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ツメヨ国の危機編 三弟子視点

『一足先に移動します、この手紙を読んだらすぐにツメヨ国へと向かうように……そこで俺に出会えなければカーマかセーヌと合流して共に行動するように』


「サーボ先生……もぉっ!!」


「どぉして一人で行ってしまうんですかぁっ!!」


「聡明なサーボ先生のことだ、恐らく何かに気づいて急いで行動する必要があったのだろう」


 感情的になっているカノとシヨを諫めながらも、私もまた複雑な胸中にある。


(どうして何も言わずに……我々はそれほど頼りなかったのだろうか……)


「め、めぇええ……」


 ムートンが我々に向かい頭を下げている。


 眠っていてサーボ先生の到着に気づけなかったことを申し訳なく思っているのだろう。


「ムートン君は悪くないよ……全く、本当にサーボ先生はぁっ!!」


「何でもかんでも一人でやろうとしてっ!! 無茶ばっかりするんですからぁっ!!」


「気持ちはわかるがここで騒いでいても仕方がない……すぐに後を追いかけよう」


 皆を荷台に乗せると、私は全力で人力車を動かし始めた。


 一刻も早くサーボ先生の元へ辿り着きたい。


 そうでないとこの後どうしていいか、私には何も検討すらつかないのだから。


 一気にリース国の領内から抜け出し、まっすぐツメヨ国へと向かっていく。


「……ああっ!? て、テキナさんあれっ!?」


「どうした……黒煙っ!?」


 カノが指し示した先に注目すると、僅かにだが煙が漂っているのが見えた。


 流石大盗賊だ、もしも私一人では見落としていただろう。


「ええとぉ、地図によるとあそこには村がありますね……行きましょうっ!!」


「わかったっ!!」


 すぐに煙の元を目指す。


「キュゥルォオオっ!!」


「なぁっ!?」


 到着した私たちは見覚えのない魔物が村を襲っているところを目の当たりにした。


 いや正確には見覚えのある魔物のパーツが乱雑にくっついた……生命を冒涜するかのような不気味な形の魔物だ。


「キュゥゥゥっ!?」


「っ!?」


 声を発する部位もめちゃくちゃなのだろう、理解できない奇声を発しながらこちらへと襲い掛かる魔物の群れ。


「テキナさんは魔物を討伐っ!! カノさんは親玉を探して倒せそうなら対処、無理そうなら報告してくださいっ!!」


「わかったよっ!!」


「わかったっ!!」


 シヨの指示に従い私は人力車を置いて魔物の群れに飛び込み、片っ端から殲滅してく。 


(今までの魔物よりは強いな……しかし手こずるほどではない)


 途中何度か新たな魔物が生み出されたが、問題なく処理していく。


 すると不意に全ての魔物が一斉に消滅して、カノが戻ってきた。


「倒してきたよ……だけどなんか変な奴だったよ」


 カノ曰く、親玉もまた今までとは違い歪な形状をしていたという。


「……魔王軍がまた新たな企みをしてるみたいですねぇ……だからサーボ先生は一足先に行動を開始したみたいですね」


「なるほどそれを見抜いて……流石サーボ先生だ」


「だけど僕たちを置いていくほどのことだったのかなぁ?」


「多分……ほら、今までと違って魔物の親玉を倒しても村人が戻ってこないじゃないですかぁ……やっぱり今までとは何かが違うんですよぉ」


 シヨの言葉でようやく私とカノはその事実に気が付いた。


「恐らく何か規模の大きな作戦が始まってるんだと思いますぅ……それでサーボ先生は別行動をとっているんですよ……ひょっとしたらこの領内に居ないのかもしれません」


「えぇっ!? だ、だって手紙には一足先にこっちに来るって……」


「いいえ、移動しますとは書いてありましたけどどこに行くとは書いてありませんでした……それに出会えなかった場合の指示も出しているのも気になりますぅ」


 シヨの指摘は本当に目からうろこだった。


 てっきり少しでも早く人々を助けるべくツメヨ国に向かったのだとばかり思っていた。


「じゃ、じゃあサーボ先生はどこで何をしているのっ!?」


「多分他にもっと優先してやらなきゃいけないことがあるんだと思いますぅ……それでこの襲われていた村とかに手を差し伸べる余裕がないから私たちと別行動を取っているんだと思いますぅ」


