織田家の方が兵がずっと多い。俺たちを破る自信もあるのだろう。ここは横陣を敷いて待つぞ! 雑賀衆に火縄銃の準備をさせろ!」

 俺は、力強く味方に指示を出す。



 雑賀衆二百名が粛々と横陣の全面に立ち、火縄銃をそっと構える。

 火縄から出る煙の臭いが、辺り一面に立ち込めている。



「矢合わせに備えよ!」

 近郷が、織田家から飛んでくる矢に備えるよう注意を促している。

 木盾を持った兵が、雑賀衆を守るように立つ。



 ウォォォォォォ!

 織田家の軍勢は、砂塵を巻き上げながら、全軍で距離を詰めてきた。

 矢も飛んでくるが、矢の数は少ない。

 木盾で、十分に守れている。

 


 敵は突撃に力を入れているな……。

 俺は、近付いてくる軍勢を見ながら、大きく息を吐いた。



 敵は俺たちの倍はいる。

 ここから見える人間が全員敵で、俺たちを殺そうと向かってくる。

 敵の足音が大地を広がり、ここまで地響きのような音が響き渡る。



 緊張から、心臓が痛いほど脈を打っている。

 普通に考えたら、倍の敵と正面から戦ったら負ける。



 ただ、今は逃げる訳にはいかない。

 勘兵衛たちを助けるためには、今この段階で、織田家の軍を破るしかない。



 そのためには、今回は火縄銃を持つ雑賀衆が頼りだ。



 銃弾の嵐を浴びせて勝つ。

 正直、これが戦で通用するかはやってみないと分からない。

 ただ、雑賀衆の練度なら勝算がある。



 俺は胸の高鳴りを感じながら、迫りくる織田家の軍を眺めていた。



▽ 



 両軍の距離が、だいたい三町ぐらいに近付いた。

 俺の近くにいる重秀は、火縄に火をつけ、構えを取っている。



 一人だけ、この位置から射撃するようだ。

 そして、ドロボウ髭の的場昌長が、背丈程もある六角棒鋼を持ち、重秀の近くに護衛のように立っている。



 重秀は、俺の前での色っぽい女のような姿を消し、殺気溢れる氷のような雰囲気に変化している。

 獲物を狩る女豹のような真剣な瞳で、敵軍を見ていた。

 


 重秀の後ろには、俺の発案通り、四人が控え、次の火縄銃を準備している。



 まず、三町ぐらい離れた場所にいる人間の大きさは、目を凝らすと、小指の先ぐらいの大きさ。

 だいだい一寸より少し小さいぐらい?



 ……ほぼ、節分の豆だな。 

 これ狙撃できるの?

 室内の無風ならまだしも、戦場は、風も吹き、敵も動いている。



 一射目。

 お、外れた。

 それゃ外れるよな。



 重秀は、指をペロリと舐め、指に風を受けながら、呟いている。

「ふーん。風で一尺ずれたわね……。それなら、風上へ二分ほど狙いを変えて、銃の射角も一分ぐらい上にすれば良いかしら」



 新しい火縄銃を味方から受け取って二射目。

 空気を切り裂いて、重秀の放った弾は狙った敵に向かっていく。

 お、当たった。 

 敵のどこかに当たって、ぐったりと崩れ落ちた。



 ……こんなん、あり?

「し、重秀、凄いな」

 重秀は顔は正面を向いたまま、背筋を伸ばした姿勢を変えず、凄みのある美貌でニヤリと笑う。



「ええ、ありがと。ただ、今日は風が一定で撃ちやすいのよ。風が舞っている日は、撃つ度にずれるから、調整が大変なの」



 そういえば、重秀の火縄銃と弾は特注品で、火力を強くして弾の速度を上げ、滞空時間を短くしていると言っていたな……。

 滞空時間が短い分、風の影響が少なくできるらしい。

 また、同じ弾道になるように、重秀が使う弾だけは特に時間をかけて磨き、全て均一の形にしているとのこと。



 三射目。

 うわ、敵の頭に当たった。

 敵の頭が弾けたのが分かる。

 骨と脳漿が石榴のように弾けて周囲に飛び散った。



 頭なんて、米粒ぐらいの大きさだぞ。

 なんで当たるんだ?

 というか、どうしてこんな正確な射撃ができるんだ?



