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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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456話 10/26 スーザン来店

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 魔道具は本当に高く売れるよな。初級中級上級の括りが無いのが良いのかね? 便利だから皆使うという事なんだろうが、安い魔道具も沢山あるからな。そっちも作って貰わないと困るんだよな。


 高い魔道具だけを作っていればいいという訳にはいかない。安い魔道具だってかなりの需要があるんだよ。そっちもつくって貰わないといけないよな。


 当然だが、生活に直結するからな。魔道具無しの生活をしている訳ではない。至る所で魔道具は使われている。貴族を中心に富裕層は殆どを魔道具に頼っている状態だ。その魔道具が作られないと言う事になると、大変な事になってしまう。


 私の店は、中流階級よりは良いと言ったところか。上流階級に踏み込めるかと言われたら、微妙な所ではあるんだよ。下流階級は銅貨を使い、中流階級は銀貨を使う。そして、上流階級は金貨を使うという訳だ。その位の差がある。因みにスラム階級は鉄貨を使うぞ。


 住んでいる所がスラムでも、下流階級はいるし、むしろそっちの方が多いんじゃないかな。スラム階級は余程生活が破綻していないとならないからな。


 冒険者で、非戦闘職でも銅貨くらいは使えるからな。第1スラムまでいかないと居ないのではないだろうか。あそこは無法地帯みたいになっているからな。


 平均的な年収は中銀貨5枚。つまりは平均は中流階級な訳だ。中央値は下流階級なんだろうが。一部の上流階級民が引き上げているだろうからな。私も分類的には上流階級だ。


 本当に上流階級に分類しても良いのかという問題はあるんだけどな。大半の金は教会に吸い取られて行っているからな。教会への寄付をしなくても良いのであれば、間違いなく上流階級だ。


 教会への寄付は減らせないからな。費用はどうしても必要になってくる。無くても良いくらいの店になれば良いんだろうが、無理だよな。現実的ではない。


 そもそも、教会にいる子供たちにも知られている魔法屋とはとなる。魔法使いの中では有名だが、普通の人にとっては特に何も感じない店なんて事は普通にあるからだな。


 例えば、医学書で有名な本屋があるとしよう。医学部や医者界隈からは素晴らしい店だと思われていても、そこを利用しない一般人にとっては、普通の本屋よりも下に見られるのは当然の事なんだよ。誰が一般人で医学書を読みたがるのかって話だよな。


 それと同じだ。魔法屋とは、魔法使いしか利用者がいないんだよ。その界隈しか知らないんだ。だから、魔法使いになりたい子供は居ても、魔法屋の位置を把握している子は少ない。


 その界隈に入って初めて知る事だからな。そんな訳で、店の知名度は無いに等しいので、教会での宣伝は必須なんだよ。金がかかるのも仕方がないんだ。


 中流階級よりは良い生活をしていると思っている。だが、上流階級に入れるのかというと、微妙なラインだと思うんだよな。見る人によって答えが変わってくると思うんだよ。


 だから、魔道具に関しても、中金貨もするのであれば見送りが普通じゃないのかなと思う。除湿器は欲しかったんだがな。個人的に自由になる金が少ないのが問題なんだよな。


 基本的には店のお金である。それで私の生活を整えても良いのかという話になってくるだろう? 私の給料は月給に直すと大銀貨17枚になるんだ。辛うじて小金貨の収入があると言った感じだな。


 年収にすれば、中金貨は行くとしても、年収全部を使ってまで除湿器が欲しいのかって話になってくるんだよな。それならクーラーを待った方が賢くないか?


