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第五〇話 全身肌襦袢大作戦 その二

▽一五七〇年五月、澄隆(十五歳)南伊勢陣内



 全身肌襦袢大作戦は、俺の予想以上の大成功を収めた。



 この時代、大人数の敵が近くに来たら、カチャカチャという鎧の擦れる音がするものだという先入観がある。



 全身肌襦袢になることで鎧の擦れる音をなくし、敵が鳥羽城を包囲して警戒している中でも直前まで気付かれずに奇襲ができたことが、成功した大きな要因だろう。

 まさに、戦国時代の先入観を逆手に取った作戦だったと思う。



 それと、深夜の暗い中、敵は同士討ちが頻発したが、俺たちは全身肌襦袢で、敵に見間違えようがなかった。

 これも夜襲をスムーズにできた要因だろう。



 九鬼家に攻めてきた北畠家の軍勢は、信雄こそ逃がしたものの、本陣を急襲した時に、世鬼の兄弟が重臣の柘植保重を討ち取っていた。



 他にも、逃げる兜首を優先的に狙わせたことで、渡辺勘兵衛が木造具政、伴三兄弟が日置大膳亮などを討ち取り、北畠家の主だった重臣たちは、軒並み領地に戻れず、首と胴を離す結果となった。



 また、織田家の軍は、信雄を助けるために、しんがりを努めた滝川一益やその家臣の滝川益重が死亡した。

 降伏した捕虜は、全部で一千二百人ぐらい居り、全て田城城に押し込んである。

 織田家家臣である木全忠澄も投降したらしい。



 それと、滝川一益の愛槍を鑑定したところ、槍の名工である 来国俊(らいくにとし)の槍だった。

 なんと、拾壱等級の槍だ!

 勿論、一益の遺言通り、左近に使ってもらうつもりだ。




 今回の夜襲での九鬼家の被害は、全身肌襦袢の防御効果もあって、重軽傷者は多数出たが、死亡者は少なかった。



 だが、数ヶ月にも及ぶ籠城戦では、数多くの死者を出してしまった。

 死んだ皆のためにも、ここで立ち止まる訳にはいかない。



 ……今は、大河内城を囲んでいる。


 

 全身肌襦袢大作戦を開始してから、三日が経ち、さすがに、肌襦袢のままでいる訳にもいかず、敵の返り血もついていたため、今は、普通の鎧に着替えた。


 

 そして、この三日間、多羅尾一族に頼んで、北畠家の領内に、織田信長が討たれたという情報を流してもらった。


 

 領内の動揺は凄まじく、また、信雄率いる北畠家と織田家連合軍が九鬼家に徹底的に叩かれたことが分かると、重臣たちのほとんどが信雄に殺されるか俺たちに討たれた北畠家の各城は、さして大きな抵抗もなく降伏の使者を出してきた。



 織田信雄の評判が最悪なこと、領民に食料を配給して九鬼家の評判がすこぶる良いことも、九鬼家に従うことにした大きな理由らしい。



 南伊勢の中で、抵抗している勢力は、残り、目の前の大河内城だけだ。



 この大河内城は、丘陵の北端に築かれた城で、東に阪内川、北に矢津川、西側と南側には深い谷が入り自然の要害になっている。

 普通に攻めたら、大損害だ。

 今は、宗政にお願いして、大河内城に降伏勧告をしているところだ。



 なんと、信雄は、既に尾張国に逃げているらしく、当主のいない大河内城の士気は、相当低いようだ。

 宗政なら、何とか説得できるだろう。



………………



 宗政が勧告を行った二日目、大河内城をまとめていた源浄院主玄が、城内にいる全員の助命を条件に降伏した。

 信雄が逃げたことで、城の兵も逃亡者が相次ぎ、そこに、丁寧に宗政が説得したことで、降伏することにしたようだ。



 宗政、偉い!



 源浄院主玄は、元の主君、北畠具教を騙し討ちした一人だということで、俺は、助命はするが、国外追放という措置を取った。

 


 俺達は、主玄達が退去すると、大河内城に入城した。

 俺が、入城する際、味方から大歓声が上がった。

 腕を突き上げで吠えている者もいる。

 皆、満面の笑顔で俺も嬉しい。



 俺は、誇らしげに味方を眺めると、手を振って答えた。

 さらに大きな歓声が湧き上がった。

  


