81話 9/15 鑑定魔法は要研究という事で
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「解らん。正直な所、興味が在って作ってみたのが大きいからな。使える可能性も解らなかったんだ。とりあえず作ってみたものだからな」
「そうだねえ。量は教会で計る事になっているし、癖は使ってみない事には解らないからねえ。教会に売るってったって量が必ず解るってものでも無いんだろう?」
「……癖が解るのは凄い。でもそれにお金をかけるのかと言われたら解らない」
実際、その通りだな。鑑定しました。魔力量が解りました。それで何をするのかという話ではある。常時鑑定が働いているなら良いんだ。常時は無理だからな。時間に制限がある。
「作ってみたのは良いが、これも使えない魔法の1つになりそうだな。魔力の癖が解ると言うのは良いことではあるんだが。これが常時見えるようになればな」
「結局はそこやな。中銀貨1枚やろ? それで確かめるのが中銀貨数枚の話やとしたらそんなに変わらへん。節約したいって言うてもやな。新人なら欲しいかもしれんけどもやで?」
「あたしらみたいなベテランには要らない魔法って事さね。既に試し終わっているって話さ。新人も一番初めにこの店に来るのであれば別だろうが、そう上手いこといかないだろうからねえ」
「……後は身体能力。これも戦っていれば解る事。特段使い道がない。見れても強さが変わる訳じゃない。結局は見るだけ」
そう、見るだけなんだよな。見てどうするのかの判断は自分で付けないといけない。数値化されているのならばともかく、漠然としか解らないからな。
何度も何度も使える魔法で在れば良いんだよ。それか、1度使ったら何かをキーにして発動できるなら良いんだ。出来ないからな。魔法を使う度に金がかかることになる。
そして何より、どの色との相性が悪いのかを調べないと使い物にならないという事なんだよな。冒険者向けの魔法というよりは、研究者向けの魔法なのかもしれない。
「まあ、結果は解った。とりあえずは、必要ない魔法という事だな。一応下書きは作っておくが、冒険者には余り使い道が無いのかもしれないな。研究者には売れるかもしれないが」
「研究者ねえ。そっちの方には需要があるかもしれないか。魔力の癖が色と関係があるって話なんだから、色によってどうするのかを研究するのは良いことなのかもしれないがね」
「それで、標準が色によっての管理になるんかいな? まあそれもええんと違うの? 自分らが死んだ後の話やろうけどな。直ぐには無理やろ」
「……癖の事を色と言っている人もいる。もう既にある魔法かもしれない。あたしたちが知らないだけで。研究者は既に知っている魔法かもしれない」
……そう言えばそうだな。色と表現をしたものがどのような人物なのかは知らないが、既にあってもおかしくはない。文字列閥であれば似た魔法は作れるだろうからな。
普及していないという事は、作り方を秘匿して死んだのか? それもあるかもしれないか。簡単に自分の作れる魔法を教える訳が無いからな。誰かが先に作っていた可能性はある。十分にな。
「まあ魔法の研究は続けるがね。ともかく、予約をしてもらえれば作ることは作ろう。新人が出来たときにでも来てくれれば作るさ。上手く使ってくれると嬉しい」
「望み薄やな。研究結果が出そろって初めて解る事やろ。使い道は在らへんと思うのが普通やで。見て面白いもんなんかもしれんけどもやな。まあ検討はしてみるわ」
「あたしは要らないねえ。使えない魔法も使ってみないと中々覚えないものさね。失敗してみて初めてわかることもあるんだよ。相性の良い魔法ばかりを使うのがいいとも限らんのさ」
「……検討はする。期待はしないで」
まあ売れない魔法がまた1つ出来ただけだ。鑑定と言えば、使えるスキルの代表格みたいなものだったんだがな。使えないのであれば仕方がない。さっくりと諦めるとするか。
魔法陣魔法の発表と同時に発表してしまうか。そうすれば、研究職にも知れ渡るだろう。研究してくれれば嬉しいしな。その内使えるようになるかもしれない。
せっかく作った魔法だからな。何かの足しにはしたいものだ。魔法陣魔法は確実に報奨金が出るだろうからな。それに続いてこっちも報奨金が出てくれれば嬉しいが。
「……そろそろ行く。またね。ジョージ。ミーガン」
「またな。またどこかで会うやろ」
「ああ、あたしもとっとと買い物を済ませるかね」
「またどうぞ」
アリアナが帰っていったか。鑑定魔法は失敗に終わったが、まあ良しとするか。いや、魔法自体は成功したんだが、思ったものと違ったと言うか。使いどころが今の所無いだけでな。
使いどころなあ。とりあえず、研究職に丸投げするのが良いだろう。主に貴族な訳だがな。金と権力はあるんだから有意義に研究をしてくれるだろう。被験者も沢山いることだしな。
「さて、自分も買ってとっとと帰りますか。まだ行かなあかん店もあるしな。店主、この3つな。情報料は今回は取れへんのやなあ。残念やわ」
「まあそう言わないでくれ。後は、この魔法も試してみてくれ。速度を上げたんだ」
「どれやどれや? マッドフロッグの魔法な。速度が上がったんやな。まあ使うて見るわ。じゃあこれも足して4つやな。中銀貨4枚でええんやろ?」
「ああ、それでいい。確かにいただいた」
「それじゃあな。ミーガンもまたな。何処かで会うやろ」
「恐らくこの店だろうがね。元気でやんなよ」
ジョージも行ってしまったか。まあ実験用の魔法も渡したし、大丈夫だろう。恐らく大丈夫のはずだからな。速度はあれで問題無い筈なんだがね。
使ってみないと解らないことは多いからな。使ってみてどうだったかを教えてもらわないといけない。とりあえず、ワイルドボアの魔法は量産を掛けるとしてだな。ゴブリンとマッドフロッグの魔法は結果待ちだな。それ程長い時間は掛からないだろうがね。




