460話 12/15 ノイジーバードの季節だぞ
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12月15日水曜日。アンデッドの季節は11月29日に終わった。30日からは完全にみなくなったらしい。光属性の魔法を作り替えたタイミングでの終息だ。運が良かったな。
冒険者も通常通りの運営に切り替わっている。平原に戻ってきた冒険者クランも沢山だぞ。今は元気にノイジーバードを狩っている所だ。最近は非常に五月蠅いんだよな。
12月4日くらいからかな。外でノイジーバードの声が聞こえ始めたのは。そこからはもう酷い。都市上空でもノイジーバードが飛んでいる。本当に邪魔でしかない。
平原でも森でも沼地でもノイジーバードは沢山いるんだよ。メインは平原だけどな。まあ邪魔なんだよ。五月蠅いんだよ。これが12月の末までは続くんだよな。
そんな訳で、魔法が売れていく。魔法使い組みからも聴取をしているんだが、麻痺魔法を沢山作ってくれと言われている。普通の魔法は要らないのかとも思うんだが、とにかく麻痺魔法が欲しいそうだ。まあ、他の魔法だと空を飛ばれたら届かないからな。
基本的に今までの狩りの方法としては、降りてきているノイジーバードに対して魔法を使うというのが一般的だった。上空にいるのは無視だ。
魔法が届かないからな。矢、球、刃、その他色々とあるんだが、特性上落ちてくるからな。重力に引かれて落ちてくるんだよ。そういう魔法だからな。
上空にいるノイジーバードに攻撃しようと思うと、中級魔法以上の規模が無いと無理なんだよな。ああ、都市上空では上級魔法が放たれているのが見ることが出来るぞ。落ちてくるので大変危険なんだけど。火属性の魔法を使うから本当に危ないんだよな。
火事になるぞ? 既に何軒かは燃えているんだけどさ。直ぐに中級水魔法が飛んできて消火はされるんだけどな。大抵はスラムに被害が出ている。
責めて雷属性の魔法にしてくれないのかな? 雷属性なら放出系統の形にすれば落ちてこない筈なんだけど。作り方で形を選べるのかどうかが決まってくるんだろうけどさ。
危なっかしくて仕方がない。五月蠅いのは解るし、目障りなのも解るんだけど、魔法は選んで欲しい。もうちょっとどうにかなるだろうとは思うんだよな。
屋根にノイジーバードが落ちてくることもよくある事だ。回収は冒険者がやっているんだけど。非戦闘員でも出来る仕事だ。割と美味しい仕事なので、皆やっていると思うぞ。苦労もせずにとは言わないが、魔物の死体が手に入るんだから良いだろう?
まあ、冒険者ギルドで並ばないといけないんだけど。長い長い列に並ばないといけないんだけど。それももう暫くの辛抱だ。冒険者ギルドはもう少しで出来るから。
後数日って所だと思うぞ。そういう風に聞いている。四方に分かれてくれれば、そりゃあ効率は良くなるよな。従業員を大量に雇わないといけないんだろうけど。
その位の費用はみれるだろう。利益は十分にあるはずだからな。というか、今までがおかしかったんだよ。この規模の都市なら冒険者ギルドは複数必要だろう?
