第３部　【主な登場人物紹介】

イーナ【妖狐・九尾】　

性別：女

主人公。職業は獣医師。レェーヴ連合の代表となった。国の代表として、また獣医師として、忙しい日々を送っている。次なる目標はレェーヴ連合内に競馬場を作ることであり、実現に向けての活動は欠かさない。

サクヤ【妖狐・九尾】

性別：女

妖狐の一族の長である九尾。イーナの中で生きている。里が発展していく様子を見るのが、楽しみらしく、イーナが寝ている間に、こっそりとイーナの身体で日記帳を書いているらしい。

ルカ【妖狐】

性別：女

妖狐の里の里長ルクスの娘。イーナに助けられ、それ以来イーナと行動を共にしている。新たにリラの街に出来たクリニックでは、ナーシェと共に診療の中心として活躍している。

テオ【ケットシー】

性別：♂

猫の姿をしているが、魔法を使える。飛空船の運転手として、イーナ達のために空を飛び回っているスーパーキャット。大分水嫌いを克服したらしく、遂に10秒ほど水に耐えられるようになった。お風呂にはまだ入れない。

シータ【龍神族】

性別：男

龍神族の長。長の座を息子のラスラディアに譲ってからはイーナと共に世界を回る旅に出ている。リラの街に移ってからは、ギルドでの訓練もご無沙汰になったためか、少し体格が大きくなってしまった。

ルート（ルートヴィヒ・ベッテンハイム）【ヴァンパイア】

性別：男

ヴァンパイアの王子。カムイの街の近くでイーナ達と出会う。相変わらず謎の植物を育てるのが好きであり、リラの街の近くに自らの農園を作り、植物育成に日々奮闘をしている。

ナーシェ（ナーシェ・アルトナー）【人間】

性別：女

イーナ達がフリスディカで出会った医者。今となってはイーナの右腕であり、パートナーとなっている。新しいリラクリニックでは、多忙であるイーナに変わり、クリニックの中心として、病院の運営を行っている。

アマツ【夜叉】

性別：女

ミドウの娘。外に出ていることが多いミドウに変わり、国内で夜叉のまとめ役として、日々仕事に追われている。おしゃれには事欠かさぬよう、国外のおしゃれな衣装を発見しては、レェーヴ連合に仕入れるというレェーヴ連合のファッション界の先進的な存在でもある。

シナツ【大神・真神】

性別：男

現・大神の族長。四神の１人。里を襲ってきた人間を倒すため、イーナ達と共闘する事で知り合いとなった。立場上、クリニックに居座ることが出来なくなってしまったのと、フリスディカとは違い、人間も多くないことで、撫でられる回数が激減し、少し寂しさを覚えている。

ミドウ【夜叉・温羅】

性別：男

夜叉の族長。四神の１人。イーナの理念に共感し、可能な限りで協力する事を決めている。レェーヴ連合では、外交の中心となっており、人間界の情報を仕入れるために、日々邁進している。

ミズチ【大蛇・蛟】

性別：男

大蛇の族長。四神の１人。戦闘民族大蛇の中でも最強の戦士。レェーヴ連合の国内の治安を守る中心とも言える人物。いろいろなモンスターや人間が訪れることから、彼の仕事は多く、道案内から、犯罪人の捕獲まで多岐にわたる仕事をこなしている。

リンドヴルム【黒竜】

使徒と呼ばれる存在の中でも特に強力な黒竜種の1人。その力は龍神族であるシータを遙かに凌ぐとも言われており、どこまで実力があるのかは未知数である。だが、その強さとは裏腹に、少し抜けたところがある。