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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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315話 10/11 グロリア来店

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 食事に行って、魔法を陳列して、いつも通りに店を始める。クライヴ君もいつも通りだ。一生懸命に掃除中である。気になる事は、特に無いかな。魔法が売れてくれれば、それでいい。


 魔法が売れていかない事には、何もならないからな。とにかく、沢山売れれば良いんだ。在庫が無くなるくらいにな。在庫を抱え込んでいても仕方がない。売れてくれれば、それでいい。


 売り切れになる事は、来るんだろうか。まだまだ先の話ではあるんだけどな。何時になったら、売り切れるのか。12月になってからだろうな。雷属性の魔法が売れるのは。


 ノイジーバードの季節がやって来なければ、雷属性の魔法は売れない。麻痺魔法は別枠なんだが、普通の雷属性の魔法はなあ。どうしても、売れ行きが悪い。いや、売れていないんだけどな。


 属性の相性的にもどうしようもないんだよ。まだ、売れる可能性があるだけマシな部類だな。一応、売れない魔法もあるんじゃないかとは思うんだけど、どうだろうな。


 今まで作ってきて、売れなさそうな魔法って特に無いんだよな。全般売れるだろうという予測は付くんだ。土属性の魔法も徐々にだが、減っては来ているしな。


 とにかく、魔法屋として、一人前と認められるためには、売り切れを経験するかどうかだとは思うんだよ。全部の魔法が売れてくれる。こんな喜ばしい事は、無いだろうな。


 当分は先の話ではあるんだけどな。12月まで待たなければならない。12月でも、売り切れるのかは、解らないけどな。土属性は、そもそも、買い手が殆どいないからなあ。


 それでも、作って置いておかなければならない。だって、買ってくれる人が居るんだからな。売れないのであれば、作る必要は無いとは思うんだけど、売れては居るからな。それを補充しないのは、駄目な気がしている。だから、在庫が無くならないんだけどさ。


 少々の事は、気にしていたら、駄目なんだよ。多少は多めに見て貰わないと困るんだ。まだ1年も経っていないんだからな。1年後には、どうなっているんだろうか。


カランカラン


「いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」


「いらっしゃいませ!」


「また訪問させて貰いましたわ。良い魔法でしたから。今日も選ばせて貰いますわね」


「ああ、選んで行ってくれ。それで? 私の魔法の事は、説明したとは思うが、弟子の魔法はどうだった? 相性があると思うんだが、どうだったのか、それを聞きたい」


「ええ、良いですわよ。結果は、相性が合っていましたわね。文句なしの成果を得られましたわ。使い勝手も、良かったですし、是非にとも買わせていただきたいですわね」


「それは、良かった。それでなんだが、買うときは、弟子の魔法を優先的に買っていってもらえないか? 私の魔力の色の話はしただろう? それの関係でな。弟子の魔法が売れてくれた方が助かるんだよ。どうだ?」


「良いですわよ。メインとするのは、お弟子さんの魔法という事で。確か、店主さんの魔法は、誰でも使えるという話でしたものね。言いたいことも解るので、そうしましょうか」


「助かる。それに、弟子のやる気にも繋がるからな。今後は、弟子の魔法を優先的に買ってくれ。まあ、雷属性の魔法と風属性の魔法しか、作らせていないんだがね」


「あら? それは、どういう……ああ、そういう事ですのね。それならば、仕方がないでしょうね。売れる魔法を作らないといけないのでしょうし、回数については、どうしようもならないですから」


「そういう事だな。多ければ、多いほど良いんだが、そういう訳にもいかないんだよ。特に私の店の様な弱小魔法屋にとってはな。これでも貴重な戦力なんだよ。手放すつもりは無いんだ」


「そうですのね。良かったですわね。普通の魔法屋であれば、ある程度の魔力は要求されますから。運が良かったのでしょう。冒険者向きとも言えない顔つきですし、ここで働けたことを幸運に思いなさいな。普通では、あり得ない事でしてよ?」


「はい。店長には感謝をしてます。その、何処の魔法屋も採用してくれなかったのは、事実なので。諦めたくは無かったので、凄く良かったです」


「そういう訳なんだ。よろしく頼むよ。売り上げにも貢献してやってくれ。使えない魔法を作らせている事は無いんだ。使える魔法を教えているからな」


「使えない魔法でしたら、ここには来ていなかったでしょうね。使えたから、来ているのであって、使えない魔法には用は無いんですの。それは、他の魔法使いも一緒でしょうけどね」


「だろうな。使えない魔法であれば、使わない方が良いまであるからな。それでも使わないといけない事情が無い限りは、使える魔法を厳選した方が、有益だろうからな」


「その通りですわね。使える魔法しか使わないのは、選択肢が多い場合です。私の場合は、選択肢が多かったみたいですから、なるべくは厳選しているつもりですけどね」


「厳選された中に私の魔法も入ってくれている様で良かったよ。使い勝手は、悪くはないと思っていても、それも個人の感想でしか無いからな。使ってくれて、始めて解るってものだ」


「そうですわね。使わないと、解らないですから。それでは、この6つを貰いましょうか」


「ああ、クライヴ君、会計だ」


「はい。中銀貨6枚になります。……丁度いただきました」


「毎度どうも。またどうぞ」


「ええ、また来ますわね。お弟子さんも、自信を持った方が良くてよ?」


「は、はい!」


 行ったか。クライヴ君を雇用したのは、私だからな。何処にもやるつもりは無いんだよ。まあ、どの魔法屋も、基本的には、抱え込むつもりで雇うんだけどな。


 そうしないと、秘密が漏れてしまうからな。秘密が漏れることは、魔法の売れ行きが落ちるという事なんだから。魔法をクランで作られたら、それでそのクランからの収入が無くなるからな。


 出来る限り、秘匿しておきたいものだな。私が発表をするまでは、秘密を貫きたいと思っている。だが、従業員も増やしていかないといけない。中々に大変な事なんだ。簡単にはいかないんだよ。

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― 新着の感想 ―
[一言] そういや麻痺魔法の顧客はのんびり増えてるけど、ノイジーバードの季節になったら広範囲に落とす事になりますが近くでも無ければ、どれが誰が落とした獲物だとかの区別は付かないですよね? 落とした段階…
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