「確かに前にサーボ先生は、手分けして多くの人々を救おうと言っていた……そのために我々と別行動を……」


(足手まといだと思われていたわけではないのだな……良かった……)


 少しだけ安堵した、そして広い視野を持って事態を解説してくれたシヨがとても頼もしいと思えた。


(この二人は本当に逞しく素晴らしい活躍を見せるようになった……それに対して私はどうだ……)


 目の前の事象に囚われて、ただ正面から戦うことしかできない。


 その戦闘能力にしてもサーボ先生に比べれば遥かに劣るものでしかないはずだ。


 だから最近は特に思う……このパーティで一番不要なのは私なのではないだろうかと。


 そう考えると、私は不安で仕方がない。


 役立たずだと呆れられてはいないか……いずれ見捨てられはしないだろうかと思ってしまうのだ。


(カノもシヨも才能が開花するまではこのような気持ちを味わっていたのだろうか?)


 それでいながら努力し続けて、こうもまっすぐに育った二人は本当に尊敬に値すると思う。


 勿論サーボ先生も同じだ……洞窟で魔力がないとサラっと語っていた事を思い出す。


 実力主義の勇者の里では魔力がない者はそれだけで色々と見下されることも多かったはずだ。


 実際に私も相手の為だと思いこんでカノやシヨには酷いことを言ってしまった。


 しかしサーボ先生はそのような視線に負けず、あれほど立派な大志を抱き行動し続けている。


(本当に私だけが……どうしようもないのだな)


「さて、この後はどうするものか……村を救って回るか、王都を目指すか」


「うーん、どっちがいいのかなぁ?」


「まずは王都を目指しましょう、そこなら生存者がいますから事情も分かります……まずは情報を集めないと動きようがありませんよ」


 シヨがサーボ先生のように明確に指針を打ち出してくれる。


 私やカノではこうはいかない。


「わかった……行こう、王都ツメヨへっ!!」


 今度こそまっすぐ王都へと進行する私たち。


(大盗賊としての能力を十全に活かしているカノ、指導者として広い視野を持ち判断を下せるシヨ……この二人だけは守り抜かなければ)


 私にはそれぐらいしかできないのだ。


 恐らくそのためにサーボ先生は私をこの二人へと同行させたのだ。


 サーボ先生の期待を裏切らないよう全力でこなそうと思う。


(だからどうか……早く戻ってきてください、私たちの元へ……サーボ先生……)


 *****


「一応王都中を探したけど、やっぱりサーボ先生は居ないみたいだ」


「そうですか……ありがとうカノさん」


 カノさんの報告を聞いて私は……いや私たちは落ち込んでしまいました。


 予想していたとはいえ、やはりサーボ先生に合流できないと知るとどうしても寂しくて仕方ないのです。


「あとテキナさん達から……魔物が強くなりすぎてとても兵士たちは外へ食料を調達に行ける状態じゃないって……」


「そうですかぁ……かといってテキナさんたちに防衛から離れてもらうわけにはいきませんし……困りましたねぇ」


 王都ツメヨは完全に魔物の群れに包囲されています。

 

 私たちですら強引に突っ切るのにとてつもない時間がかかりました。


 テキナさんに敵を一掃してもらい、その間にカノさんに内部に入ってもらい門を開けてもらったのです。


 それでもギリギリだったのですから、そりゃあ一般の兵士さんが外に出かけていくなど自殺行為です。


(だけど、正直このままじゃぁ食料不足で大変なことになりますぅ)


