2-5章 何もない日
いつも通りの眠りから、いつも通り目覚める。
寝間着のままフライパンを用意して軽く油を引き、卵をといてフライパンに流し込み、スクランブルエッグを作る。
食パンを2枚マーガリンをぬってトースターで焼き、1つの皿に盛りつけ、コップに牛乳を入れてちゃぶ台に置き、パンにスクランブルエッグをのせて食べる。
パジャマのまま食器を片付けるて部屋の掃除の為に掃除機をかける。
…暇になった。
掃除機をかけ終わってベットに寝そべって窓の外を見る。
「……む~。」
枕に顔をうずめて、手足をばたつかせながら声を出す。
暇!
むくっと顔を上げ、ふと玄関を見る。
ヘルメットがこっちを見ている。
「…いくかな。」
すぐに着替えて財布やスマホをポケットにしまい、腕時計をつけてジャケットを着てヘルメットに鍵を持って玄関を開け、玄関の鍵を閉める。
階段を降りてバイクの横に立つと、ヘルメットをかぶり、グローブをしてバイクの鍵を回す。
「…ちょっとそこまで頼むよ!カブ!」
道路に出たバイクに跨り、キックを蹴ってエンジンをかけ、シフトを1速に入れてスロットルをひねり、走り出す。
そのまま2速に入れ加速し3速まで入れる。
夜になって家に戻ると、バイクを停めて部屋に戻る。
今日は1日、ただ街中や近所をひたすらに走り回るだけに1日だった。
でも、無条件でいい1日だったと言えると思う。
皆様お久しぶりです!雪村敦です!
こうしてあとがきを書くのも非常に久しぶりなのですが、今回くらいは書こうと思っていたのにすっかり書くのを忘れて投稿してしまいました。なので後からの追加になりますがあとがきを書かせていただきます。
いや~本当に久しぶりです。
大学の事とかカブのキャブやタイヤ交換に電装系の修理でじかんがかかってしまい、なかなか執筆できませんでした。(まぁ他の作品は結構執筆してたりするのですが…。)
今回の作品、今までの投稿の中で見てもかなり短い作品だったのですが、今回の作品はまんま自分の今の気持ちと言っても過言じゃないかもです。
実は数日前に新型コロナウィルスの陽性判定が出てしまい、自宅療養中だったりします。
今までは毎日のように乗っていたカブに急に10日間も乗れない日が続くと、どうにも調子が出ないというかなんとなく気持ちが落ちている日が続いています。
カブに乗って街中をただ走っていたあの日々を思い出しつつ、そんな日を待ちながら小説を書いている日々です。
まぁチョイ伸びの悪い作品が増えるかもですし、次いつ投稿するかもわかりませんが、お付き合いください。
ではでは~。




