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貴族に転生したけど、平民落ちするので魔法屋をすることにしました  作者: ルケア


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121話 9/17 タイラー来店、魔法は威力それ以外はおまけ

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 昼になろうとしているな。クライヴ君はそろそろ早昼という所だろうか。それとも気が回らずに先に買い物をしてしまっただろうか。どっちでもいいけどな。ちゃんとお使いが出来れば。


 ただまあ、注意はしないといけないだろうけどな。貴重品って訳でも無いんだが、盗まれても困るからな。なるべくなら早昼をしてくれていると嬉しいんだが。


カランカラン


「いらっしゃい。ゆっくりしていってくれ」


「お、まだあったぜ。しかも半額。店主、これ4つ。まず確保」


「ああ、タイラーか。その魔法はどうだった? 試作品だからな。ゆっくりと感想を聞かせてくれ。それ次第で調整をしたり何なりとしないといけないからな」


「調整? いらないいらない。これはこれで良い魔法だっての。威力のある魔法はそれだけで良い魔法なんだって。半額なんて勿体ないから俺が全部買い占めるぜ」


 そうかそうか。威力は十分だったんだな。それ以外の感想が無い訳なんだが。まあそう言う魔法ではあるんだけど、もう少し、こう、何かあるだろう?


 何と言ったら良いのかは解らんけどもだな。威力以外の感想は無いのか? 威力偏重の魔法を作っておいて何なんだが、それ以外の感想が欲しい所なんだよ。


 何が足らないのか。威力は過剰ではないのか。それが聞きたいんだが、威力は十分だって話は解り切っているんだよ。それ以外の感想が無いのかと言いたいところなんだがね。


「調整は要らないと言っているがだな。かなりの威力がするだろう? 過剰ではないかと意見も貰っているんだがな。後は範囲と効果についても詳しく教えてくれ。色々と整理したいからな」


「魔法に威力があって、良い魔法だったぜ。ワイルドボアを後ろに吹き飛ばした挙句、瀕死にしたからな。流石に死ななかったが、瀕死になれば後は簡単だからな。前衛が楽を出来だぜ?」


「そうか。ワイルドボアを瀕死ねえ。となるとゴブリン程度であれば確殺までいけるかもしれないか。威力は十分すぎるほどあるな。本当に調整は要らないのか?」


「必要ないね。これだけの威力があれば、前衛も楽が出来るし、ゴブリンなら確殺も在り得るんだしな。その位の威力はあった。属性が違えば、ウルフも瀕死に出来るだけの魔法だぜ?」


 逆にウルフは瀕死で止まるのか。ウルフの難易度をもう少し上方修正しないといけないか。ゴブリンが確殺なのはまあその通りだろう。アントにはどうだろうな。


 使ってないから解らんが、森でも使えるとは思うんだよな。ちょっと威力が馬鹿にならないから、森で使うよりは、平原で使う方が良いんだろうが。その辺は好みの問題だな。


 対レッドベアにはもってこいの魔法になるかもしれないが。レッドベアはワイルドボアよりも強いと勝手に思っているんだがな。ベアだしな。熊だしな。猪よりは強いんじゃないか?


「まあ調整が要らないってんならそれでも良いんだが、後は効果や範囲、その他色々についても教えてくれ。そのための半額なんだから、情報は話してもらうぞ」


「おうよ。速度はまあまあだったな。あれ以上早くても別にいいけど、威力が減るってんならあれで良いな。十分に早いとは思ったぞ。後は範囲だけど、これも良い感じにばらけたから良いとは思うんだけどな。1体に全部が当たるって事は無かったし」


「効果についてはどうだった? 一応ノックバックの効果が付いていただろう? 吹き飛ばしの効果が付いていた筈だ。その辺はワイルドボアに対してはどうだったんだ? どの方向に飛んだのかも教えてくれ。多分後ろに飛ぶはずなんだが」


「吹き飛んでったぜ? 後ろにな。その後後ろからの突撃で前に飛ばされてきてはいたけど、ちゃんと吹き飛んだぜ? ワイルドボアを後ろに吹き飛ばせるだけの威力があるって事だな」


 なる程ね。速度はまあまあと。まあレッドベアだしな。素早く動かれても困るんだが。そんな魔物では無いだろうからな。実物を見たことは無いんだけど。


 それに範囲はばらけたか。1つの対象に行ってしまう事を恐れていたんだが、それは無しと。それであれば問題は無いな。範囲はそこそこあったという事だろう。


 そして効果だな。ノックバックの効果が付いていたんだよな。後ろへの吹き飛ばしの効果な。それは十分そうだな。後ろからの突進で前に吹き飛ぶのは仕方が無いとしてだな。


「まあ大体は解ったよ。それでその魔法が気に入ったという所か」


「おうよ。魔法って言えば威力だろ? 威力が無い魔法は魔法じゃないね。まあそれで喧嘩をしたこともあるけどよ。魔法に威力が無きゃ駄目だろう? 少なくともワイルドボアの突撃を止められるだけの威力が無きゃ魔法とは言えないね」


「まあ確かにその魔法は威力を高めるだけ高めて作ったんだが、融通の効かない所が無かったか? この魔法であれば、こうした方が良いというのは無かったのか?」


「無いね。この魔法はこれで完成しているな。威力があって、ある程度の範囲があれば十分だろ。だからこれ4つな。まだ半額で買えるんだろう?」


 随分と気に入ってくれたようだが、後4人に検証して欲しかったんだけどな。まあ良いか。気に入って貰えたんだからな。売るのはやぶさかではない。買ってくれるのであれば売るさ。


 半額で良いか。今度からは正規の金額で売れば良いんだからな。とりあえず、検証は済んだという事で良いか。この調子であれば、また買いに来るんだろう。数も用意しておくか。


「ああ、まだ半額だな。中銀貨2枚だ。……毎度あり。他には必要か?」


「いや、これがあったら他はいいや。今日はこれだけ買いに来ただけだからな。マッドフロッグの魔法も悪くは無かったんだけど、これには負けるな」


「そうかい。じゃあまた作っておくから買いに来てくれ」


「おう。任せたぜ!」


 行ってしまった。……これは半分タイラーの専用魔法となってしまいそうだな。固定客が出来るのは嬉しいんだけどな。こればかり買われてもどうなんだという所はあるんだが。


 まあ何にしても売れたのは売れたんだ。それは良いことだろう。今後も売れてくれると助かるんだがね。少なくともタイラーは買いに来るんだろうな。

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