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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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248話 9/30 クライヴ君に魔法の作り方を教える

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 さて、客足も遠くなって、暫く。昼飯の時間になったから、昼飯を食いに行ってきたぞ。宣伝も欠かさない。空振るのも、いつもの通りだが。効率が悪いのは解っているつもりだ。


 それでも止めないのは、何故だろうな。話を聞きたいと言うのもあるのかもしれない。話を聞いても、小さいクランの話なんだがね。はよ大きくしろと。そう言いたい。


 そんな訳で、クライヴ君にも昼飯に行ってもらって、帰ってきたら、早速、魔法を作り始める。そう、クライヴ君に魔法の作り方を教えなければ、ならない。見本を見て、作って貰わないといけない。


 作り方は、そこまで難しいものではない。図形の描き方さえ覚えればとの注釈が付くことにはなるが。図形が一番の難関だと思っている。それさえなんとかなれば、何とでもなる。


 まずは、基本の麻痺魔法からだな。そこから始めたいと思う。基本だから、サクッと作って貰いたいんだが、まあそれは無理な話だからな。直ぐにできる様に成れとは言えない。


 難しくはない。五芒星を描けとは言わないからな。五芒星は、確か、描けた筈なんだが、どうやって書けば良いのかを忘れてしまっている。前世の知識の事だからな。忘れていることもある。


 六芒星や八芒星は楽だからな。そこまで苦労はしなくても描ける。基本は六芒星だ。そんなに難しい事ではない。やってやれないことは無いんだよ。


 慣れて貰うしか無い訳なんだがね。慣れないと、店番も出来ないからな。昼からは、お客が来ないのは解っているんだけど、店を閉めている訳ではないからな。


 ささっと作って貰って、店番にいって欲しいんだけどな。まあ無理か。私が作る時間よりも、かかるかもしれない。慣れるまでは、それでいいんだ。丁寧に描くことが基本だからな。


 丁寧に描かないと、威力が下がったり、効果が下がったりする。だから、丁寧さは1番なんだ。時間も考慮はして欲しい所だが、まずは、丁寧さだ。時間は、その内早くなるだろう。


「さて、基本的には、図形を描いてから、文字を書く訳なんだが、図形の描き方からだな。円を二重で描く。長さは36㎝と32㎝だな。それくらいが、一番効率がいい」


「それよりも、大きく描いたり、小さく描いたりはしないんですか?」


「基本的にはしなくてもいい。その位が、初級魔法の限界だと思ってくれれば良いさ。それでだ。円を描くに当たっては、まず最初に中心を決めないといけない。これははっきり言って、慣れだから、何とも、説明がし難いんだが、始めは測ってくれ。そうすれば、中心が解るから」


「物差しで測れば良いんですね。解りました。1辺が40㎝あるんでしたよね? ギリギリの円になるんじゃないですか?」


「ギリギリになるぞ。下書きだからな。失敗しても構わん。まずは、円を描くことに慣れる事が大事だからな。それができてからが、問題になってくる。次は、六芒星を描く」


「はい。でも、これも難しいんじゃないですか?」


「いや、実はそうでもない。中の小さい円を描き終わったら、そのままの長さで円の何処かから、内円の所に印を付けていくと良い。そうすると、6等分になるんだ。そうしたら後は簡単だ。この印を付けたところから、直線に結んでやれば、六芒星が描ける」


「へー、そうなんですね。これは、慣れないと、難しそうですね。それで、ここから、文字を書いていけば、良い訳なんですか?」


「そうだ。見本はここにある通りだ。この通りに文字を配置していけばいい。丁寧に書くんだぞ。丁寧さで、効果や威力が変わってくるからな。変に力を入れすぎると、字が歪むが」


「解りました。なんとかやってみます」


「下書きのうちは、間違えても、削って消せば良いから、皮紙を駄目にしない程度に失敗をしてくれ。失敗しすぎて、破いてしまうと、それはもう使えないから、新しい皮紙を用意すること。破れたままの皮紙を使って、魔法を作らない事だ」


「それは、解りました。なんとかしてみます」


「よし。それでだ。ここに水を入れた箱がある。この水に魔力を全て、注ぎ込んでくれ。すっからかんになるまで全部だ。そうしないと、4つも作れないことになるからな。全力で注ぎ込んでくれ。そうしたら、作成した皮紙をこの中に漬け込む。そうすると、次の日には魔法になっている」


「へー、なんだか不思議な感じなんですね。もっと複雑な事をするのかと思っていました」


「言っておくが、それを1枚3分程度で仕上げるのが、最終段階だからな。そこまで上達はしてくれよ。今は、30分近くかかるとは思うが、ささっと書いて、店番をして欲しいんだからな?」


「わ、解りました。頑張ります」


「よろしい。では、作成を始めてくれ。店番は、偶に私が店の方に顔を出すから、気にしなくても良い。まずは魔法を作り慣れること。そこから始めないといけないからな」


「はい!」


 元気があるのは良いことだ。元気で魔法は作れない訳なんだが。覚えて貰うまでが鬼門なんだよ。他の作り方なら、そう苦労はしないんだけど、私の魔法の作り方は特殊なんだ。


 慣れれば、簡単なんだけどな。文字数はそこまで多くは無いし、物語を考えろとまでは言わないからな。他の店がどうしているのかは知らないが、基本的には、写しているだけだろうからな。


 魔法を1から作れる人がどれだけいるのか知らないが、基本は真似でなんとかしている事だろう。新しい魔法を作る事なんて、殆どやっていないんじゃないだろうか。


 出来ないことをしないだろうからな。魔法屋は忙しいんだ。出来る範囲でやっているんだろうと思う。それが、何処までの範囲なのかは知らないけどな。クライヴ君も写すのが精一杯かな?

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