8.ぼろずきん(ノルウェー)
~ みにくい花と、美しい花を食べたお妃さまに、
みにくい黒髪の娘と、美しい金髪の娘が生まれました。
黒髪の姉は、いつもぼろ頭巾をかぶり、
黒い山羊に乗り、木のスプーンを持っていました。 ~
(2005年絵)
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『ぼろずきん』て、タイトルが何だかガッカリだなぁという感じではあるのですが。
この"ぼろずきん"、実はすっごい強いのです!
黒髪、黒頭巾、黒山羊に乗って木のスプーンで戦う!!
え、カッコイイ?!
城を襲いに来た魔女たちとか、撃退しちゃいますっ。
しかし、のぞき見していた妹が巻き込まれて呪われてしまい、呪いを解くために姉妹は旅に出るというストーリー。
母は、姉と妹を差別して育てましたが、ぼろずきんは、そんな境遇をものともせず、さっぱり前向きな性格。
そして妹は"おねえちゃん大好きっ子"。
というのも、ぼろずきん、真の姿はとても美しくて、双子の妹はそれを見抜けているという設定なのですが……。こちらはラストまで明かされません。
あれ、私ネタバレし過ぎた? 叱られる??
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お話は『魔女の本 世界の民話館』に載っていたと思います。
なんで、お妃さま2種類の花食べたのかーとか、魔女が城を襲撃すんの? とか、呪いってなんだっけ? 等そんな部分の内容を忘れてしまったので、今度実家帰った時に確認してみます。(その際、この記事加筆修正するかもですが)
忘れてるのにエピソード紹介する、この厚顔さ! ――うん、ごめんなさい。
お読みいただき、ありがとうございます(^^)/
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