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碧の山を歩く

作者: 竹目 樹本

逞しく

木々生い茂る

碧の山

歩き移ろう

景色刻んで


馴染みの山を歩いた思い出より、綺麗な景色に心和んでいました。


夏の夜に

羽音が響く

虫宴


明かりを消して尚網戸の外を飛び交う虫達の思い出から、カブトムシやクワガタにコガネムシをよく見かけました。


根を張りて

聳える大樹

背を預け

枝葉越し見る

山の尊さ


木陰で休憩した時の思い出より、山の雄大さをしみじみと実感したように思います。


山歩き

勇む足腰

光る汗


山登りの思い出から、急な坂道続きの果てに山頂から眺める景色は本当に絶景でした。


町並みに

宿る灯火

夜染めて

それをも照らす

夏の大輪


夏の思い出から、夜景の明かりさえも上書きして染め上げる花火の綺麗さに感嘆した記憶があります。

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― 新着の感想 ―
どの歌からも山への憧れや親しみが込めらて素敵ですね。わたしも去年くらいから山歩きをはじめて今の時期の散策を楽しみにしています。 竹目さんの歌を読みその移ろう景色を刻むように歩いたことを思い出してまた汗…
樹々の生い茂る碧の山、その風景の一つひとつを、歩きながら心にしっかりと留め置く様子を「景色刻んで」と描写されているところが胸に響きました。 また、山の雄大さ、そして尊さを、大樹に背を預けながらの木陰…
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