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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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324話 10/12 32人目の客

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 さてと、良い時間だな。そろそろ新規の客が来てくれても良い頃だと思う。もう既に既存の客は諦めた時間になっております。その位の時間帯なんだよな。私の店は開いているけどさ。


 これはもう、仕方がないんだよ。新規の客を狙いに行かないといけないんだよな。新規の客が増えれば増えるほどいいんだよ。売り切れに一歩近づくんだよね。


 売り切れへの道は遠い。まだまだ、売り切れには遠いんだよ。他の店の様に、11時には閉めるって判断が出来ると良いんだけどな。出来ないくらいには、余っているんだ。


 他の店なんて、朝から晩まで、魔法を作成しているんじゃないかな。疑問が出てきたんだよな。従業員を遊ばせておくのかと。遊ばせている暇は無いよな。


 多分だけど、朝から順番に魔法を作っていっているんじゃなかろうか。店員は入れ替わりで良いんだからさあ。何人も抱え込んでいたら、そうするんじゃないのか?詳しい事は、解らんけどさ。多分そうなんじゃないかなって。そう思う様になったんだけど。


 私の店は、そもそも、2人しか居ないからな。工房のスペースも使いたい放題だし。普通に使って8人。詰めたら10人は入る工房なんだ。最低でも、7人は雇いたいよな。


 どの位の人数を雇うのが普通なのかは知らないけどな。20人くらいは欲しいって思うんだけど。最低でもって所だよな。本音で言えば、50人くらい欲しいんだよ。


 その位居ないと、魔法使いが多すぎて、魔法が足りない。その内悲惨な事になるとは思うけど、まだまだ魔法使いに対して、魔法屋が圧倒的に足りないんだよなあ。


 仕方が無い事ではあるんだけどな。魔法屋を開くには、魔法を作る知識が必要になるし、纏まった金も必要になる。それがあるのは、貴族から落とされた人くらいなんだよなあ。


 しかも、その人が、魔力を持っているのかどうかは、運になる。魔力が少なすぎて、魔法を使えない人も居るんだから。と言うか、そっちの方が多いんだよな。1回でも使えるって人の方が少ない。


 だから、魔法使いは、貴重だし、大事にされるんだけど、そんな御託はいいから、私の所にも、従業員をくれ。雇いたいんだよなあ。早く大きな店にしていきたいんだよね。


 今はまだ、人材が流れてくるのを待つしかないんだよね。また良い時期に、教会に寄付に行くけどさ。教会も狙いを絞って寄付をするつもりだ。他の所は、どうしているのかは、知らないけど。


カランカラン


「いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」


「いらっしゃいませ!」


「あらら、こんな所にも魔法屋があったんだ。見逃してたね。仕方がない立地ではあるんだけどさ。西側ならともかく、東側でこれは無いんじゃないかなあ?」


 ……アルビノだな。白い肌。白い髪。赤い目。典型的なアルビノだ。嫌われる可能性が高いのもアルビノなんだが、今の所、この世界では、嫌われているという情報はない。


 忌子って言われるか、神の使いとして崇められるのか、何方かというイメージはあるんだけど、何方も無いんだよな。不思議なんだよ。ただのアルビノってだけなんだけどさ。


 両親から、かけ離れた格好になる事が多いから、色々とあるんだけど、この世界では、それは無いのかもしれない。珍しい事には変わりはないんだけどな。私も初めて見たと思うし。


「あれ? 店主さん、これ、紐で結ばれているんですけど、解いても良いんですか? 中身が見れないとか、そんな事は無いですよね?」


「ん? ああ、それは弟子の魔法と私の魔法を区別するために括ってあるだけだから、解いてもらっても大丈夫だぞ。ただ、ちゃんと括り直してくれ。そうしないと混ざってしまうからな」


「ああ、そういう事。解ったよ。解いたら縛る。これで良いんだね。それじゃあ、普通に魔法を見せて貰うんだけど、良いかな?」


「ああ、是非とも見て行ってくれ。そして買ってくれ。後は、名前とクラン名を教えてくれないか? 一応、客の名前と顔は一致させておきたいんだ。その他は、狩場も教えてくれると助かる」


「あたし? あたしはアリソンっていうんだ。クランは「死線の行く末」。そこで魔法使いをやってます。いつも狩りに出かけるのは、平原だね。一番競争が激しいけど」


「競争が激しいのは、そうだろうな。一番活動がし易いだろうし、ある程度の数も確保できる。北から南までの東半分が平原だからな。広いし、無戦果って事も無いだろうからな」


「戦果が無い事なんて、良く有る事だよ? 広いし、魔物も沢山いるけど、その分競合している所も多いからさ。戦果を得るのだって、割と大変なんだよ? 浅い所では狩りをさせて貰えないし」


「浅い所では狩りをさせて貰えない? それはどういう事なんだ?」


「あー、えっと、何って言うか、クランの規模によって、ある程度の所まで行けるじゃない? だから、大きなクランは奥に行かないといけないっていう、全体の決めごとみたいなのがあるんだよ」


「そういう事か。となると、そこそこ大きいクランは、奥に行かないといけないと。その分探索時間は削られるし、戦果も無い場合があると。そういう事か?」


「まあ、言ってしまえばね。別にそんな事を律儀に守る必要はないっていう人も居るんだけど、大きいクランが好き勝手するのは、ちょっと違うよねってなる訳で」


「そうだろうな。小さいクランからしてみたら、厄介に感じるだろうし、もっと大きなクランからしてみたら、自分たちも同じことをしてもいいのかって事になるだろうからな」


「そういう事。だから、皆、約束事みたいにして、守るんだよ。守ってないクランには、警告がいったりもするしね。大きいクランからの命令みたいな感じになるんだけど」


 そんな感じなのか。自治みたいなものなんだろう。そういうのが動くと。中途半端に大きいと、泊りがけってのも、厳しいだろうし、割を食いそうなのは、2000人クラスのクランになるのかな。


 しかし、無言の協定があるとはねえ。知らなかったな。言ってみれば、当然の事ではあるんだけどな。小さいクランで奥になんていける筈も無いんだから。クランにも色々とあるんだな。

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― 新着の感想 ―
スクロールは硬いのですか? 画用紙程度の厚さ硬さなら固結びでもスクロールを少し細くすれば抜けて、少し細めに丸めて輪に通せばいちいち結ばなくても着脱可能ですよね。 どうなのでしょうか。
[一言] 見落としていたら申し訳ないのですが、現在のスクロールの結び方って書かれていましたっけ? 仮に蝶結びをしている設定でしたら、エバンスノット(先端に輪をつくり紐を引くことで輪の大きさを変えられ…
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