貴族の怠慢なので、責任は貴族にある訳なんだけど。でも、何処の貴族家が要望を聞き入れてくれたんだろうか。10家くらいに送ったからな。何処かが聞いてくれたんだろうが、解らない所ではある。発言力がある所でないと意味がないからな。
多分だが、私がトリスタン伯爵家から絶縁されたという情報は持っている所だと思う。いい感じに煽ってくれれば良いと思うんだが、どうなんだろうか。
冒険者ギルドが新たに3つできました。慢性的な渋滞が緩和出来ました。発案者はなんとトリスタン家を絶縁された者だという。中々に利発なようだが、トリスタン家はどうして絶縁をしたのか。と煽ってくれていれば最高だな。
ぐぬぬとなっていてくれれば良いんだが、表面上は涼しい顔をしているはずだよな。まあ、待っていてくれ。もう少ししたら涼しい顔も出来ないくらいの成果を発表してやるからな。
そんな訳でだ。最近は麻痺魔法を大量に作っている。身体能力強化魔法と鑑定魔法を売り出す予定だったんだが、それは後回しになった。
だって、前衛がノイジーバードとの戦いに参加できないんだもの。空中戦をやっているんだから仕方が無い事ではあるんだけどさ。
勿論だけど、地上にいるノイジーバードも狩るんだよ? ゴブリンやワイルドボア、ウルフも狩るんだよ? でもまずはノイジーバードだからな。
考えてみてくれ。ノイジーバードはそれはそれは五月蠅いんだよ。ならどうするのか。斥候は魔物の痕跡を探すよりも声のする方向に向かった方が得なんだよ。
地上の魔物とは不意に会う事もあるんだろうが、それはそれで美味しいから良いだろう? そんな事情もあって身体能力強化魔法と鑑定魔法は後になった。ノイジーバードがいなくなってからで良いんだよな。それで十分なんだよ。
魔法の作る配分も全然予定していないものになっているんだけど、仕方がないよな。こればかりは何ともならない。需要がある物を作らないといけないからな。
毎日が完売って訳にもいかないんだけど、8割は売れていくな。水属性や土属性の魔法も作っているからな。毎日来てくれる訳でもないからさ。
それでも、午前中で店を閉めるようにしたんだよ。午後からは来ないと見切りを付けたと言う事になる。来てくれても売るものが殆どないんだけどな。
新規の客も来ているから、徐々に売れていくことになるんだろうけども。大抵は平原を狩場にしている魔法使いなんだけどさ。
同じクランの人も増えてきた。そりゃそうだろうな。魔法使いの数も限りがあるんだし、同じクランの人が来ることは想像に難くない。
客が増えることは悪い事ではないからな。どんどんと来てくれて構わないんだよ。売り上げに貢献してくれれば有り難いよな。
後はそうだな。貴族院に出していた魔法の解析が終わったとの報告書が帰ってきたくらいか。結構時間が経っていたから無理だったんじゃないかと思っていたんだけど。
重力魔法を作っただろう? それの解析が終わったんだ。未確認文字が複数入っていたはずだから、それの調査依頼をしたんだよな。結果が出たと言う事で報告書が送られてきたんだよ。魔法は当然の様に返ってこなかった訳なんだけど。
仕方がないよな。詠唱をしてみて発動するのかを調べていたんだろうから。読める文字であれば魔法は返ってきたはずなんだよ。読めなかったんだろうな。
特殊な文字だったのかもしれない。珍しい魔法だし仕方がないかなとは思うんだけど。重力魔法は闇属性。使い道は殆ど無いものだから、売り物にはならなかったんだろうけどな。それに、また作ったら別の未発見文字が出てくる場合もあるんだよな。
そんな魔法は売りにくいだろう? 何度も何度も貴族院に送らないといけないし。その度に魔法使いの人にも詠唱文を説明しないといけないし。
手間が増えるし、そもそも闇属性の魔法を使う相手がいないんだから、仕方がないよな。対妖精、対精霊の魔法なんだよ。そもそもそんな存在を確認できるのかって話もあるだろう? 居るか居ないかも解らない存在の為に魔法をストックしておくのかって話になってくる。
それにだ。闇属性の魔法でも他に使いやすい魔法は沢山あると思うんだよな。作っていない訳がないと思うんだよ。倒せたら名誉があるんじゃないか?
重力魔法で何が出来るのかは正直な所解らないんだよな。麻痺魔法よりも有用であれば売り出しても良いんだろうが、報告書を読む限りだと、そこまでの有用さは無さそうなんだよな。報告書が正しいとはいえないんだけど。
重力だからな。そもそも解っているのかが怪しい所ではあるんだよ。理解しているのかが問題だよな。重力の概念ってもの凄く曖昧だから。
前世でも完全に解明されていた訳ではないと思うんだけど。その辺は詳しくないからな。調べれば出てくるのかもしれないが、こっちでは調べられないし。
まあ、そんな訳だ。とりあえずはノイジーバードの季節を乗り越えないといけない訳なんだよ。五月蠅いのは御免だ。早く過ぎ去って欲しい。




