440話 10/25 ナターシャ来店
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朝飯を食べてきて、魔法を並べて開店した。いつも通りだな。いつも通りで何も悪いことは無い。まあ、私は身体強化魔法を読んでいるんだけどな。これは今後かなり売れると思うんだよ。
まずは効果だな。効果は身体能力の強化。これは当然だな。どの位強化されるのかは解らないが、結構良い事を書いてあるからそこそこ強化がされるのではないかと思っている。
そして、何故か光属性の魔法だったんだよな。光属性っていうのも解らなくはないんだけど、光属性は本当に需要が少ないからな。アンデッドの季節があるんだから、需要は無くはないんだけどな。闇属性の魔法に比べたらまだまだ需要はある。
アンデッドの季節に需要があるのかって? あると思うぞ。何故か知らないが、光属性の魔力を付与することになりそうだからだ。これが本当によく解らないんだが。
何故に光属性を付与することになったんだ? アンデッドの季節が近いからありがたい魔法ではあるんだけども。光属性と言えばアンデッド特効。前衛でもアンデッドに痛打を与えられるのであれば、大きなことだぞ。何でそうなったのかは本当に解らないんだけど。
そして、効果時間は10時間程度になった。12時間くらいを予定して作ったんだが、まあ十分だろう。10時間も戦えば成果を一通り集められるだろうからな。それ以上ってなるとクランの規模が大きすぎるって事になる。泊まりを覚悟しないといけない規模だろうな。
だから10時間で納得する。それ以上必要なら人数と効果の強さを削らないといけないからな。何処かを立てれば何処かが削られる。それは仕方が無い事なんだよ。
で、数と言うか人数だが、203となっている。単純に考えるのであれば、203人に効果があるという事なんだろうな。1人に2回かかるという可能性も無いことは無いと思うんだが。
まあ、その辺は大丈夫だろうと思う。多分だけどな。1人を多重に強化してしまった場合は、1人がもの凄く強くなるんだろうが、それはそれでいいじゃないか。
因みにだが、素材はレッドベアの物を使用している。一番効果がありそうだったからな。この近辺の初級の魔物で一番強いのがレッドベアだからだな。
それと、ワイルドボアでもいいかもしれないと思ったんだが、4足歩行と戦闘時2足歩行では、強化の方向性が違う様な気がしたんだよ。レッドベアは起き上がって戦闘をしてくるからな。
となるとゴブリンの素材が一番良さそうに思ったんだが、ゴブリンだろ? 余り強くなる未来が見えなかったんだよな。所詮はゴブリンである。仕方ないね。
そんな訳で、身体能力強化魔法は完成した。改良点は幾らかあるんじゃないかと思っているんだが、まあとりあえずはこれでいいんじゃないかと思う。
数も200くらいであれば十分だろうと思うしな。足りなければ、魔法を使えばいい。弱く強化をするよりはマシだと思うんだが、どうだろうな。
その辺りは聞き取りをしないといけないだろう。数の調整が出来るのかどうかも考えないといけないな。ただ、そうだな。この魔法は魔法使いでなくてもいいってのが良い所だよな。
戦闘職の前衛にも、魔法が1回だけ使えるという人も居るんだよ。割と数が居るぞ。1回では魔法使いとしてみなされないだけで、1回だけなら使えるという人は居るんだよ。
その人に使ってもらえばいいんだよ。まあ、魔力の色を合わせないといけないんだろうけどな。その辺は色々と試してもらわないといけないと思う。鑑定魔法を使えば1発なんだがな。
……鑑定魔法も売り出すか? 需要はない訳ではないんだよな。特に今回みたいな身体能力強化魔法を使うのであればだ。私の魔力の色なら誰でもいいんだろうが、クライヴ君のだとなあ。合う合わないを試してもらうよりは良いのかもしれない。
それにリアムにも作って貰うだろうし、鑑定魔法は用意した方が良いのかもしれない。あまり公開したいとは思わないんだがなあ。かなり特殊な魔法になる訳だし。
