140話 9/18 大きくなって欲しくない問題の大きいクランもあるにはあるんだよ
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とりあえず、ゴブリンの魔法を追加で5つ作った。後はクライヴ君が帰ってきてから作るとしようか。時間的な余裕はあるからな。その位で良いんだよ。
で、どうして荒れているクランで無い方が良いかと言うとだな。荒れているクランに大きくなって欲しくないからだな。そう言うクランは小さいままでいて欲しい。
冒険者という人間がどういう人間であるのかを考えて貰えば解りやすいとは思うんだが、要するに定職に就けない人の集まりでもある訳だ。
勿論ながら、冒険者が良いと自分でこちらの道を選ぶものが大半を占めるんだがね。何しろ給金が良いからな。羽振りは良くなる。だから冒険者を選ぶものも多いんだよ。
だが、一定数はいるんだ。就活に失敗したから冒険者になったという様な奴らが。そして、何故かそう言う奴ら程、一か所に集まりたがるんだよな。
何でかまでは知らん。だが、荒れているクランの元を糺せば就活失敗組が多数いることは事実ではあるんだよ。そして、その中には魔法使いも含まれる訳だな。
クライヴ君みたいなのが居る訳だよ。魔法屋だって弟子を取る以上は、初級魔法を4回は使えて欲しい訳なんだ。8つは魔法を作れて欲しい訳なんだよ。
それがクライヴ君では初級魔法が2回。作成するにしても4つのスクロールしか作れない。それでは魔法屋に就職するのは難しい。給料が無限にある訳ではないからな。
それに工房のスペースの問題もある。私の工房もそうなんだが、使える人数は決まってくる。私の工房だと、最大8人までが同時に作業が出来る。そんな感じに作ったんだ。
工房によっては5人かもしれないし、10人かもしれないが、要するに同時に使えるだけの人数と言うのがあるんだ。そして、それを最大回転させるのが常である。
魔水を置く場所にも限界がある。何処に置くのかは色々と考えはあるにしても、魔水の置く場所に限りがある以上は、なるべくならば、作成回数が多い人の方が良いわけだ。
それだから、魔法屋も人を選ぶ。最低何回初級魔法が使えるかで縛っている場合が多いんだ。それでクライヴ君は一か所も合格が出なかったわけだな。
もし、私のところで拾っていなかった場合は、冒険者の魔法使いになっただろう。初級魔法が2回しか使えなくても、魔法が使える事には変わりないからな。
しかし、初級魔法が2回の魔法使いを歓迎してくれるクランも多くはない。最低戦闘回数が2回で済む様なクランであれば良いんだが、大抵はそう言う訳にもいかないからな。
この時期の様に、大量の魔物が一度に出てくるのであれば良いんだが、普段はそれ程でもない。小規模なクランであれば、合同でやらないといけない場合もあるだろうが、大体のクランは自分たちだけで活動が出来るはずだ。
そんな訳で、初級魔法が2回の魔法使いを受け入れてくれるクランは結局の所、荒れているところになったりするんだよな。同じ道で冒険者になった者同士、惹かれるものがあるんだろうな。
そう言った境遇にある者は、固まりやすかったりするのは何故かは知らん。普通のクランに入れれば、そう言った感情は流されるのかもしれないが、同じ境遇の奴らが集まると話が変わる。
俺はあそこで仕事をしている筈だった。僕は今頃こうしている筈だった。そういう負の感情が増幅されるんだよな。同じ境遇の者たちが集まるとそうなってしまう。
気持ちは解らんでも無いんだが、割り切らないといけない所はあるんだよ。どうしても割り切らないとその内大きな失敗をすることになるからな。とっとと諦めるのが肝心なんだ。
まあ言ってすぐに諦めが着くほどにお利口では無いんだがね。駄目だったのであれば、仕方ないねで済ませられないからこうなっているわけで。直ぐには諦めきれないんだろう。
それでも前に進んでいかないといけない訳なんだが、前に進まないんだろうな。そう言うクランに所属をしていると。どうしても負の感情が表に出てきてしまう。
結果荒れるという事になる訳なんだが、そういう所の魔法使いには魔法を売りたくはない。そう言うクランは解体した方が良いだろうと思っているからだな。
諦める時は諦めないといけないんだよ。諦めが付かないからといって、魔物に当たったところで仕方が無いんだがね。諦めろと言ってやる必要があるんだろうな。
まあ私がそう言う事をしたいかと言われたら、したくはない。面倒ごとを買ってくる訳にもいかないからな。面倒ごとは面倒ごとで処理してくれ。私は処理したくはない。
荒れるなとは言えないからな。気持ちも解らんでも無いんだ。切り替えられるのかどうかが分かれ目だな。荒れているクランになるかならないかは色々と要因があるんだよ。
そして、そんなクランにアウトローな冒険者もやってくる。掃き溜めの様な場所にはそう言った者たちが集まってくる。そうすると、問題のあるクランになっていく訳だ。
都市中で問題を起こすクランとは殆ど会ったことが無いがね。基本的には会わないんだよ。そりゃあ此処が都市の中だからだな。そう言ったクランの多くは第1スラムにあるからな。
都市の中の治安は兵士が守っている。要するに治安が悪い場所にはそう言うクランがあるという事なんだよな。余り関わり合いにはなりたくないんだがね。
必然的に掃き溜めに行った者たちを迎え入れる気は無いのでね。私の店には来ないでくれと言いたい。魔法が無いからと言って、切れる様な奴には来て欲しくはない。
そう言う奴らの対策でもあるんだろうさ。魔法屋が開店が早く、閉めるのも早いのは。外側から来る客はどうしても時間がかかる。それの相手をしたくは無いんだろうさ。多分だがね。




