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魔法少女あんなは魔法の力を使い、兄の通う学園で逆ハーレムを目指す  作者: くろくまくん


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学園のくろくま校長とハヤシロード先生

ダークベア学園高等部の先生は、校長室で誰かと話をしていた。


あんなちゃんは、無事にフルーチェ買えたかな?

 ダークベア学園高等部は10クラス10人ずつくらいの計100人で、三学年合わせると300人ほどの生徒数である。1クラスに1人ずつを担任させるには教師の数が足りないので、1人につき2クラス、もしくは3クラスかけもちの担任となっている。


 ここ校長室では、2年A組とB組の担任をしている、カントリー・ハヤシロード先生がくろくま校長と話している。ようやく登場して校長本人もほっとしているようだ。


「くろくま校長、最近どうなんです?学園の経営は」


 ハヤシロード先生がくろくま校長に聞く。ハヤシロード先生は、元々DBHSダークベアハイスクールに非常勤で働きに来ていたが、去年の4月から正規雇用となり、元々受け持っていたA組とB組をそのまま担当している。


「う〜ん。経営は良くもなく、悪くもなくという感じかな〜。まぁでも、そこまでもうけるつもりもないし。そもそもこの学園を設立したのは、学校に行かない子供達を少しでも減らすのが目的だから、潰れなきゃいいんじゃないかなぁと思ってるよ」


「相変わらず無欲ですね〜、校長は。あっ、校長今日の身長何センチです??」


「え、身長?175センチだけど…どうしたの?」


「7!!7はダメだよ校長!6だったらあるんだけど…しゃーない、1-6-5にするか…」


 ハヤシロード先生はボートレースが趣味なようです。三連単さんれんたんの着順をラッキー枠として、毎日色んな人に身長聞くんですけど、1が来なかったら終わるやつ…。それに身長って大人になったらそうそう変わらないよね。


「あっ、そういえばハヤシ先生。クラスの子供達の様子はどうです?次年度から3年になるので、そろそろ進路を決めていかないとですよね」


「1-6-5の1-5-6で…えっ?クラスの子供達は…まぁ大丈夫じゃないですかね。Aは全然問題ないですし、Bも女の子達が結構しっかりしてるんで」


 2年はAからJまで10クラスがある。純粋な学力順というわけではなく、ある程度、生徒のスキルや性格なども考慮して分けていたりする。生徒同士を競わせるという目的ではなく、ある程度クラスをまとめることのできる生徒が必要だからだ。


 そして10人クラスの中で委員長と副委員長を決め、更に残り8人にもそれぞれ生徒に向いている係を割り当てるようにしている。皆それぞれが誰かに頼るような仕組みを一応作っている。ただ、少人数制というだけで、ほとんどの生徒達は仲良くしてくれているようだ。


「うんうん、よかったです。何か問題があったらいつでも言ってくださいね、ハヤシ先生」



◇ ◇ ◇



 私は、猫ちゃんを連れてスーパーに来ていた。連れてって言っても、私にしか見えていないみたいなんだけどね。こんなデッカイ猫ちゃんがスーパーを歩いてたら、そりゃみんなびっくりするよね。


「フルーチェフルーチェ…と。あっ、そういえば牛乳はいらないの?元々契約に牛乳は含まれていないから買わないけど…」


「にゃ?あぁ、牛乳は大丈夫にゃ〜、吾輩わがはいの体の中には牛乳が流れているから、体内でフルーチェが作れるんだにゃ〜」


 えっ、体内に牛乳!キモすぎ…この猫ちゃんホント何者なのよ〜!魔法使いになるために一緒にいるけど、魔法を全部習得したら完全にオサラバだわ。


「あっ、そうなのね。じゃあフルーチェだけで。味はなんでもいいの?なんか色々あるみたいだけど」


「フルーチェと言ったらイチゴに決まってるのにゃ〜!あ、でもなんか新しいのにも少しかれるにゃあ…」


「どっちでもいいけど〜、あ、今お小遣い1000円しか持ってないから、いったん4つまでにしてくれる?」


 学校帰りだから、手持ちがあまりないのだ。4つでどのくらいの魔法ができるようになるのか微妙だけど…


「ん〜、じゃあイチゴ2つと、瀬戸内せとうち広島レモンと山梨県産シャインマスカットにするにゃ〜」


「はいはい、じゃあ会計してくるね〜」


 夕方だからそこそこ主婦層の買い物客がいたんだけど、私の声だけしか聞こえてないからか、みんな私を遠ざけてるような…なんか独り言ぶつぶつ喋ってる変な子に思われちゃったかな…?