 大河内城が降伏したことで、南伊勢は、すべての城が俺のものになった。

 これで、志摩国と南伊勢を合わせて、九鬼家は二十三万石の領地を支配する大名になった。



 俺が憑依したのに気付いた五歳の時、田城城領内の石高は二千石だったから、約百倍に増えた計算だ。



 石高が増えたことは嬉しいが、急な拡大で、内政の人材が全然足りない。

 深刻な人材不足だ。

 宗政が過労で倒れてしまうな。



…………………



 今回、鳥羽城での長期間の籠城戦、そして夜襲による鮮やかな大逆転劇は、九鬼家、そして俺の名を近隣に轟かせた。

 そのおかげもあってか、旧北畠家の家臣が数多く自ら降伏してきた。

 俺は、能力を見て、雇うかどうか決めることにした。



 ただ、北畠という名家に胡座をかいて、能力がない人材は必要ない。

 ここで、ステータス機能による目利きが、とても役に立った。



 そして、戦巧者が高い人材と、政巧者が高い人材に分けて、得手不得手に従い、戦担当と内政担当に振り分けた。



 まず、目立った人材としては、大宮景連だ。

 北畠家四家老の一人、大宮含忍斎の嫡男だ。

 含忍斎は、信雄に騙し討ちされ、既に亡くなっている。

 景連は、弓の名手として有名とのこと。

 会ってみると、肩の筋肉ムキムキな男で、俺に従うと言うので採用した。

 ステータスを確認すると、武適正の弓士術が捌だった。

 武適正と使用武器が合致している好例だな。



【ステータス機能】

[名前:大宮景連]

[年齢:28]

[状態:良好]

[職種:弓侍]

[称号:無し]

[戦巧者:42(56迄)] 

[政巧者:3(7迄)]

[稀代者:肆]

[風雲氣:参] 

[天運氣:肆]


~武適正~

 歩士術:肆

 騎士術:壱

 弓士術:捌

 銃士術:壱

 船士術:壱

 築士術:壱

 策士術:壱

 忍士術:壱


〜装備〜

 主武器:無し

 副武器:無し

 頭:無し

 顔:無し

 胴:木綿の小袖(弐等級)

 腕:無し

 腰:木綿の袴(弐等級)

 脚:木綿の足袋(弐等級)

 騎乗:無し

 其他:無し



 次に大宮吉守だ。

 大宮含忍斎の次男に当たる。

 兄の景連と真逆で、ヒョロッとした男だ。

 人見知りなのか、話しても声が小さくて俺の目を見ない。

 鑑定で政巧者が高いのは分かった。

 武適性のうち、築士術と策士術の数値も高い。

ステータスが分かるから採用することにしたが、俺が採用しなかったら、誰にも認められずに埋もれていく人材だろうな。

 今は歩侍だが、これからは内政担当として頑張ってもらおう。


【ステータス機能】

[名前:大宮吉守]

[年齢:20]

[状態:良好]

[職種:歩侍]

[称号:無し]

[戦巧者:3(6迄)] 

[政巧者:29(61迄)]

[稀代者:肆]

[風雲氣:壱] 

[天運氣:参]


~武適正~

 歩士術:壱

 騎士術:壱

 弓士術:壱

 銃士術:壱

 船士術:壱

 築士術:漆

 策士術:陸

 忍士術:壱


〜装備〜

 主武器:無し

 副武器:無し

 頭:無し

 顔:無し

 胴:木綿の小袖(弐等級)

 腕:無し

 腰:木綿の袴(弐等級)

 脚:木綿の足袋(弐等級)

 騎乗:無し

 其他:無し



 続いて、芝山秀時だ。

 北畠家四家老の一人、芝山秀定の嫡男だ。

 秀定が信雄に殺されたため、織田家を恨んでおり、南伊勢で一番最初に臣従してきた。

 ネガティブオーラ全開で、話すと『どうせ拙者は……』など、愚痴が多い男だったが、能力はなかなか高かった。



【ステータス機能】

[名前:芝山秀時]

[年齢:36]

[状態:良好]

[職種:歩侍]

[称号:無し]

[戦巧者:39(53迄)] 

[政巧者:38(48迄)]

[稀代者:伍]

[風雲氣:弐] 

[天運氣:壱]


~武適正~

 歩士術:伍

 騎士術:肆

 弓士術:参

 銃士術:壱

 船士術:参

 築士術:肆

 策士術:参

 忍士術:壱


〜装備〜

 主武器:無し

 副武器:無し

 頭:無し

 顔:無し

 胴:木綿の小袖(弐等級)

 腕:無し

 腰:木綿の袴(弐等級)

 脚:木綿の足袋(弐等級)