 普通は一射ごとに、狙う位置や銃の射角はどんなに頑張っても同じにはできない。

 重秀を見ていると、毎回、同じ射撃ができるようだ。



 火縄銃と弾は特注品だとしても、射撃の再現性が異常だ。

 重秀の射撃は、二射目以降、敵の頭に当たって、外れない。 

 正確なヘッドショット。 

 重秀も十分に変態だ。 

 左近に次ぐ、変態二号だ。



 重秀は、敵のうち、豪華な兜をつけた兵や、体格の良い兵を狙い撃ちしている。

 織田家の先陣が混乱しているのが、ここからでも分かる。

 この前の戦で、重秀が敵にならなくて良かったな……。

 俺は寒気を感じてブルリと震える。

 


 この時代は、こんな変態もいるんだな。

 心底驚いた。

 俺は、変態二号の重秀の射撃を見ながら、フウと大きく息を吐いた。





 重秀が火縄銃を撃つ少し前。



 河尻秀隆が家臣たちと一緒に九鬼家に向かって突撃している。



 秀隆が手に持つズシリと重量感のある大身槍は、これまで何人もの強敵を屠り去ってきた自慢の逸品だ。



 秀隆の自慢の家臣たちも、それぞれ愛用の槍を持ち、雄叫びを上げながら走っている。



 九鬼家は縮こまったように横陣をしいて動かない。

 九鬼家は儂らが紡錘陣形で突撃しても、その場から動かんとは……。

 兵力では圧倒的に我々が優っている。

 臆したか?

 ふん……つまらんな……。



 秀隆は、敵の不甲斐ない動きに不満そうに顔を顰めた。

「では、臆病な者どもに目にもの見せてやれっ! 突撃ぃぃぃ!」

 そのまま、矢合わせをしながら、走り続ける。



 秀隆たちが、三町ぐらいの距離に近づくと、敵の中の一人が火縄銃を放った。



 戦場に、パーンという銃音が響く。

 秀隆は、心底軽蔑したような声を出す。

「素人め、間合いが遠いわっ! 火縄銃など、当たらなければどうということはない! 進めっ!」

 