「フルーチェにゃ〜ん、ふるふるふるふるフルーチェにゃ〜あぁ〜ん!」


「ちょっと大声で歌わないでくれる!?」


 あ、しまった。


「あ〜、すみません。学校の劇のセリフの練習をしてました〜、ごめんなさーい」

 

 あとでコイツめたる…と、ようやくレジの順番が来て、ささっとお会計を済ます。


「ありがとうございました、またお越しくださいませ」


 こうやって子供にも、ちゃんとお客さん扱いをしてくれるスーパーの店員さんっていいな。たまに小学生の子供だと思うと、あからさまに子供扱いをしてきたり、タメ口だったりする店員さん多いもんね〜。まぁ嫌じゃないんだけど。


 まぁとにかく。ようやくフルーチェを買えたわけだ。


「猫ちゃん、どこか人目につかない所で魔法の契約しようよ。さっきみたいに人がいるところだと、絶対怪しいから」


「そうだにゃ〜、向こうの土管がある空き地とかはどうにゃ〜ん?」


 そんな、某猫型ロボットが主人公の、マンガに出てくるみたいな空き地あったっけ…。あれ、あった。スーパーのすぐ近くに、土管が3つ連なっている、程よく人気ひとけが無い空き地があった。


「はいっ、さっそく魔法お願いしまーす!」


「まぁまぁ、焦らないでにゃあ〜。一応もう一度確認にゃけど、フルーチェを1年分365個捧げてくれた時点で、君は完璧な魔法使いになれるにゃ〜。逆に言うと、それまではじわじわ使えるようになる、不完全な魔法ということだけは了承してほしいにゃ」


 ん?どういうこと?


「んー、まぁ詳しい説明はあとでするかにゃ。フルーチェ寄越せにゃ」


 色々なとこが雑だな…先ほど買ったフルーチェを渡す。猫ちゃんマンはフルーチェの箱を受け取るやいなや、雑にバリバリと開けて、全てを口に掘り込んだ。うげ…なんか見たくねー。


「うきゅきゅっ!うっ!うっ!!」


「ちょっと!猫ちゃん大丈夫??一気に入れすぎてノド詰まったんじゃないの!?」


「う〜〜!まぁ〜〜!い〜〜!にゃあ〜〜〜!」


 おいっ!なんとなくやりそうな気はしたけど…。


「ほら、両手を出すにゃ〜!」


 猫ちゃんマンの言われるがままに、私は両手を差し出した。すると、猫ちゃんマンは両手を私の両手の上にかざし、可愛いくりくりのお目目を閉じた。


「はいっ、もういいにゃ」


 え、もう終わり?なんかさっきとあまり変わってないんだけどな…。


「んーと、さっきの続きの魔法の説明をするにょ?今の時点ではだいたい100がMAXだとして、1くらいのレベルになるにゃ。たぶん、1日あたり1回使えるかどうかくらいの感じかにゃ」


「へ?そんな制限あんの?」


「当たり前にゃ。フルーチェ4つごときでいきなりバンバン使われたらたまったもんじゃないにゃ〜」


「私、ぼんっきゅっぼんの大人なお姉さんになって、逆ハーレムしたいんだけど!!」


 素直に要望を伝えたほうが早いと思ったから、少し恥ずかしかったが、猫ちゃんマンに単刀直入に言ってみた。


「にゃ?あんなちゃんは逆ハー狙いだったのかにゃ〜。それなら簡単にできる方法があるにゃあ〜」


「えっ!!猫ちゃんがそんな方法知ってるの??教えてほしい!あ、教えてください!!」


 猫ちゃんがコソコソと教えてくれた(なぜ小声)その方法は、驚くべきものだった!!




デモゴッド・猫ちゃんマンに、逆ハーレムを作るための秘策を教えてもらう小倉あんなちゃん。


果たして極小魔力でいきなりハーレムができるのか?そもそも、小学生の見た目で大丈夫なのか?


フルーチェ 4/365


DBHSの2年B組男子メンバーのファンアートをまたまたかぐつち・マナぱさんよりいただきました(*^^*)♪

左から、ザー・レゴット3世、ニッシュ・ユークリウス、ルヴァン・セーゴ、ギャラクシー・みつる、サモン・スグルです\(^o^)/♪

レゴちゃんがイケメン過ぎるという声も??w

挿絵(By みてみん) 


◯登場人物(カッコ内はモデルとさせていただきましたなろう内の作家様のお名前を載せています。敬称略しております)


カントリー・ハヤシロード:38歳、ダークベア学園高等部2年A組とB組の先生。割とお気楽な性格。ボートレースが趣味。(R884)


くろくま校長:46歳、ダークベア学園の校長。子供が分け隔てなく教育を受けることができる世の中を目指す。色々考えてはいるが、基本的にみんなの意見を汲み、仕事や作業なども、任せるようにしている。(くろくまくん)


小倉あんな:11歳、ダークベア学園初等部5年生、手品クラブ在籍、逆ハーレムをひたむきに夢見る女の子。和菓子が大好き。(小倉あんな)


デモゴッド・猫ちゃんマン:小倉あんなが学校帰りに出会った謎の猫。普通の人には見えていない?体内に牛乳が流れている。(魔神)

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― 新着の感想 ―
牛乳が流れている(笑) 転んだら白い液体が傷口から……粘度も低そうだし、すぐに出血多量!?
はは、1−6−5でも1−5−6も配当高そうだな、大外6コースからのまくりか差しが届かなくて1号艇が逃げ切った形ですね、これは熱い。
いや、ちょっと魔神の扱い酷すぎませんか? !Σ( ̄□ ̄;) 訴えてやるにゃよ! 流石に牛乳は必要にゃよ!!
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