第2部 【主な登場人物紹介】
登場人物紹介+おまけです。
イーナ【妖狐・九尾】
性別:女
主人公。職業は獣医師。四神の1人。サクヤを助けられなかったことで、九尾として生きることを決意。妖狐の長となった。また、フリスディカにリラクリニックを建設、日夜診療に励んでいる。ナーシェに言葉遣いを注意され過ぎたせいで、元の話し方に戻せなくなってしまった。実は最近、密かに馬を購入したらしい。
サクヤ【妖狐・九尾】
性別:女
妖狐の一族の長である九尾。イーナの中で生きている。肉体を失ってしまったが、なにもせずともいろんな所に行ける事が快適だそうで、本人もあまり気にしていないようである。たまに、イーナの身体を借りて散歩をするのが一番の趣味。
ルカ【妖狐】
性別:女
妖狐の里の里長ルクスの娘。イーナに助けられ、それ以来イーナと行動を共にしている。クリニックを開いてからは、夜にイーナやナーシェに医療の勉強を教えてもらっている。最近のお気に入りの分野は薬理学だそうだ。
テオ【ケットシー】
性別:♂
猫の姿をしているが、魔法を使える。飛空船の運転手として、イーナ達のために空を飛び回っているスーパーキャット。温泉に行くたびに、部屋でひとりぼっちだったのを気にして、水に慣れる練習に励んでいる。水に浸かった最高記録は3秒。
シータ【龍神族】
性別:男
龍神族の長。長の座を息子のラスラディアに譲ってからはイーナと共に世界を回る旅に出ている。日々の健康管理のおかげか、最近はすこぶる体調が良いらしい。お酒は週に1回まで減らしたそうだ。
ルート(ルートヴィヒ・ベッテンハイム)【ヴァンパイア】
性別:男
ヴァンパイアの王子。カムイの街の近くでイーナ達と出会う。帰る場所がないと言って、リラクリニックに住み込んでいるが、本当はみんなと居たいというのが一番の理由である。
薬草について学び始めたらしく、クリニックの中にはルートが知らぬ間に持ってきた謎の植物がぎっしりと並んでいるらしい。
ナーシェ(ナーシェ・アルトナー)【人間】
性別:女
イーナ達がフリスディカで出会った医者。今となってはイーナの右腕であり、パートナーとなっている。いくつかの病院からスカウトが来るようになったが、全て断っているという。クリニックに通う患者の中にはナーシェを目当てにしてくる患者がいるらしく、ファンクラブなる物も形成されているらしい。
アマツ【夜叉】
性別:女
ミドウの娘。族長として身動きが取りづらいミドウに変わり、各地へと赴いている。語尾を伸ばす特徴的な話し方をする。家に帰ったときに、1人ファッションショーをして楽しむというのが最近のマイブーム。
シナツ【大神・真神】
性別:男
現・大神の族長。四神の1人。里を襲ってきた人間を倒すため、イーナ達と共闘する事で知り合いとなった。クリニックに居座っていることが多いが、ナーシェに撫でられるためである。実はナーシェファンクラブ会員No.1号。
ミドウ【夜叉・温羅】
性別:男
夜叉の族長。四神の1人。イーナの理念に共感し、可能な限りで協力する事を決めている。イーナから競馬を教えてもらったらしく、王とよく競馬場にいっては、大負けして帰ってくるらしい。
ミズチ【大蛇・蛟】
性別:男
大蛇の族長。四神の1人。戦闘民族大蛇の中でも最強の戦士。ミズチが持つ剣は水竜の剣と呼ばれ、特に魔力が秘められた魔鉱石から作られている。人間界では冷静に振る舞っていたが、実はカブラよりも興奮していた。
カブラ【大蛇】
性別:男
大蛇の1人。ミズチの側近であり、大蛇の中でもミズチに引けを劣らないほどの剣の達人。族長であるミズチのことを誰よりも心配しているし、信頼している。人間界では羽目を外して酒を飲み過ぎて、路肩で朝まで寝て過ごしたことがあるらしい。




