118話 9/17 クライヴ君の扱いについて、さあ買い物に行ってもらおう
OFUSE始めました。
https://ofuse.me/rukea
ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
https://twitter.com/rukeanote
クライヴ君を送り出して暫く。順調に行けば、そろそろ帰って来るだろう。その間には誰も店には来なかったがね。朝早くから買い物に来る者は居ないという事なのだろう。
何時から開けて何時から閉めるという正解が解らんのだから仕方がない。誰が何時に買い物に来るのかが解っていれば良いが、早く来るときもあれば、遅く来ることもあるだろうからな。
だからまあ、なるべくは店を開けるようにしているのだがね。誰が来ても良いようにはしている。暇であってもそれはそれでいいんだ。開いてませんでしたというよりは良いからな。
さて、時間はある訳なんだが、色々と考えることはある。クライヴ君の扱いについてだな。とりあえず今日はお使いをしてもらうが、何をしてもらうのが良いのかだな。
弟子ではあるのだから、色々と教えてやらねばならんこともあるのだろうが、それはまだ早い。魔法の作成について教えるのはまだ早いと思っている。
今の所は試用期間だからな。とりあえずは10月までこのままだ。魔法の作成には関わらせないし、立ち入らせない。まだ完全に信用したわけでは無いからな。
流石に他店のスパイという事は無いだろうが、直ぐに辞められても困るからな。魔法の作成に関わったら終身雇用と考えてくれていい。その位秘密があるんだからな。
一応は信用をしないとやって行けないのでね。信用はするが、どう使うのかは色々と考えないといけない所でもある。色々と一気に教えても駄目だろうからな。
まずは、図形の書き方から教えないといけないだろう。それ用の道具も揃えないといけないだろうな。まあそれについてはまた今度だな。10月に入ってからでも十分だ。
そして、新たな魔法を作らせるかどうかなんだが、始めのうちは作らせない方向で行こうと思う。既存の魔法を作らせる。とりあえずはそこからだな。まずは作成方法を覚えて貰う。
新しい魔法を作るにしても、下書きで作らせてみて、改良点があれば、それを指摘しながらという形になるだろうな。私とは違う発想があれば、新しい魔法が出来るかもしれないからな。
だが、それもかなり後の話にはなるだろうな。クライヴ君が魔法の作成に慣れてからになる。私の魔法は特殊だからな。覚えて貰わないといけないことが沢山あるんだ。
特に図形は簡単に覚えてくれるとは思っていない。書き方の指南をしながらになるんだろうな。それは仕方が無いことだとは思うので、教えるが。
後は、魔力の色か。魔力の色がどうなっているのかが一番の難点になる。特殊な色であれば、作らせるだけ無駄という感じになりかねない。その辺りは鑑定魔法で調べるしか無い訳だが。
それについては心配は余りしていないのだがね。流石にいきなり特殊な色の弟子を引いたとはならないだろうからな。平凡な色であってくれと思っている。
流石に魔力の色は変えられないからな。変えられたら苦労してはいないという事だな。そんな方法があるのであれば、色んな人が試しているに違いない。
私が見つけられていないだけというよりは、無いと考えた方が良いんだろうな。自惚れているわけでは無いが、簡単に見つけられないものを見つけられるわけが無いからな。
とりあえずは、買い物に行ってもらったり、店番をしてもらうなりしながら、クライヴ君の顔を売っていかなければならないだろうな。顔を売らなければならんだろうからな。
使えた、使えなかったと言ってもらわないといけないからな。自分の魔法をどう使ってもらえたかを聞かないと色々と納得が出来ない事もあるだろうからな。
まあそれについては、まだまだ先の話だからな。今は考える必要は無いんだが、顔を売っておくことに不利益は無いからな。どんどんと覚えて貰うのが良いだろう。そして、こっちも名前と顔を覚えていかなければならないんだよな。
基本的には来店した者の顔と名前とクランは覚えているぞ。偶に聞き忘れることもあるが、顔を忘れる様な事はしない。店をやるうえで、必須スキルと言っても過言では無いからな。
人を覚えることは必須技能だ。誰に何を売ったのかまで覚えろとは言わないが、顔と名前とクラン位は覚えておくに超したことは無い。色々な面で役に立つだろうからな。
カランカラン
「ただいま戻りました」
「おかえり。それじゃあ一休みしてから買い物に出かけて貰おうか。とりあえずは紅茶を飲んでいけ。冷めてしまっているが、まあそれは良いだろう」
「解りました。……それで、何を買って来れば良いんですか?」
「そうだな。魔法ギルドで皮紙と魔石インクを買ってきて欲しいんだ。そろそろ在庫を抱えても良い頃合いだろうと思っていてね。それで買ってきて欲しいわけだ」
在庫を抱えるのは怖いことなんだが、まあ大丈夫だろうとの判断だな。恐らく、ゴブリンの魔法もマッドフロッグの魔法も使えると考えても良いとは思うからな。それについても買ってきてもらう。
後は、ウルフとノイジーバードなんだが、これはもう少し後でも構わないかな。売れ筋では無いからな。足りなくなればまた買いに行ってもらえばいいだけだからな。
「そうなんですね。それで、具体的には何を買えばいいんですか?」
「まず、この店で使う皮紙の形についてなんだが、定形の23番を使う。だから定形の23番の皮紙だと伝えてくれ。それで向こうの人間が大きさを解ってくれるからな。因みにこの大きさが定形の23番だ。今後作ることになるのもこの大きさだからな。覚えておいてくれ」
「解りました。定形の23番ですね」
「そうだ。それをワイルドボアの皮紙を30枚。ゴブリンの皮紙を20枚。マッドフロッグの皮紙を20枚。それからワイルドボアの魔石インクを1つ。ゴブリンの魔石インクを1つ。マッドフロッグの魔石インクを1つ買ってきてもらう。覚えられたか?」
覚えられなければ、紙に書いて渡すだけなのだがな。覚えて貰う事に超したことは無い。まあそこまで難しい内容では無いからな。覚えられるとは思うが。
「ワイルドボアにゴブリン、マッドフロッグですね。解りました」
「それでこれが金額になる。大銀貨1枚を渡しておく。十分足りるはずだからな。お釣りを後で渡してくれればいい。解ったか?」
「解りました!」
「よろしい。では一休みしたら行ってきてくれ。時間はかかるだろうから、昼飯は途中で食べたければ食べて来てくれ。金は渡しておく」
これで良い筈だな。何か忘れ物はないか? 無いだろうな。あっても大丈夫だろうとは思うがね。また買いに言ってもらえばいいだけだからな。
さて、冷めた紅茶を飲んでいるが、飲みなれて無さそうだな。白湯を飲んでいた口か? 流石に煮沸消毒はするだろうからな。まあ慣れるのも悪いことでは無いのだよ。




