前へ目次 次へ 6/9 鍋 【短歌】 寒い夜 お鍋を囲む 湯気の向こう 笑顔で選ぶ 我が子の姿 【物語】 寒い日のお夕飯はお鍋。 家族でお鍋を囲んで好きなものを選んでいる。 白い湯気がふわふわしている具材を、ふうふうしている。 「ままいるねぇ」 子供が湯気越しの母親に手を振り、にこにこしている。 「ままかわいいねぇ」 「あら。ちゃんと見えないからかなぁ。ふふふ」 母親が笑うのが嬉しくて、子供も手を叩いて喜んだ。 【ひとくちメモ】 今回の作品【鍋】ひな月雨音様が担当しました。