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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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350話 10/15 マシュー来店

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 とりあえず、麦粉を買いに行ってもらった。試作するから、ある程度の量があっても良いとは思うんだが、どうなんだろうな。ついでに塩も買ってきてもらう事にしたんだが。


 まあ、今のままでは足りないだろうと言われてしまった。腐らないからな。多少は置いておくのも良いだろう。干し肉にするときの様な暴利では無いとのことなのでな。塩は生活必需品。それを高くしてしまうのは、問題があるという事なんだよ。簡単に値を下げる訳にもいかないのだが。


 貴族家とて、利益は出さないといけない。塩で赤を出してしまうと、他で回収するしかなくなってしまう。つまり、税金が上がるという訳だな。単純に考えるとそうだろう。


 トリスタン家では、塩は扱っていなかったと思う。そんな情報は入ってきていない。知らなかったという事は無いとは思う。私に渡してもいい情報では無かった可能性はあるが。


 まあ、とりあえずは、関係なくなった家の事を考えても仕方がないと言ったところか。追い出されたんだから、どうでもいいな。とりあえずは、安く手に入ればそれでいい。


 麦粉もそんなに高くは無いはずだからな。そうしないと、パンが高くなってしまうからな。パンは安い方が良い。パンも食べられないというのは、酷だろう。


 それでも、肉の方が安い訳なんだがね。パンの方が高いのはその通りだ。安さだけで求めるのであれば、肉一択だな。肉の過剰供給だからな。狩り過ぎている冒険者が悪い。


 いや、まあ、肉だけ食っていても、生活は出来るんだから、肉の存在は有難いんだけどな。世の中には、肉しか食わねえって奴と、野菜しか食わねえって奴がいるんだ。


 どっちも良いとは思わないがな。何事もバランスだと思っている。バランスが悪いと、体調に来てしまう事があるとは思っている。体調よりも食いたいものを優先するんだろうが。


カランカラン


「いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」


「いらっしゃいませ!」


「ふむ。また来たぞ店主。魔法を見させて貰うぞ」


「ああ、ゆっくりと見て行ってくれ。だが、その前に確認だ。前回に弟子の魔法を買って行ってくれたと思うんだが、どうだった? 相性が良ければ、そっちを買ってもらいたいんだが」


「弟子の魔法か。可もなく不可もなくと言ったところか。文面通りに発動したかと言われると、微妙な感じはしたんだが、それはよくある事だからな。比較的マシな部類だった」


「そうなのか? 使っても不都合が無ければ、弟子の魔法を優先的に使ってやって欲しいんだが、どうする? 相性的には、私の魔法の方が良かったんだろう?」


「ああ、そうだな。両方買っていくというのが、一番いいだろうな。正直な所、完全に自分の癖に合うかどうかと言われたら、解らない所があるんだ。文章的な問題もあるんだが」


 ん? どういうことだ? 文章的な問題とはなんだろうか。基本的には、魔力の色が合うかどうかだとは思うんだが、文章的な問題とはなんだろう。


 良く解らないが、文章で不思議な所でもあったんだろうか。そんな事は、無いとは言えないのが、悲しい所ではあるんだが。文章が正しく書いてあるとは、言えない所もあるからな。


 文章は精霊が書いていると言われている。その文章を訳したのは、人間であって、完全とは言えないんだよ。何処の誰がやらかしたのか知らないが、訳した奴は、天才だろうな。


 そういう事を言いたいわけでは無さそうなんだが、どうだろうか? 何か原因があるのかは知らないが、文章の問題もあるのか。良く解らんが。


「まあ、使えない訳では無かったからな。買わせてもらうとして、とりあえずは、あの雷属性の魔法だな。あれがあるのとないのとでは、心理的な安心感が違う。それは欲しい所だ」


「前回もそう言っていたか? だが、頼り過ぎてもいけないと言っていた気がするんだが、気のせいだったか? 慣れすぎるのも良くないと言っていた気がするんだが」


「ああ、あれに慣れてしまうのは、良くない。魔法を選ばなくなってしまう。そうなったら、その魔法しか使えなくなってしまう。選択肢は多い方が絶対に良い」


「それは、そうだろうな。選択肢に1つ加わった程度の認識にしておいてもらわないと、私も雷属性の魔法ばかりを作らないといけなくなってしまう。それは、勘弁願いたい」


 作ったら売れるというのは、良いことではある。良いことではあるが、それしか作らなくなるのは、いかがなものかと思う訳だ。他の魔法も作っていきたいと思っている。


 便利過ぎる魔法は、確かに色々と問題があるとは思う。だが、選択肢の1つとしてもらう事には、問題ないだろうと思っている。索敵魔法? あれは便利を通り越してしまっていたんだろう。


 特定の人から、仕事を奪うのが魔法ではないんだよ。ある程度の使い分けが出来るのであれば、それでいいんだ。もっと便利な魔法があれば良いとは思っているんだが。


「故に、他の属性の魔法も持っておきたいと思っているんだ。そうしないと、1つの魔法に頼る事ほど、危険な事は無いんだからな。買えなければ、最後という訳になってしまう」


「そうだろうな。便利ではあるが、使い場所と場合を選ばないと、出来ることが減っていってしまうだろうからな。それは、魔法使いとして、よろしくはないだろう」


「頼るのではなく、選択肢の1つとして認識しておくことで、幅が広がるのであれば良いんだ。そういう魔法だと思っておかなければならない。これは、他の魔法でも言える事だがな」


 依存性のある魔法は、最終的には、魔法使いの方を殺してしまいかねない。その魔法でないと駄目だという事になっては、勿体ないんだ。色々と使えないと、いけない訳だな。


 解っている魔法使いと、解っていない魔法使いが居るのかもしれない。特に、若い魔法使いは、気を付けないといけないだろう。魔法が無くなって困るのは、自分だからな。


 私よりも若い魔法使いなんて、早々居ないとは思うが、私も何歳まで生きられるのかが解らないからな。保険は必要だろう。早死にする可能性もあるんだからな。


 それでも、魔法を後世に残していけるように、弟子を取るつもりなんだけどな。弟子の問題は、結局は、金の問題となるので、早く副業を成立させないといけないんだけどさ。


「さてと、そうなると、この魔法をもらっていこうか。その位で丁度いいとは思うんだ」


「解った。クライヴ君、会計だ」


「はい。中銀貨6枚になります。……丁度頂きました」


「毎度どうも。またどうぞ」


 行ったか。まあ、便利であることは、認めつつも、使われない様にしていかないといけないと言ったところか。気持ちは解るが、実行しようと思うと、思ったよりも大変なんだよな。


 使える魔法が多くないといけない訳だからな。相性的な問題をクリアしないと、いけないんだから、面倒な方法ではあるんだが。しかしまあ、流石はベテランと言ったところなんだろうかね。

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