 ただ、二射目。

 その敵が放った弾が体格の良い味方の一人に当たった。

「がはぁ」 

 撃たれた本人は、何が起きたか分からなかったのだろう。

 目を見開いたまま、大地に倒れていった。

 倒れた味方は、そのままピクピクと痙攣し、大量の血が地面を汚す。

 それを見た秀隆は、背中に寒気がかけ抜け鳥肌が立つ。

「まさか……。あの距離から当てたのか……」



「ぐぎゃ」

「ばばっ!」

 驚くことに、三射目以降、その敵が放つ弾は、全て味方の頭に当たる。

「げ、げふ……」

 百戦錬磨の屈強な秀隆の家臣が、頭を撃ち抜かれて、地面にドウと倒れる。

 持ち主を失った長槍が、悲しそうな音を立てて、地面に跳ね返って転がった。



「な、なんだ、あの精度は!?」

「ひ、ひい。なんで、この距離で当たる!?」

 指揮をする兵たちが撃たれると、足軽たちは組織的に戦えなくなる。



 恐慌状態に陥り陣形が崩れていく。

「くそがっ。怯むなっ! 火縄銃を撃っているのは一人だ! 距離を詰めて斬り込めば絶対に勝てるっ! このまま突っ込めぇ!」

 いつも以上の怒声で、大きな槍を構えて味方を鼓舞する秀隆。



「「は、ははっ」」

 秀隆は嫌な汗をかきながら、怯む家臣たちと一緒に九鬼家に向かって走っていく。

 不気味に動かず、横陣を敷き、秀隆たちを待ち構える九鬼家の軍。



 近付くにつれて、一人また一人と、屈強な秀隆自慢の家臣たちが頭を撃ち抜かれて倒れていく。



 秀隆は、まるで死神が口を開けて待っているところに、一歩一歩近づいているのではないかと感じ始めていた。





 怒号をあげながら突き進んでくる織田家の兵たち。

 火縄銃を持った雑賀衆二百名は、その敵勢に恐れることなく、身動きひとつせずに狙いを定めている。

 この落ち着き、さすが、雑賀衆だな……。



 重秀の変態ヘッドショットのおかげで、敵の陣形は崩れ、突撃の勢いは落ちている。

 これで、雑賀衆が火縄銃で狙いやすくなった。

 俺は、慎重に敵を引きつける。



 俺は早まる鼓動を感じながら、敵が近付いてくるまで我慢する。

 空気が極限まで張りつめる。



 緊張の一瞬……。

 俺は、突撃してくる敵との距離が一町をきった時、味方に射撃を命じた。

「よし! 今だ、撃てー!」

「撃てぇぇぇ!」

 ドドドドーンと鼓膜が破れるくらいの射撃音が空気を震わせる。

 黒い煙が立ち込める。



 二百発の弾が、織田兵に浴びせられると、雑賀衆は射撃の名手たちだけあって、この距離だと次々と弾が命中し、敵はバタバタと倒れ、大地に赤黒い血が広がっていく。



「うぉぉ……。こ、これは凄い……」

 俺の隣にいる近郷が感嘆の溜息を吐く。

 近郷は、そのあとも何か呟いていたが、その声がかき消されるほどの射撃音が続く。 



 雑賀衆の五人組は、訓練通り、スムーズに火縄銃が交換され、連続して弾が放たれ、そのたびに陣形から突出した織田兵が倒れていく。



 ただ、織田家の兵は、相当な胆力があるのか、いくら倒しても突撃を止めない。





「い、一体どういうことだ!?」

 河尻秀隆が叫んだ。

 九鬼家は、火縄銃を連射してくる。

 火薬が燃えた臭いが、風に乗って漂ってきて咽るようだ。



「なんで、こんなに弾幕が激しい!? そもそも、どうして、こんなに九鬼家が火縄銃を持っている!? そんな報告は受けていないぞ!」

 秀隆は、血走って爛々とした目を隣にいる筋肉ダルマのような家臣に向けて問い質すが、その家臣は気が動転して息が詰まっているのか、呼吸が乱れ答えはない。



 秀隆自慢の戦慣れした屈強な家臣たち。

 織田家でも数々の手柄をあげた優秀な家臣たちだったが、何もできずに倒れていく。



 秀隆は、手が震えて止まらない。

 完全に予想外の状況。

 しかし、このまま動かない訳にはいかない。

 


「くそぉぉ! 突撃ぃぃぃ!」

 抑制を欠いて声が上ずりながらも、力の籠もった号令をあげた秀隆は、真正面にいる自分を狙う敵に気付いた。

 最初に火縄銃を撃ち始めた痩せ型で女のような兵だ。

 ここからだと、すさまじい殺気を放っているのが分かる。



 ……これまで儂の家臣たちは、敵を斬り殺すために、鍛えに鍛えてきた。

 子供の頃から、良いものを食って、高身長かつ筋肉質になった家臣たち。

 槍を使った鍛錬も十分にしている。

 白兵戦には絶対の自信がある。

 これからも戦場の華となれる者たちだ。



 それが何もできずに、殺された。

 頭蓋の中で木霊する『こんなことがあってたまるか』という言葉……。

 


 女のような兵が持つ火縄銃が火を吹く。



「か、か、か……」

 それを見た秀隆は思わず乾いた笑い声を上げていた。

 秀隆の心が恐怖で震えた。

 心臓が大きく脈打ち、悪寒が止まらない。



 それは、織田家で部将格にまで登り詰めてから、久しく忘れていた感情だった。



「うぉぉぉおぉぉぉおお!」

 それでもさすがに織田家のエリート。

 力強い咆哮が戦場に轟く。



 秀隆の心は折れず、その恐怖の感情を振り払うように雄叫びを上げながら歩を進める。



 だがしかし……無情にもガーンと頭に衝撃を受ける秀隆。



 愕然とした表情のまま、ビクリと一瞬痙攣すると、膝から力なく崩れ落ちていく。



 織田家の歴戦の勇士、河尻秀隆が儚くも、その生涯を閉じた瞬間だった。

戦闘回、お楽しみ頂けましたでしょうか?

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― 新着の感想 ―
[一言] 河尻秀隆の顔グラがガデ○になっちまった
[良い点] ホームラン級に面白かった! [一言] 三町だと、約300m!? その距離で、連続ヘッドショットは確かに変態射撃ですね・・・
[良い点] 良かった、雑賀衆と雑賀孫一が味方にいて あんな某漫画に出てくるゴツい顔のスナイパーみたいな遠距離から精密射撃出来るような変態、敵にまわしたくねぇよ(汗) [気になる点] 河尻秀隆の軍を真…
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