49.やせ薬の効能(タンザニア)
~ やせ薬を貰いに来た女に、医者が言いました。
「27,178冊の本を調べ、1800万の星で占ったが、あんたの命はあと7日だ。じき死ぬのに、薬は要らん。家に帰って、静かに待ちなさい」
医者の言葉に女は恐怖で震え出し、あと何日・何時間生きられるのかばかりを考えて過ごしました。
食事は喉を通らず、女は一日ごと、いえ、一時間ごとに細くなっていきました。
やがて10日ほど経ち、死ななかった女が、医者の元へ怒鳴り込みに行きました。
「このヤブ医者!! だましたわね!!」
医者は平然と答えました。
「ほれ、ちゃんと痩せれたじゃないか!」 ~
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(絵 2008年)
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日本の昔話にもありますが、私が読んだのはタンザニアが舞台のものでした。
(なのに絵が日本人顔だということは、言いっこなし)
"名医のやせ薬"で検索したら、何バージョンかお話に出会えるかと思います。
医者が調べた本の冊数や星の数が微妙に違います。(テキトーなのか?)
やせ薬、欲しいですが、やっぱ運動からかなぁ。
コロナのせいで出歩くのを控えるようになってて、その分影響が。
出かけなければ、財布もやせないけど、体重は増えますね~~。次の健康診断が怖いです。
お読みいただき、ありがとうございました(^^)/
今週は予定外な出来事に時間を縛られております。
簡単更新となっておりますが……。この文字量の方が、読みやすかったりして?