 用途が違うんだけどな。除湿器は湿度の調整に使うんだし、クーラーは温度の調整に使うんだ。用途は別だが、優先度的にはクーラーじゃないかなと思っている。夏に快適になるのは、クーラーの方だからな。除湿器だけでは不足なんだよ。


 それでも5℃くらいは変わるとは思うけどな。湿度の体感温度への影響は大きいと思っている。基本的にはセットで使ってもらうものになるんだろうとは思うけどな。特に貴族には。涼しくても湿度が高いと気分的によろしくないからな。


 魔道具は基本的には贅沢品なんだよな。火を出す魔道具、あれは魔石コンロと言っても良いのかもしれないが、それについてはほぼ全ての中流階級の人が持っている。


 下手をすると下流階級の人たちも持っているかもしれない。魔石があれば、煮炊きをする事が簡単になるんだからな。魔石もそこまで高いものではない訳だし。


 普通に木材を仕入れるよりは安いと思うぞ。1度に支払う金額は大きいのかもしれないが、通算してみると、魔石を買うだけの方が安く上がるだろうな。


 損得の計算をしないといけない訳なんだが、それよりも明日の食費の事を考えてしまうのが心情というものなんだよ。どうしても目の前の生活が目に留まってしまう。


 仕方が無い事ではあるんだけどな。必要最低限のもので何とかしないといけないんだから。貯金も出来るかどうか解らないからな。出来ているのであれば、魔道具を買う事をおススメするが。


カランカラン


「いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」


「また来たよ。今回も沢山買わせてもらう。と言うか沢山買う。これは決定事項だからね。だから少しばかり遅く来たんだし」


「ああ、沢山買っていってくれるのは嬉しいんだが、実はそんなに在庫は残っていない。今日は結構売れたからな。最近は売り上げが伸びてきているから、そんなには在庫は無いんだよ」


「ああ、心配しなくても大丈夫だ。在庫なら見た感じ沢山あるからね。それでも足りないくらいではあるんだけど、目的のものは手に入りそうだよ」


「そうか? いつも買っていってくれる雷属性の魔法や、風属性の魔法が無いんだが。火属性と氷属性の魔法も少ないし、期待には添えられないとは思うんだが」


「いや、今回買っていくのは、そこの山になっている雷属性の魔法なんだよ。そして、この魔法屋に置いてある全ての魔法と言う事になる」


「ん? 全部の魔法を買っていくのか? 弟子の魔法も残っているんだが、それも全部買っていくのか? 確か弟子の魔法は少ないから買わないんじゃなかったのか?」


「それはそうなんだが、そうも言ってられない状況になっているのは知っているかい? もうすぐアンデッドの季節がやってくるんだよ。そうなると、魔法使いは皆、沼地に派遣されるんだよ」


「ああ、アンデッドの季節がやってくることを知っているんだな。それならば納得だな。ここにある魔法を全部買っていくのはその為か」


 アンデッドには何でもいいから魔法をぶつけるのが普通なんだよな。数も多いしで本当に切りがないと聞いている。魔法使いは常習的に魔法を貯め込むんだが、それが一気に無くなる季節がやってきたと言う事なんだよ。


 アンデッドの季節で使用された魔法に関しては、貴族から補填が入る。100%の金額が返って来るんだよ。だから打ったもの勝ちになるんだよな。打ってしまえば金が返って来る。例え中級魔法を打ち込んだとしても返って来るんだよ。


「そうだ。威力や範囲、その他の相性なんかも関係ない。使ってしまえば貴族からお金が戻ってくる。闇属性の魔石を回収さえすれば元は取れるからね」


「そうだな。となると、タイフーンウルフの方はお休みになるのか。暫くはいかない様になるんだよな? 詳しいことは知らないんだが」


「そうだね。アンデッドの季節が終わるまではそっちにかかりきりになるかな」


「そうか。まあ、でも魔法だけは先に売っておくか。麻痺魔法の強化に成功したんだ。それを試してもらいたい。値段は大銀貨1枚と高いんだが、タイフーンウルフにも効果が見込めると思う。ただ、魔力が初級魔法4回分か5回分が必要になるかもしれない。それについては実験を頼めるか?」


「良いよ。任されよう。魔法には実験が付き物だしね。それは仕方がないかなって思っているよ」


「助かる。後は、魔力の色を見られる魔法を売るつもりなんだよ。弟子の魔法は赤色なんだが、赤色の魔力の持ち主であれば、使える筈だ。魔力と同じく身体能力も見えるようになるんだが、感覚で解ると思う。外側に溢れているのが魔力なんだ」


「ちょっと、待ってくれるかい? そんな魔法があるのか? 色々と常識が崩れるんだけど?」

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