 騎乗:無し

 其他:無し



 それと、吉田兼宗。

 伊勢新刀流の創始に携わった人材とのことで、抜き身の刀のような冷たい印象の男だ。

 瞳孔が開き、目がちょっとイッていて怖い。

 前線向きだろう。

 


【ステータス機能】

[名前:吉田兼宗]

[年齢:22]

[状態:良好]

[職種:歩侍]

[称号:無し]

[戦巧者:39(58迄)] 

[政巧者:7(9迄)]

[稀代者:肆]

[風雲氣:参]  

[天運氣:参]


~武適正~

 歩士術:陸

 騎士術:壱

 弓士術:壱

 銃士術:壱

 船士術:壱

 築士術:壱

 策士術:壱

 忍士術:壱


〜装備〜

 主武器:無し

 副武器:無し

 頭:無し

 顔:無し

 胴:木綿の小袖(弐等級)

 腕:無し

 腰:木綿の袴(弐等級)

 脚:木綿の足袋(弐等級)

 騎乗:無し

 其他:無し



 あと、良い人材として、井上専正がいた。

 信雄に北畠家四家老は全員殺されていたが、四家老の次に身分の高い人物だ。 

 俺が、信雄に殺された北畠具教を懇ろに弔る指示を出したのを知って、自ら俺の所に赴き、家臣になると言ってくれた。

 お寺の住職みたいな雰囲気の男だ。熱烈な一向宗徒らしい。

 


【ステータス機能】

[名前:井上専正]

[年齢:44]

[状態:良好]

[職種:法師]

[称号:無し]

[戦巧者:40(55迄)] 

[政巧者:30(44迄)]

[稀代者:伍]

[風雲氣:弐]  

[天運氣:肆]


~武適正~

 歩士術:伍

 騎士術:伍

 弓士術:弐

 銃士術:弐

 船士術:参

 築士術:肆

 策士術:肆

 忍士術:壱


〜装備〜

 主武器:無し

 副武器:無し

 頭:無し

 顔:無し

 胴:木綿の小袖(弐等級)

 腕:無し

 腰:木綿の袴(弐等級)

 脚:木綿の足袋(弐等級)

 騎乗:無し

 其他:無し



 また、もう一人、注目した人材として、小原冷泉という男がいた。

 公家だったが、嫡男以外であったため、南伊勢に下向していた人物だ。

 もう見た目からして、まろメイクをしていて、衝撃的だった。

 元関白の近衛前久公の枝連衆(兄弟姉妹だね)に連なる冷泉家の一人らしい。

 公家出身の人材が欲しかったんだよね。



 小原冷泉には早速、献上物として澄み酒や干しシイタケ、ある程度の金子などを持たせ、朝廷と将軍家へ向かうよう指示した。

 朝廷と将軍家との繋ぎ役、頑張ってくれ。



【ステータス機能】

[名前:小原冷泉]

[年齢:35]

[状態:良好]

[職種:下向公家]

[称号:無し]

[戦巧者:8(19迄)] 

[政巧者:32(48迄)]

[稀代者:参]

[風雲氣:陸] 

[天運氣:参]


~武適正~

 歩士術:弐

 騎士術:弐

 弓士術:参

 銃士術:壱

 船士術:弐

 築士術:伍

 策士術:参

 忍士術:壱


〜装備〜

 主武器:無し

 副武器:無し

 頭:無し

 顔:無し

 胴:絹の小袖(参等級)

 腕:無し

 腰:絹の袴(参等級)

 脚:絹の足袋(参等級)

 騎乗:無し

 其他:無し


 



 鳥羽城。

 夜空に星々が輝く深夜。

 俺は寝室で一人……。



 俺の前には、織田信長を討った小太郎達から届けられた、信長の愛刀、圧切長谷部がある。

 反りが浅く重ねが薄い、たれ刃紋の刀で、吸い込まれるような美しさがある。

 俺は、その刀を手に持って、鑑定する。

 圧切長谷部・銘 長谷部国重(はせべくにしげ)(拾弐等級)

 拾弐等級の刀だ。

 



 俺は、この刀の刃紋を眺めなから、これからのことに思いを馳せる。 

 この時代の破壊者であり、革新者である信長。

 信長は『天下布武』を掲げていた。

 『武』という漢字は、戦いを止めるという意味を持っている。

 信長が『天下布武』で戦を繰り広げたのは、戦で天下を平定して国を固め、世の中を平和にしたいという理想があったからだと思う。



 信長がいたから、戦で何万人も死んだが、信長がいたからこそ、戦国の世が終息に向かったとも言えるだろう。

 これから、この時代には、信長はいない。

 九鬼家が生き残るために、信長を討ってしまった。



 信長を討てたと分かった時には、よっしゃ~これで勝てると浮かれていたが、時間が経つにつれて、これで良かったのかという気持ちが募る。



 信長がいないことで戦国の世が続き、人が戦で死に続けるかもしれない。

 外国から攻め込まれて、日本が滅ぶかもしれない。

 史実通り、信長がいた方が、良い日本になる気がする。


 

