新たな出会い
掲示板回も増やしたいと思いますが入れる間隔を悩み中です。
一人で考えていても仕方ないので、まずは情報を集めることにした。もしかしたら南の港町に行こうとしてる人がいるかもしれない、という期待を持って掲示板を覗くことにした。
[Let`s]情報&質問スレ Part13 [街探索]
1 : 名無しプレイヤー
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次スレ作成 >>980
231 : 名無しプレイヤー
こちら北にあるという二つ目の街を探しにpt5人で進行中
まだ一日目だが到着まではまだかかる模様
場所が平原なためそこまで強いモンスターは見かけないが、ちゃんと休憩時には警戒しないと襲われかねないからこれから向かう者は注意してくれ
232 : 名無しプレイヤー
>>231 おつ
フィールドボスとかがもしいたら情報おなしゃす
233 : 名無しプレイヤー
南の港町の方はどうなってる?
234 : 名無しプレイヤー
>>233 南は港町があるのか
誰か情報ぼ
235 : 名無しプレイヤー
他のスレでも書いているが、この後人数を集めて街道を塞いでいる狼の群れを討伐する予定だ。
敵がどのぐらい強いかがわからないため人数は多めに募集している。
報酬についてはすまんが確約はできないが、それでもいい者は今日のGT10:00までにギルドホールに来てくれ。
また、群れの場所はこの街からおよそ半日も掛からない距離と聞いているので、戦闘を含めると深夜を少し越えるぐらいの時間になると思われる。
また、討伐後にすぐログアウトして寝たい者もいると思う。そのような者たちのために交渉して、街まで乗せられる馬車とその警備の人員を借りることができた。
ただし、警備の人たちは戦闘には参加しないことは理解してもらいたい。
236 : 名無しプレイヤー
>>235 それはすげぇな
ちなみに募集についてはスキルレベルや装備について何か要求はあるん?
237 : 名無しプレイヤー
そういったのは特に要求していない。
ただ南への街道の開通を手伝ってくれる者ならば歓迎だ。
もし時間に間に合わないというなら立てているスレに一報してくれ。
人数によっては時間を合わせたいと思う。
では諸君らの参加を心待ちにしている。
「ふむふむ…」
現在GT09:13。時間的には間に合うし、街道開通のための募集……これはいかない理由はないかな? まぁ問題は人数が多いところで喋れるかかなぁ…。ま…まぁものは試しということで…。頑張るぞいっ…!
ということでギルドホールに到着したわけなんですが…。
「おや? 君も参加者かな?」
「掲示板を見てやってきたのかな?」
「おっ君かわいいねぇ」
「よっよかったらフレンド登録をっ!」
「おめぇずるいぞっ! あっ俺もフレンド登録お願いしますっ!」
「おいお前ら! 一斉に声かけたら彼女が困るだろっ!」
「あわわっ…」
集まっていたであろう人たちに一斉に声を掛けられて、私はオロオロと後ずさってしまいます。だっ誰か助けてーっ!?
「何をしているお前たちっ!」
突然大きな声が鳴り響き、私に声を掛けていた人たちが一斉にビクンと反応し固まります。
「だっ団長っ!?」
「こんなに集まって何をしとるかっ!」
「いっいやっ…その…参加者が来たので…」
団長と呼ばれた男性にオドオドとしながら私に声を掛けてきた人が返答しています。というか団長って呼ばれた人背がでかくてちょっと怖い…。リックさんと並ぶかも…。
「君がその参加者か?」
「はっはい!」
「……」
あわわわわっ…。もしかして女だからダメだったとかそういう感じ!? しかもこっちをじっと見てるしっ!?
「…団員が失礼をしたようだな。すまなかった」
「えっ? あっいえ…謝られるようなことは…」
「ともかく、今回の作戦に参加してくれて感謝する」
「その…お役に立てるかわかりませんが…よろしくお願いします!」
とりあえずいい人…なのかな…?
