356話 10/15 簡易スープの素が一応出来上がる
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とにかく麦粉を入れて、ゼリー状の物が無くなるまで入れては水が無くなりを繰り返させた。途中で食事には行ったけどな。流石に飯抜きは辛すぎる。
そして、魔法を作っていた訳なんだが、まあ、そっちの方は、問題ない。いつもの作業だからな。いつも通りに熟せば良いだけだ。慣れてくれば、そんなものである。
クライヴ君も、もう少し作れたら、慣れるまでの時間が短いんだろうけどな。こればかりは仕方がない。練習あるのみなんだよ。作ってみない事には、解らないものなんだよ。
そんな訳で、夕方。一応、1日でどの位の事が出来るのかって思っていたが、ある程度の商品にはなりそうだった。今も、粉になっているスープの素があるしな。
そう、粉になったんだよ。麦粉を結構多めに入れたけどな。多めに入れないと、駄目だったって訳なんだが。スープが若干とろみが出てくるくらいには入れたと思う。
「……美味いな。一応、これで完成な訳なんだが、明日も来てくれるか? どの位の煮込み時間で、どの位の麦粉を入れないといけないのかの研究をしなければならない」
「解りました。明日も来て良かったんですね。1日で終わってしまうのかと思っていました」
「1日では終わらんな。商品化するんだから、色々と検証をしていかないといけない。分量から何からを計算してもらわないといけないんだよ。1食分は、このくらいで良いかもしれないが」
「売るのでしたら、何百食とまとめて売る、でしたか。どの位が良いのかも解りませんからね。それを計量するものも必要ですか。……凡そでは駄目なんですか?」
「いや、凡そでいい。むしろきっちりと計ることは無謀に等しい。作る側がどの位の量を入れて、水をどの位入れるのかは、解らないからだな。基準が無いから、実質無理だ」
そうなんだよな。スープの素を作ったのは良いんだが、それを使う側がどの位の分量が必要なのかを理解していないと、無意味なんだよ。濃かったり、薄かったりはあると思うんだよな。
こればかりは、炊事担当の者が、感覚で覚えるしかないと思うんだよ。売るのも量り売りにするつもりだったんだけど、無理だって結論に至ったからな。何を基準にしていいのかが解らない。
とりあえず、このくらいで500人分ってのを覚えて貰うしかないのかな。店員の感覚でな。壷1つ分で1万食とかそんな感じになるだろうとは思うんだが、さてさて、どうなる事やら。
メルクリアには、明日も来てもらって、煮込み時間と麦粉の量を計って貰うとしてだな。それで、後は、何人かを紹介してもらう感じになるのかな。クランの人以外の人をな。
その辺はギースに任せてあるから、割と直ぐに集まりそうではあるんだが。集まってくれると嬉しいが、ぺらぺらと話す人を連れてきてもらっても困るんだけどな。
私の副業にするのは、その通りなんだが、あまり秘密を漏らすと、仕事が無くなる可能性も考えて欲しいものだ。スープの素が売れなければ、商売にならないんだからな。
あくまでも商売なんだよ。慈善事業では無いんだ。骨を煮込むことは、知られていないようだし、骨を活用しているって事を知られなければ、何とかなるとは思うんだけどな。
それでも、秘密はバレるものだからな。秘密がバレる前に売り切らなければならないんだよ。ある程度は、稼ぎたいな。自分で出来るからと、真似されても困るんだよ。
作り方は、何も難しくはない。ワイルドボアの骨を煮込んで、麦粉を入れるだけ。それだけで良いんだから、お手軽なものなんだよ。なるべく長く副業に出来ると良いんだけどな。
5年くらいは何とかなるとは思うんだが、どうだろうか。クランの多くには、非戦闘職の人たちが居るからな。真似されるのは、仕方が無い事なんだよ。発想だけだからな。
気が付けば、そんなに難しい事はしていないんだから、真似はされると思う。されても仕方がないんだよ。商売とはそんなものだ。自力生産が出来てしまえば、商売にならないんだよ。
それまでに、弟子を3人ほど抱え込みたいとは思うんだけどな。クライヴ君を抜いて、3人ほどだ。その位の人数は必要になってくると思われる。魔法屋は必要とされているからな。
「とりあえずだ。ギースには人を集めてくれるように言ってくれ。最初は10人で良い。直ぐにとは言わないが、なるべく早くと言っておいて欲しい。そして、明日も買い出しに行ってもらう」
「解りました。ギースさんにはそのように伝えておきますね。それと、買い出しですが、何を買いに行けば良いんでしょうか?」
「火を出す魔道具と大鍋だな。荷車で行ってもらう事になる。荷車は貸し出すから、安心してもらっていい。作業に必要な物を9人分買ってきてくれ。金はなるべく安い方が良い」
「解りました。何が必要になるのかを考えておきます。出来るだけ安くという事ですね?」
「ああ、その認識で合っている。水を出す魔道具は、これ1つでも良いとは思うから、他に必要な物を買ってきてくれ。初期資金は潤沢にあるが、回収できないのは、問題だからな」
「そうですね。使ったお金以上に稼がないと、お金を使う意味が無いですもんね。解りました。なるべく安いものを選定してきます。使い勝手が良いものを探してきます」
「ああ、そうしてくれ。それと、冒険者ギルドから、ワイルドボアの骨を貰ってきてくれるか? この籠にいっぱいでいい。今日と同じくらいで十分だからな」
「解りました。早速行ってきます」
これで良しと。とりあえずは、ワイルドボアの骨を活用した簡易スープの素は、出来上がったと思う訳だ。後は、これをどのようにして売るのかを考えないといけないんだが。
入れ物は、壷で良いよな。でも、毎回入れ物を用意するのもなんだから、入れ物は持参してもらう事にしようか。壺代も払ってもらわないと困るからな。
これで、何とか副業は出来そうな感じだな。利益がどの位上がるのかが楽しみだが、まあ、期待はしない方が良いんだろうな。どの時点で真似されるのか。解らんからな。




