229話 9/27 クライヴ君と話、麻痺魔法について
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クライヴ君が帰ってきて、今は魔法の製作をしている。魔法の製作は慣れだ。慣れれば、簡単に終わることができる。慣れないうちは、苦労をするだろうが、慣れれば簡単だからな。
クライヴ君は、初めは苦労するだろうな。図形を描くという事をしないといけないからな。図形を描くのは、慣れないと辛いだろう。簡単なんだが、覚えるまでは、横に付いていないといけないだろう。直ぐに覚えてくれると有難いんだが。
コンパスの使い方次第だ。それさえ慣れてしまえば、どうにでもなる。後は作業だからな。文字を書く方は心配していないから、しっかりと行えるだろう。
慣れれば単純な作業になるんだよ。毎回頭を悩ませて、作らないといけないという事ではない。見本があり、それの通りに作ればいいだけだからな。
私も覚えている訳ではないからな。何処に何を書くのかは下書きが無いと解らない。全部の魔法を覚えられたら良いんだろうが、そう言う訳にもいかないんだ。
記憶力というものがあるからな。私は、普通の人よりは記憶力があるとは思っている。特に人の名前と顔を覚える技術と言うか、そう言うのは得意だ。貴族社会で散々あったからな。
ただ、魔法はな。同じ場所に同じ文言を入れないと、効果や威力が変わる可能性がある。それは魔法の品質に関わってくる。品質が違うのはよろしくない。出来れば、統一しておきたい。
それでも、偶に数が違ったりするのは、どうしようもない。なるべく丁寧に書いているつもりではあるんだが、精霊がどのように読み取るのかで、違うんだろう。
精霊の加減で、魔法が変わってしまうのは、仕方が無い事なんだ。全く同じ魔法を作りたくても、不可能と言われるだけはあるな。詠唱文が被る事さえ、殆どないんだから。
詠唱文くらいは同じであって欲しいとは思うんだがね。微妙に変わるらしい。極稀に、同じ文章が出来るんだろうが、威力やらには、若干の誤差が出る。
精霊が関わっている以上、こちらに出来ることは無いんだがね。精霊が気に入れば、強化をしてくれるんだが、精霊に気に入られるという事は、余程でないと無いからな。
さてと、今日も3時間弱と言ったところか。魔法を作り終えた。いつも通りの出来だとは思うんだがね。精霊が何を思うのかに因るんだろうな。こちらでは、どうも出来ない事だからな。
店の方に行く前に紅茶を入れて行くか。クライヴ君とティータイムだ。掃除も出来るところはもう終わっているだろうからな。ゆっくりとしてくれれば良いんだよ。
そこまで、気張る必要は無いと思うんだ。どうせ午後からは、誰も来ないんだからな。余程の物好きが来るだけだろう。それが、客になってくれれば、文句は無いんだがね。
さて、紅茶も入れ終わったし、店の方へ持っていくか。紅茶は温かい内にってね。香りが楽しめなくなるからな。温い紅茶も良い所はあるんだが、やはり、入れたてには勝てないからな。
「クライヴ君、紅茶を入れてきたぞ。一休みといこうじゃないか。掃除ばかりやらせて悪いとは思っているんだが、そこまでにして、一緒に紅茶を飲もうじゃないか」
「解りました。そっちに行きます。あ、お客さんは来ませんでした。やっぱりお昼を過ぎるとお客さんが来ませんね。調査の段階で解っていたことではありますけど」
「まあ、そうだな。昼からは、余程暇な魔法使いしか、来ないだろうからな。そんな余程の魔法使いも、お客になってくれるかどうかが怪しい。今はこれで良いんだよ」
お客になってくれるのであれば、助かるんだが、まあ現実はそう甘くはない。昼から外に出ている魔法使いはいないという事なんだよ。今は、魔法の詠唱の練習中だろうからな。
何事も、努力なしには出来ないという事なんだろう。魔法使いには魔法使いなりの苦労があるんだ。私たちも努力をしないと、魔法が売れなくなってしまう事も考えないといけない。
「さてと、クライヴ君も店番にも慣れてきただろう? そろそろ朝の時間帯も1人で任せられたらと思っているんだが、どうだ? やって、出来るとは思わないか?」
「えっと、まだもうちょっと待って欲しいかなって、思ってます。店長の言う通り、会計は慣れてきましたけど、魔法の売り込みが出来るようにはなっていないんじゃないかなって思います」
「魔法の売り込みと言うと、ああ、麻痺魔法を薦めることを言っているのか。確かにあれは、私が全て対応しているな。そうか。売り込みをやって貰うのも有りかもしれないな」
「いえいえいえ、まだ、もうちょっと待って欲しいです。まだ、人と話せる程にはなっていないと言うか、店長の様に、どういう所が良い所なのかとかを把握し切れていないので」
ああ、そうか。麻痺魔法は少しだけ、本当に少しだけ特殊な魔法だったな。電流の概念が無いんだった。それを説明しろと言うのも酷な話かもしれないか。まあ仕方がないか。
出来るとは思うんだがね。麻痺魔法を薦めると言っても、何も特殊な事を言えと言っている訳ではないからな。後は、魔法使いの人たちが、使った感想を言ってくれるのかという所だな。
「解った。もう少し後に考えようか。ただ、麻痺魔法はこの店の売りになる魔法だ。そのことについては覚えて貰う必要がある。まずは読んでみて覚えてくれ」
「読みはしましたけど、あれが何でワイルドボアに、効くのかが解らないんですよね。僕も属性の相性は勉強しましたけど、ワイルドボアには、雷属性が良く効くって訳では無いですよね?」
「普通の雷属性の魔法なら、そう大して効かないな。威力の面ではそうなんだ。土属性に雷属性が効くかどうかの話ではなくて、魔法の効果で攻撃する魔法なんだよ」
「その辺がよく解っていなくてですね。効果で攻撃すると言うのが、よく解らなくて。威力じゃないんだなって事くらいしか解っていないです」
ふむ。麻痺魔法の何たるかを説明しないといけないのか。それは、私でも難しい事なんだがな。電流と電圧の話をしたところで、解ってくれるとは思っていないしな。
特殊な魔法であることは、認める。普通の魔法では無いのは確かだ。その辺から、説明をしていかないといけないか。今日は長くなるな。明日に響かない程度にしないと。