「君が来たことで3PT分の人数は埋まりそうだ。よろしく頼む」
「こちらこそお願いします」
「詳しい説明はあちらにいる女性に聞いてくれ。スキル構成によっては少し編成を変える必要があるからな」
「わかりましたっ」
一先ず団長さんにお辞儀して指示された女性の方へ向かいます。
「あら? 参加者かしら?」
「えっと…団長さんからこちらで説明を聞くようにと…」
「ふふっ」
「??」
「ごめんなさいね。参加者の貴女にも『団長』なんて呼ばせるから何をしたのかなと思ってね」
「えっと…他の人が団長と言ってたので…その呼び方で…」
「別に構わないわよ。ちなみに私はエクレールよ」
「えっと、私はアリスです」
「アリスちゃんね。スキル構成は前衛と後衛どちらかしら?」
「えっと一応前衛でアタッカーです…」
「なら編制は変えなくて大丈夫ね。アリスちゃんは第三PTでお願いね」
「はっはい!」
「ふふっ、そんな緊張しなくて大丈夫よ」
どうやら緊張していたのがエクレールさんにばれていたのか、頭を撫でられてしまった。でもおかげで落ち着いたので逆にありがたかったです。
そんなこんなでやり取りをしている内に時間となったので、団長さんが皆の前に出ました。
「まずは掲示板を見て集まってくれた方々に感謝する。掲示板でも説明したが、今回我々は南の街道を封鎖している狼の群れの討伐を行う。また、諸君らが来てくれたことでPTが三つ組めるようになった。これにより、事前の情報にあった取り巻きの狼の排除とボスの狼にPTを分けることができる。また、取り巻きも運営がモンスターが生きていると言っている以上、無限湧きはしないはずだ。打ち止めとわかったら他のPTの援護に回ってくれ。PT編制についてはエクレールが指示した通りにPTを組んでくれ。以上だ。諸君らの奮闘を期待する」
「では第一PTは団長が、第二PTは私、第三PTはそこの盾を持った彼がリーダーを務めます。各自分かれてPTを組んでください」
エクレールさんが指示すると、皆それぞれ決められたPTリーダーの元へ向かった。っと、私も第三PTのところに行かないと…。
「君らが私のPTメンバーだな。よろしく頼む」
私たちはPTを配ってもらい、それぞれの役割の打ち合わせを行った。どうやらPTにはそれぞれ最低一人は盾とヒーラーが入るように分けられていたらしい。PT上限人数は七人で、前にショーゴたちと組んだ人数と一緒の人数となった。私たちのPTは、盾が一人に前衛が二人、中衛が二人の後衛が二人とバランスがよかった。だが、その分一人一人の働きが生存率に直結してくるので結構緊張する。
と言っても、話によると取り巻きの狼は森にいるのと変わらない個体なので、そこまで緊張する必要はないとPTリーダーの人が説明してくれた。
「では皆打ち合わせが終わったようだな。では、出陣するっ!」
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街の南門から出て早七時間。現実世界と身体が違うためか、そこまでの疲労感は感じられません。ですが、警備の人たちは私たちと違い長時間歩けばその分疲れます。なので適度に休憩を取りつつ進んでいる感じです。
道中モンスターが襲ってくることもありましたが、団長さんが結構凄い人なのか、指示の通りに動いただけですぐ倒すことが出来ました。
そんな感じで特に警備の人たちにも危険はなく、目的地まであと少しとなりました。
「ではここで最後の休憩に入る。各PT最終的な打ち合わせをしてくれ」
「群れのボスには団長たちの第一PTが、右翼に私たち第二PT、左翼に第三PTが展開してください。街の警備の方々は後方に待機してもらい、もし私たちが危険な状態と判断したら逃げるようにしてください。最悪、私たちで逃げ切れるまでの足止めをしたいと思います」
実際に群れの強さがわからないから全滅の場合もあるんだよね。それを含めての指示かぁ。やっぱり集団を率いる人ってこういうことにも目がいかないとできないのかなぁ? そう考えるとギルドとかっていうのも結構難しいんだなぁ…。
「アリスさん、ちょっといいですか? 最終的な打ち合わせをしたいのでこちらへ来てください」
「あっはい、すみません」
おっと、他のことを考える前に今は目の前のことに集中しなければ。今回の作戦が成功すれば港町に行けるのだから…! 頑張らねばっ!
そして全PTの最終打ち合わせが終了し、目的地へと向かった。
―ステータス―
SP:2
【刀剣Lv18】【ATK上昇Lv13】【AGI上昇Lv15】【DEX上昇Lv12】【察知Lv8】【忍び足Lv3】【鑑定Lv9】【収納Lv7】【解体Lv7】【切断Lv5】
特殊スキル
【狩人】
控え
【料理Lv1】【促進Lv1】【猫の目Lv1】【採取Lv11】
―装備―
胸:皮の胸当て DEF+2 DEX+1
腕:皮の籠手 DEF+2 DEX+1
腰:皮のベルト DEF+1 DEX+1
次は7/16の08:00に投稿予定です。
2016/7/15 誤字の修正を行いました。
2016/7/16 PT上限人数の記載を行いました。




