312話 10/10 30人目の客
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11時30分頃か。そろそろ仕舞いにするかね。先にクライヴ君を昼飯に送って、その後に私が食べに行こうか。昼飯は、お任せでも良いだろうとは思う。ダイエット的にも。
流石に肉を全く食べないというのは、問題な気がする。動物性タンパク質は大事なんだよ。植物だけで栄養がちゃんと取れるのかは知らないからな。バランス良くは食べないといけないだろう。
まあ、これでも太るようなら、何かしら考えないといけないんだけどな。運動をしなければならないだろう。運動と言っても、歩くくらいしか、出来ないんだけどな。
剣を振るところが無いんだよな。剣を振る場所は、店の前の交差点になるんだろうが、はっきり言って、夜中でも、人通りはあるんだ。間違って切ってしまったら、お縄になるだろうからな。
危険人物認定されるのは御免だ。兵士に見つかって、職質されるまでがセットだな。そんな事は、御免である。剣を振り回すのは、無しの方向で行きたい。
本当に、歩くくらいしか出来ないよなあ。歩くとしても、4時間くらいしか歩けないが。序でに商業ギルドに行くのも良いのかもしれない。何か必要な物があれば良いんだけど。
特に、これと言って欲しいものが無いんだよな。私生活に困っている訳ではないし、魔法屋の方も順調だ。紐もまだまだ沢山あるから、買わなくても良いとして、何か必要な物があるのか?
傘くらいか? 閉じれる傘を開発してもらっていた所だからな。貴族が先だろうけどな。平民に回ってくるのは、何時頃になるんだろうかねえ。後2,3年はかかりそうな気がするんだけどな。
商業ギルドで揃えないといけないものか。特に無いんだよな。生活必需品が少ないからな。絶対に欲しいというものが少ない。しいて言うのであれば、靴くらいか?
靴は3足しか持ってきていないんだよな。靴の寿命は、ある程度長いからな。そこまで変える必要性を感じていないんだけど、買うとするなら、靴だろうな。
靴もしっかりとしたものを選ぶべきなんだよ。私の履いている靴もしっかりとしたものだが、冒険者が使っている革靴の方が丈夫でしっかりとしている。
歩くことを想定した作りになっているからな。貴族の靴は、見栄え重視な所があるからな。歩くのには、不便かもしれない。歩きにくい訳じゃないから、今は別に良いんだけどな。
冒険者にとって、足回りは重要だからな。距離を歩くんだから、足回りはしっかりとしていないといけないんだよ。靴が重要品だと思わない馬鹿は大成しない。
距離を歩く冒険者の靴が、軟弱な訳がない。数売り品でも、しっかりとしたものを買えるぞ。今後は、靴をそっちにシフトしていかないといけないかもしれない。歩くんだから。
出来るだけ、歩いても疲れない靴だと有難いが、そんな訳にもいかないからな。軽くて丈夫で歩きやすい。そんな靴はある訳がないだろう? 前世じゃあるまいし。化学製品なんで無いんだよ。
まあ、その辺は相談かな。商業ギルドの人とな。良い靴があれば、工房を教えて貰うとしてだな。出来れば、東側に在って欲しいとは思うんだけどな。その辺は運だからな。
さてと、じゃあ、クライヴ君に先に昼飯に行ってきてもらうか。その後に私も昼飯に向かうとしよう。勿論宣伝もな。しても、効果がもの凄く薄いんだけどな。やらないよりはマシだ。
「それじゃあ、クライヴ君。先に昼飯に行ってきてくれ。私も後で行くから――」
カランカラン
「お? いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」
「いらっしゃいませ!」
「ん」
「……えっと、そうだな。名前とクランを教えてくれるか? 名前と顔は一致させておきたいんだ。後は、狩場が何処なのかも教えてくれると助かる」
「ノラ。クランは金を賭ける者。狩場は平原」
「そうか。平原か。平原ならこの魔法だな。この魔法であれば、平原のどの魔物に対しても効果がある魔法なんだ。これが私の店の売りになる」
「拝見する」
……どうも、最低限の会話しかしない感じだな。アリアナともタイプが違う。アリアナは、話が下手という印象なんだが、ノラは、話すことを嫌う印象がある。
「変」
「どの辺がだ?」
「属性。形。効果」
「ああ、形は仕方が無いんだ。魔法の作り方が少しだけ特殊でな。形はそういう形の魔法しかない。普通の形にも出来ないことは無いんだけど、色々と面倒なのと、威力や効果が犠牲になる。それは、作り手としては、許容できない。因って、その形になってしまう」
「属性。効果」
「属性に関しては、余り気にしないでくれ。雷属性でも良いんだ。属性相性で威力がって訳じゃない。その魔法は、効果で攻撃する魔法なんだよ。効果を指定した結果、雷属性になってしまったんだ。だから、効果を重視した魔法という事になる」
「範囲は?」
「範囲は空中だな。飛んでいる対象にも効果がある。だから、ノイジーバードにも特効があるだろうな。広さ的には、もの凄く広いと考えてくれれば、良いだろう。見えないくらいの距離からでも攻撃は可能だ。必ずしも視認している必要はない」
「異常」
「まあ、他の魔法からしたら、あり得ない可能性は高いな。見えている範囲が範囲だと思ってくれればいい。最悪、見えていなくても攻撃は出来るが、見えていないと、どの群れに攻撃したのかが、解らないだろうからな。見えている範囲で使ってくれればいい」
「色違い」
「ああ、紐の話か。それは、弟子の魔法と私の魔法を区別するために紐で括ってある。さっき解いたように、解いても構わん。だが、括り直してくれよ? 混ざると面倒だからな」
「この2つ」
「そうか。弟子の魔法も買ってくれるのか。それは有難い。では、クライヴ君、会計だ」
「はい。中銀貨2枚になります。……丁度いただきました」
「毎度どうも。またどうぞ」
行ったか。どうにも違うタイプのようだな。アリアナとは、違うな。あれは、会話が難しいタイプの魔法使いだ。シンプルだが、何を言いたいのか、解らない時がありそうだ。
まあ、何とかなるとは思うけどな。あんな感じの人は、初めてだから、ちょっとだけ、心配ではあるんだけど、何とかなるだろう。多分だけどな。




