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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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312話 10/10 30人目の客

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 11時30分頃か。そろそろ仕舞いにするかね。先にクライヴ君を昼飯に送って、その後に私が食べに行こうか。昼飯は、お任せでも良いだろうとは思う。ダイエット的にも。


 流石に肉を全く食べないというのは、問題な気がする。動物性タンパク質は大事なんだよ。植物だけで栄養がちゃんと取れるのかは知らないからな。バランス良くは食べないといけないだろう。


 まあ、これでも太るようなら、何かしら考えないといけないんだけどな。運動をしなければならないだろう。運動と言っても、歩くくらいしか、出来ないんだけどな。


 剣を振るところが無いんだよな。剣を振る場所は、店の前の交差点になるんだろうが、はっきり言って、夜中でも、人通りはあるんだ。間違って切ってしまったら、お縄になるだろうからな。


 危険人物認定されるのは御免だ。兵士に見つかって、職質されるまでがセットだな。そんな事は、御免である。剣を振り回すのは、無しの方向で行きたい。


 本当に、歩くくらいしか出来ないよなあ。歩くとしても、4時間くらいしか歩けないが。序でに商業ギルドに行くのも良いのかもしれない。何か必要な物があれば良いんだけど。


 特に、これと言って欲しいものが無いんだよな。私生活に困っている訳ではないし、魔法屋の方も順調だ。紐もまだまだ沢山あるから、買わなくても良いとして、何か必要な物があるのか?


 傘くらいか? 閉じれる傘を開発してもらっていた所だからな。貴族が先だろうけどな。平民に回ってくるのは、何時頃になるんだろうかねえ。後2,3年はかかりそうな気がするんだけどな。


 商業ギルドで揃えないといけないものか。特に無いんだよな。生活必需品が少ないからな。絶対に欲しいというものが少ない。しいて言うのであれば、靴くらいか?


 靴は3足しか持ってきていないんだよな。靴の寿命は、ある程度長いからな。そこまで変える必要性を感じていないんだけど、買うとするなら、靴だろうな。


 靴もしっかりとしたものを選ぶべきなんだよ。私の履いている靴もしっかりとしたものだが、冒険者が使っている革靴の方が丈夫でしっかりとしている。


 歩くことを想定した作りになっているからな。貴族の靴は、見栄え重視な所があるからな。歩くのには、不便かもしれない。歩きにくい訳じゃないから、今は別に良いんだけどな。


 冒険者にとって、足回りは重要だからな。距離を歩くんだから、足回りはしっかりとしていないといけないんだよ。靴が重要品だと思わない馬鹿は大成しない。


 距離を歩く冒険者の靴が、軟弱な訳がない。数売り品でも、しっかりとしたものを買えるぞ。今後は、靴をそっちにシフトしていかないといけないかもしれない。歩くんだから。


 出来るだけ、歩いても疲れない靴だと有難いが、そんな訳にもいかないからな。軽くて丈夫で歩きやすい。そんな靴はある訳がないだろう? 前世じゃあるまいし。化学製品なんで無いんだよ。


 まあ、その辺は相談かな。商業ギルドの人とな。良い靴があれば、工房を教えて貰うとしてだな。出来れば、東側に在って欲しいとは思うんだけどな。その辺は運だからな。


 さてと、じゃあ、クライヴ君に先に昼飯に行ってきてもらうか。その後に私も昼飯に向かうとしよう。勿論宣伝もな。しても、効果がもの凄く薄いんだけどな。やらないよりはマシだ。


「それじゃあ、クライヴ君。先に昼飯に行ってきてくれ。私も後で行くから――」


カランカラン


「お? いらっしゃい。ゆっくりと見て行ってくれ」


「いらっしゃいませ!」


「ん」


「……えっと、そうだな。名前とクランを教えてくれるか? 名前と顔は一致させておきたいんだ。後は、狩場が何処なのかも教えてくれると助かる」


「ノラ。クランは金を賭ける者。狩場は平原」


「そうか。平原か。平原ならこの魔法だな。この魔法であれば、平原のどの魔物に対しても効果がある魔法なんだ。これが私の店の売りになる」


「拝見する」


 ……どうも、最低限の会話しかしない感じだな。アリアナともタイプが違う。アリアナは、話が下手という印象なんだが、ノラは、話すことを嫌う印象がある。


「変」


「どの辺がだ?」


「属性。形。効果」


「ああ、形は仕方が無いんだ。魔法の作り方が少しだけ特殊でな。形はそういう形の魔法しかない。普通の形にも出来ないことは無いんだけど、色々と面倒なのと、威力や効果が犠牲になる。それは、作り手としては、許容できない。因って、その形になってしまう」


「属性。効果」


「属性に関しては、余り気にしないでくれ。雷属性でも良いんだ。属性相性で威力がって訳じゃない。その魔法は、効果で攻撃する魔法なんだよ。効果を指定した結果、雷属性になってしまったんだ。だから、効果を重視した魔法という事になる」


「範囲は?」


「範囲は空中だな。飛んでいる対象にも効果がある。だから、ノイジーバードにも特効があるだろうな。広さ的には、もの凄く広いと考えてくれれば、良いだろう。見えないくらいの距離からでも攻撃は可能だ。必ずしも視認している必要はない」


「異常」


「まあ、他の魔法からしたら、あり得ない可能性は高いな。見えている範囲が範囲だと思ってくれればいい。最悪、見えていなくても攻撃は出来るが、見えていないと、どの群れに攻撃したのかが、解らないだろうからな。見えている範囲で使ってくれればいい」


「色違い」


「ああ、紐の話か。それは、弟子の魔法と私の魔法を区別するために紐で括ってある。さっき解いたように、解いても構わん。だが、括り直してくれよ? 混ざると面倒だからな」


「この2つ」


「そうか。弟子の魔法も買ってくれるのか。それは有難い。では、クライヴ君、会計だ」


「はい。中銀貨2枚になります。……丁度いただきました」


「毎度どうも。またどうぞ」


 行ったか。どうにも違うタイプのようだな。アリアナとは、違うな。あれは、会話が難しいタイプの魔法使いだ。シンプルだが、何を言いたいのか、解らない時がありそうだ。


 まあ、何とかなるとは思うけどな。あんな感じの人は、初めてだから、ちょっとだけ、心配ではあるんだけど、何とかなるだろう。多分だけどな。

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― 新着の感想 ―
[一言] ノラみたいなお客さんと、いつもどおりの店主見ちゃうとまだまだ店番一人でできる気しないよね~
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