いずれは研究者に成果として叩きつける予定だったんだが、売り出してもいいかもしれないな。ついでにデータも少しばかり集めてみるか。研究者にはならないけどな。
そうなると魔法の作成数量を見直さないといけないな。これは絶対だ。鑑定魔法と身体能力強化魔法もそこそこの数を作らないといけないと思うからな。さて、どう配分するか。かなり難しい話になってくると思うんだよな。
まずは麻痺魔法、これは10作る。今のままを維持したい。ノイジーバードを9とゴブリンを1だな。これは維持させてもらう。優先度が高いのはこの魔法だからな。
その次に身体能力強化魔法。これを5作ろうか。鑑定魔法も5作る。暫くの間だけだ。これに関しては鑑定魔法を減らしながら様子見をする。ここで10を確保するように考える。売上次第で変化はさせるが、とりあえずは10確保だな。
カランカラン
「いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」
「いらっしゃいませ!」
「こんにちは! また来ましたよ。やっぱり使ってみた感じはいい感じなんだよね。だから早く来ちゃった。今日も色々と買っていくからね」
ナターシャか。元気があってよろしい。若干苦手なんだが。元々陰キャだからな。多少は貴族社会で揉まれているとは言え、陰キャなのには変わりがない。
と言うか、貴族は陰キャでないと勤まらない所もあるんだよな。コミュニケーションが出来る陰キャなんだよ。コニュ障イコール陰キャではない。そこは間違えないでほしい。
陽キャに見えるように振舞う陰キャなんだよ。基本的には裏で何かをする人種だからな。貴族ってそんなものだぞ。いい存在では無いんだよな。
「沢山買って行ってくれると嬉しい。品ぞろえは悪くないと思っているんだ。他の魔法屋よりは少ないだろうが、色んな魔法を置いてあるって事には変わりがないとは思うしな」
「他の魔法屋と比べたら駄目なんじゃない? だって、2人しか居ないんでしょ? 普通の魔法屋って30人は居るんだから。それだけ魔法も沢山あるし。種類は少ないんだけどね。なんて言ったらいいんだろう、皆が同じ魔法を作っているような感じなんだよね」
「だろうな。魔法の作り方が解る側から言うと、皆が皆同じ魔法を作っているだろう。店ごとには異なるんだろうが、火属性ならこの魔法、風属性ならこの魔法って具合に決まっていると思うぞ。私の店は、同じ属性でも何種類かは置いてあるけどな」
「やっぱり? 作り方を知らないからあまり言えないんだけど、もうちょっとどうにかして欲しいなって魔法もあるんだよね。特に威力かなあ。弱い魔法は本当に弱いんだよ」
「ある程度の威力は欲しいだろうな。最低でも、魔物を足止めできるだけの威力は欲しいだろう。足止め出来ないのであれば、使う意味が少ないからな。前衛が足止めすると、どうしても負傷の事を気にしないといけないだろうし」
「そうなんだよねえ。特にワイルドボアかな。あれの足止めに失敗すると前衛の人が怪我をするし、もうちょっと威力があってもいいんだよって思わなくもないんだよね」
作り方次第だからな。その分数が多いとか、色々とあると思うんだが。最低限度の威力は欲しいって所なんだろうな。気持ちはよく解る。だから、ある程度の威力はある様にしてあるんだし。
魔法の改良というのは、本来であればもの凄く難しい事なんだよな。文字列閥はそうでもないんだろうけど、他の派閥だと難しい。文章を見直さないといけないからな。
しかも、それが出来る人間が居ないんだろうな。既に何代目かになっているんだからな。初代は書き換えることが出来たんだろうが、今の弟子たちに出来るかという疑問は残る。
「よし、とりあえずこんな所かな。ある程度解って来たし、これくらい買って行っても大丈夫だと思うんだよね」
「そうか。クライヴ君、会計だ」
「はい。中銀貨8枚になります。……丁度頂きました」
「毎度どうも。またどうぞ」
行ったか。買って言ってくれることは良い事だな。売れ筋を考えないといけないんだよな。数の見直しをするんだから。もう少し後の話になるんだろうけどな。




