41.牛を追って(モルドバ)
~ 牛を追いかけて、その男は来た。 ~
(絵 2008年)
そんなわけで、ドラゴシュは雄牛を追いかけて、遠い土地まで来てしまい、国を作っちゃいました。
ドラゴシュ 初代モルダヴィア公 在位1351年-1353年
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~ 愛犬モルダ死す ~
(絵 2008年)
牛を追いかけ、川で溺れてしまったドラゴシュの愛犬モルダ。
川とあたり一帯の土地の名前が……。
ひいては、国の名前のもとが。
犬の名前だった!!!
このことに衝撃を受けて、このエピソードをピックアップしてしまいました。
今回、文章の殆ど画像に書き込んでしまったため、画像非表示にされていますと、内容が読めないかと存じます。申し訳ありません。
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それにしても、そんなに勝手に土地や川に名前つけるとか、出来たのだろうか?
とりあえずこれらは『モルダヴィア年代記』による伝説。
実際のところ、ドラゴシュは、ハンガリー王の命令でこの地やってきたとか。
タタール人を東に追い返し、初代モルダヴィア公として君臨したものの、息子の代に別の人がやってきてハンガリー軍をやぶり、公国を建国。
ドラゴシュの血統は、その時にこの地から追い出されてしまった模様。
だけど、最初のルーマニア人があらわれたきっかけとなる伝説として、しっかりと国旗に牛の絵が描かれているあたり良き。
「あれ? 牛が主役になってない?」と、思わないでもないが、良き。
モルドバは、ルーマニアの斜め上、ウクライナの下にあります。国土は九州よりひとまわり小さな感じとのこと。なるほど。
……覚えられない――!! ←激しく地理が苦手。
国旗は、牛の絵を見たら、犬が溺れた国だな、と思うようにします。
……記憶の連結方法が、微妙――!!
お読みいただき、ありがとうございました(^^)/
本日、簡易更新で短め、失礼しました。




