表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

281/464

282話 10/5 熟考するのは、後でもできるんだけどな

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 考えて考えて、結果買わないって人も居るんだけど、魔法使いだからな。買っては行くと思うんだよ。どうなるのかは解らないけども。とりあえず、大丈夫だろうとは思うんだけどな。


 思考の海へと潜っていく系の人なんだから、暫くは時間がかかるだろうな。外でもこんなことをしているんだろうか。引っ叩かれそうな気がしないでもない。


 戦闘準備中にこれになられたら、話にならないからな。ポールの所のクランではどういう扱い方をされているんだろうか。割と雑な気がしてならない。


 私は別に気にしないので、じっくりと思考の海へと潜っていってくれて構わんよ。熟考したい時もあるだろうさ。それが頻繁に行われているだけで。面倒な客だなと思わないようにしないとな。


 思考が纏まるまでは、何も出来ないと思うぞ。思いっきり何かをしないと気が付かないタイプだ。良いとは思わないが、悪いとも言わない。討伐の時くらいは、考察をしないで欲しいがね。


「これは、何とも見たことが無い系統の魔法ですね。そもそも、形がノイジーバードの形をしていると言う時点で、見たことも無い魔法なんですけど、これは、使えるんですか?」


「使えるぞ。形は少し特殊な事になっているが、その代わり、追尾機能がついていると思ってくれていい。基本的には、空撃ちにならない様な魔法になっている」


「へー、と言うと、この数が殆ど全て当たると思って良いと言う事なんですね。それはそれで中々に興味深い話ではあるんですけど、そうか。これが全部当たるのか」


「ああ、当たるな。回避されたと言う報告は、入って来ていない。殆ど当たっている筈だ。回避に専念されるなどの事が無い限りは当たると思ってくれていい」


 また考え始めたな。回避はされにくいとは思うぞ。その魔法に関してはだが。その他の魔法は回避される事もあるだろうが、その魔法に関しては、殆ど当たっているはずだ。


 一般的な魔法は、そもそも、数が多いんだよ。何でかと言うと、回避されると言うよりも、当たらないことを前提としているからだな。全弾命中することの方が珍しい。


 矢の魔法なんかが割と有名な所ではあるんだが、あれは、当たらない場合も多いんだ。その代わり100以上の矢が飛んでいくと言う事になっている。100以上の矢であれば、半分くらいは当たるんじゃないかな。それくらいの命中率だと思ってくれればいい。


 だから、全弾命中させようとする魔法の方が珍しいんだよ。形が特殊な関係で、追尾機能もついてきているだけなんだけど、それが上手く働いているのが、私の魔法なんだよ。


 基本的には、当たる事前提の魔法なんだ。外れることが前提の魔法って何なんだよとは思うかもしれないが、基本的には、そう言うものではあるんだよな。


 私の魔法が例外中の例外なだけなんだ。普通の魔法とは違った形になるのと同時に、効果も色々と違うんだよ。何方の方が良いとは、一概には、言えないんだけどな。


「それで、この効果なんですけど、痺れるってどのくらいまで痺れるんですか? 詳しいことまで解っているんでしょうか。解っているのであれば、教えて欲しいんですが」


「魔物が行動不能になるくらいまで痺れるようだぞ? 実際に見たことは無いが、聞く限りでは、痺れることが確認されているから、行動不能までいっていると思うんだよ」


「行動不能まで。それだと、もの凄い威力の様な気がしますが、威力はそれ程でも無いんですよね。効果だけで、それ程までの結果が出るものなんですか?」


「ああ、出るな。元々、威力を考えて作った魔法では無いからな。効果を前提として作った魔法だ。威力は二の次になっている。効果が現れれば、それで何とかなると言う魔法ではあるな」


「成る程。とりあえず、これは買いましょう。後はお弟子さんの魔法も買うとしましょうか。……お弟子さんの魔法は少ないんですね。売れて行ったのか、それとも何かあるのか」


 単純に作れる数に限りがあるだけなんだがね。それを言っても良いんだけど、聞いていないだろうしな。何かを考えている時は、何も聞こえないと思うからな。


 クライヴ君の魔法もじっくりと見てくれているみたいだな。内容は、殆ど変わらないとは思うんだけど。同じ麻痺魔法なんだ。風属性の魔法もあるけど、そっちを見ているわけでは無さそうだし。


 違いは特には無いと思うんだよな。一応、毎朝見せて貰っているが、特に変な記述は無いし、数も特に少ないと言う訳ではない。時間をかけているだけあって、しっかりと作り込まれているぞ。


 威力や効果もしっかりと反映されているし、良い魔法だと思っているんだけどな。何か違う事を見つけたんだろうか。それともただ考えているだけなんだろうか。


 真剣に見られているから、クライヴ君がいつもよりも緊張しているんだけど。緊張しても、何も変わらんよ。良い魔法である事には、変わりが無いんだ。自信を持ってくれても良いんだよ。


 作り手としては、そう悪くはない。しっかりと作れていると思うし、商品になっていると思っている。私の魔法と比べても、遜色が無いくらいの出来ではあるんだから。


 自信を持ってくれても良いとは思うんだけど、それも仕方がないよな。慣れるまでは、このままだろう。ポールみたいな客の方が珍しいんだよ。こんなに熟読する方が珍しいんだよな。


 普通は、ある程度見て、納得がいったら買って、そこから熟読するんだから。最初に見るポイントだけ決めておいて、時間を節約するのが基本だ。


「決めました。この2つをお願いします。とりあえずは、使ってみてから、この店を使うのかどうかを考えます」


「ああ、是非そうしてくれ。クライヴ君、会計だ」


「はい! 中銀貨2枚になります。……丁度頂きました」


「毎度どうも。またどうぞ」


 行ったか。ここまで熟読していく客も珍しいからな。見てくれる分には、何も悪い事では無いんだけどな。しっかりと見極めて買って行ってくれても問題ないわけなんだ。


 ただ、買い物にも慣れていないんだろうな。まだまだこれからの魔法使いだろう。今後も使ってくれると嬉しいんだけど、そもそも、場所を覚えているんだろうな。その方が心配だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