 はぁ……。

 ただ、信長はもういない。

 前世で負け犬だった俺。

 この時代で、澄隆の運命を変えるために、澄隆と偽って、これまで行動してきた。



 もう十年以上も経っているんだな……。

 改めて考えると、随分と長い期間だ。

 いつ、憑依が解けるか分からない俺だが、歴史を大きく変えてしまった。



 これから、どんな運命が待ち構えているのか予測ができない。

 鬼が出るか蛇が出るか……。

 正直、不安しかない。

 


 だが俺は、史実を大きく変えた責任を取る必要があるだろう。



 これからの日本のために、この時代とどう向き合っていくのか、改めて考えないとな……。



 俺は、息を大きく吐いて、背伸びをする。



 ただ、そうはいっても、まだまだ俺は弱小大名だ。

 出来ることは限られている。

  


 九鬼家の宿敵である織田家には、超有名なチート武将がまだまだゴロゴロいる。 

 それ以外にも、周辺は敵だらけだ。

 これからも生き残れるか分からない。

 まずは、九鬼家が滅ぼされないように頑張りながら、何ができるか考えていこう。

 


 日本のために……。



 俺は、新たな決意を持ち、信長の愛刀をパチンと鞘にしまった。



―――――――status―――――――


[名前:大宮景連(おおみや かげつら)]

[年齢:28]

[状態:良好]

[職種:弓侍]

[称号:無し]

[戦巧者:42(56迄)] 

[政巧者:3(7迄)]

[稀代者:肆]

[風雲氣:参] 

[天運氣:肆]


~武適正~

 歩士術:肆

 騎士術:壱

 弓士術:捌

 銃士術:壱

 船士術:壱

 築士術:壱

 策士術:壱

 忍士術:壱   


〜装備(戦闘時)〜

 主武器:四方竹弓・無銘(参等級)

 副武器:短刀・無銘(参等級)

 頭:鉢金(参等級)

 顔:無し

 胴:黒色糸腹巻(伍等級)

 腕:籠手(肆等級)

 腰:草摺(肆等級)

 脚:厚手の草鞋(弐等級)

 騎乗:無し

 其他:無し


 腕がボンレスハム並のムキムキ男。

 織田信雄に殺された大宮含忍斎の嫡男。

 子供の頃から勉学嫌いで、弓の練習ばかりしていた。

 頭は良くないが、凄腕のスナイパー。


―――――――――――――――――


[名前:大宮吉守(おおみや よしもり)]

[年齢:20]

[状態:良好]

[職種:歩侍]

[称号:無し]

[戦巧者:3(6迄)] 

[政巧者:29(61迄)]

[稀代者:肆]

[風雲氣:壱] 

[天運氣:参]


~武適正~

 歩士術:壱

 騎士術:壱

 弓士術:壱

 銃士術:壱

 船士術:壱

 築士術:漆

 策士術:陸

 忍士術:壱


〜装備〜

 主武器:無し

 副武器:無し

 頭:無し

 顔:無し

 胴:木綿の小袖(弐等級)

 腕:無し

 腰:木綿の袴(弐等級)

 脚:木綿の足袋(弐等級)

 騎乗:無し

 其他:無し


 兄の景連と真逆のヒョロ男。

 ひ弱な身体がコンプレックスで、極端な人見知り。

 子供の頃から書物ばかり読んでいたからか、地頭は高い。

   

―――――――――――――――――


[名前:芝山秀時(しばやま ひでとき)]

[年齢:36]

[状態:良好]

[職種:歩侍]

[称号:無し]

[戦巧者:39(53迄)] 

[政巧者:38(48迄)]

[稀代者:伍]

[風雲氣:弐] 

[天運氣:壱]


~武適正~

 歩士術:伍

 騎士術:肆

 弓士術:参

 銃士術:壱

 船士術:参

 築士術:肆

 策士術:参

 忍士術:壱


〜装備(戦闘時)〜

 主武器:刀・無銘(肆等級)

 副武器:脇差・無銘(参等級)

 頭:煉革木字紋陣笠(参等級)

 顔:無し

 胴:黒色糸腹巻(伍等級)

