表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/25

第16話 [違和感はログアウトしました]

「ただいまぁ」

「お兄ちゃん、お帰り〜! そんでもってレッツラゴー!!」

「え?」


 家に入ると同時に、華に手を引かれてそのまま外へ逆戻りした。

 そして、華はなぜか制服のままだった。


「は、華、なんで制服のままなの?」

「これから用事って言ったでしょ〜?」

「うん、でも私服の方が動きやすいんじゃない?」

「いや……だって制服デート……」

「んぇ?」

「なんでもなーい!!」

「わ、わかったよぅ……」


 それにしてもどこに行くんだろう?

 華から何も聞かされてないんだよね……。





「さて、ついたよお兄ちゃん!」

「え……ここは……」


 ついたのはなんともファンシーで、男の子である僕が入るにはちょっお抵抗があるようなお店だった。


「ここに入るの……? 流石に僕が入ったら場違い感が……」

「何言ってるのか! お兄ちゃんは可愛いから問題ないよ!」

「むぅ! 僕は可愛いじゃなくてかっこいい方が……」

「さ、入ろ!」

「あ、ちょっとー!」


 華に引っ張られ、そのままファンシーなお店に連れ込まれてしまった。

 中は外よりもすごいキラキラしていて、僕がいていいような環境ではなさそうだった。


 なんだかチラチラ見られてるし!


「ねぇ、あの子めちゃくちゃ可愛くない?」

「わっ、本当だ〜」

「この店にピッタリじゃーん!」

「お持ち帰りできたらしたいねぇ」

「顔ちょっと赤くして照れてるのも可愛い〜!」


 しかもなんだかヒソヒソ話している気がする……。

 自意識過剰なのかなぁ……。


「うぅ……」

「お兄ちゃん大丈夫?」

「早くこのお店から出たい……」

「えー!? 今日はあたしに付き合ってくれるんでしょ〜?」

「うっ……そうだった……。わかったよぉ……」


 僕は渋々歩みを進め、席に向かった。


 七美本人は場違いだと思っているが、側から見ればこの店に一番似合っている人物であった。

今日は1話だけの投稿です!すいません!!

少々プライベートの方が忙しくてですね……。


ほんっっとすいません!!

明日は2話投稿するので!!

m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