 腕:籠手(肆等級)

 腰:草摺(肆等級)

 脚:厚手の草鞋(弐等級)

 騎乗:無し

 其他:無し


 ネガティブオーラ全開の愚痴男。

 織田信雄に殺された芝山秀定の嫡男。

 織田家を恨み、復讐が生き甲斐。

 『どうせ』が口癖。


―――――――――――――――――

 

[名前:吉田兼宗(よしだ かねむね)]

[年齢:22]

[状態:良好]

[職種:歩侍]

[称号:無し]

[戦巧者:39(58迄)] 

[政巧者:7(9迄)]

[稀代者:肆]

[風雲氣:参]  

[天運氣:参]


~武適正~

 歩士術:陸

 騎士術:壱

 弓士術:壱

 銃士術:壱

 船士術:壱

 築士術:壱

 策士術:壱

 忍士術:壱


〜装備(戦闘時)〜

 主武器:刀・無銘(伍等級)

 副武器:脇差・無銘(参等級)

 頭:煉革木字紋陣笠(参等級)

 顔:無し

 胴:紺色糸腹巻(伍等級)

 腕:籠手(肆等級)

 腰:草摺(肆等級)

 脚:厚手の草鞋(弐等級)

 騎乗:無し

 其他:無し


 抜き身の刀のような男。

 斬り合いが大大大好き。

 近付いたらヤバい奴。

 触れたら斬るぜ。


―――――――――――――――――


[名前:井上専正(いのうえ せんしょう)]

[年齢:44]

[状態:良好]

[職種:法師]

[称号:無し]

[戦巧者:40(55迄)] 

[政巧者:30(44迄)]

[稀代者:伍]

[風雲氣:弐]  

[天運氣:肆] 

  

~武適正~

 歩士術:伍

 騎士術:伍

 弓士術:弐

 銃士術:弐

 船士術:参

 築士術:肆

 策士術:肆

 忍士術:壱


〜装備(戦闘時)〜

 主武器:刀・無銘(肆等級)

 副武器:短刀・無銘(参等級)

 頭:鉢金(参等級)

 顔:無し

 胴:藍色糸腹巻(伍等級)

 腕:籠手(肆等級)

 腰:草摺(肆等級)

 脚:厚手の草鞋(弐等級)

 騎乗:無し

 其他:無し


 熱烈な一向宗徒。

 頭を剃っていて見た目はお坊さん。

 温厚な性格で調整業務が得意。


―――――――――――――――――


[名前:小原冷泉(おはら れいぜい)]

[年齢:35]

[状態:良好]

[職種:下向公家]

[称号:無し]

[戦巧者:8(19迄)] 

[政巧者:32(48迄)]

[稀代者:参]

[風雲氣:陸] 

[天運氣:参]


~武適正~

 歩士術:弐

 騎士術:弐

 弓士術:参

 銃士術:壱

 船士術:弐

 築士術:伍

 策士術:参

 忍士術:壱


〜装備〜

 主武器:無し

 副武器:無し

 頭:無し

 顔:無し

 胴:絹の小袖(参等級)

 腕:無し

 腰:絹の袴(参等級)

 脚:絹の足袋(参等級)

 騎乗:無し

 其他:無し


 南伊勢に下向していた公家さん。

 まろメイクが特徴。


―――――――――――――――――

 拙作をお読みいただき、ありがとうございます!

 澄隆は、様々な死亡フラグを、スカウトした家臣たちの力を借りながら折りまくり、何とかここまで生き残ることができました。

 これからは、二十万石をこえる大名として、さらに大きな戦いを繰り広げていきます。

 引き続き頑張りますので、よろしくお願い致します。

 それで、今後のモチベーションアップのためにも、ブックマークと★★★★★の応援を頂けると、とっても嬉しく、励みになります。

(織田信長がいなくなってからの九鬼家の動きなど、皆様の予想を頂けると、とても嬉しいです! 感想、お待ちしております。 ※感想欄に書くのが気になる方は、メッセージでの送信でも嬉しいです! よろしくお願い致します)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 北伊勢を取ろうにも、織田家は強大・・・ そうなると、西に向かうしかないかも。 松永久秀がいなくなった大和国を狙うのが現実的ですかね~
[良い点] 元関白の近衛前久公が本作と関わる気がする!
[一言] 信雄が今回の敗戦で立場無くましたから、もし家督争いがあるとすれば長男の信忠と三男の信孝の間でしょうが、長男は信長程では無いにしてもに優秀なので、すんなり家督は継ぐでしょう ただ、信長、森三…
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