 必死で規律を厳しくして配分量を調整していますが、人々の不満は募るばかりです。


 満足に食事を食べられず、外からは連日魔物の襲撃……精神が追い詰めらえるのも無理がない話です。


(だけどどうにかしないと……これしか私に出来ることはないんだから)


「とりあえず今日も僕行ってくるね」


「気を付けてカノさん……無理だけはしないで」


「わかってるって……シヨちゃんも少しは眠りなよ?」


 私を気遣ってくれるカノさんですが、どうしても素直にうなずくことができません。


 戦闘ができるテキナさん、魔物の目を盗んで外で情報活動と物資の調達をしてくれているカノさん。


 二人に比べて私は殆ど役立てていません。


 後方支援しかできないというのに、せめて人々の統率を取れなければどうするというのでしょう。


 多少休みを削ってでも仕事をしないと……役立たずに戻るのはもう嫌なんです。


(だけどやっぱり……ギリギリだなぁ)


 魔物の肉を回収させたり、食料を徴収しての再分配……士気向上の為に魔物討伐の成果の誇張。


 一つ一つの効果は薄い以上は数を重ねるしかなくて、それを考えて実行に移すにはいくら時間があっても足りません。


 だから私は必死で動き続けます。


(このままじゃいずれ押し切られて……だけどもう外を調査する余裕はないし……)


 まだ魔物が弱くて兵士達が防衛できる状態だった時は、カノさんが見つけた本拠地を勇者の皆さんに攻め滅ぼしに向かってもらえました。


 しかし今では勇者が守りを固めていなければすぐにでも城壁を乗り越えて魔物が攻め寄せてくるでしょう。


(これじゃあカノさんが一番の親玉を見つけ出しても攻めに行けない……どうすればいいですかサーボ先生……)


 私の頭ではこれ以上どうしていいか考えもつきません。


 出来ることは民衆の気持ちを落ち着かせて、戦士の皆さんが戦える環境を整えることだけ。


 それすら満足にできなくなってきて、私はもう泣き出しそうです。


(だ、駄目……サーボ先生は私を信じて任せてくれてるんだから……だけど……会いたいですよぉ)


「シヨ……悪い知らせだ……セーヌの馬鹿が外へと離脱した」


「……そうですかぁ」


 テキナさんが顔を出したかと思うと、申し訳なさそうに伝えてきた。


 少し前に王都内で魔物が暴れた際に、ミイアさんが行方不明になった。


 あの時から様子が変だとは思っていたけど、まさか他の人々の守護を投げ出して出て行ってしまうとは思わなかった。


「もう出て言った以上は仕方ありません……後でカノさんを通じて情報を伝達して遊軍として動いてもらいますぅ」


「なるほど……流石はシヨだな、私はどう連れ戻すかしか考えていなかった」


 テキナさんは心の底から尊敬するように私を見てくれる。


 本当に立派な人だと思う、肉体的にも精神的にも強くて指示が正しいと分かれば私みたいな子供の言うことでも聞いてくれる。


 大盗賊として八面六臂の活躍をしているカノさんといい、本当に凄い二人だと思う。


(そしておそらくこの事態も見越したうえで、身動きがとれるよう単独行動しているサーボ先生……それに比べて私は……)


 後方支援や指導者として人々に指示を下す才能はあると思うけど、それもサーボ先生に比べればはるかに劣っている。


 だから旅に出てからずっと思っている……このパーティで一番不要なのは私なんだろうなぁと。


 お陰で私は不安で仕方がない。


 役立たずだと呆れられてはいないか……いずれ見捨てられはしないだろうかと思ってしまうのです。


(多分誰もそんな目では見てないと思うけど……ずっとそう言う目で見られてきたから気になっちゃいます……)


 多分そんな考えとは無縁で、常にまっすぐ育っているカノさんやテキナさんこそ尊敬に値する人だと思う。


 勿論サーボ先生もです……洞窟でサラっと魔力がない語っていて凄いと思いました。


 実力主義の勇者の里では魔力がない者はそれだけで色々と見下されてしまうのです。


 実際に私も色んな人からたくさん心無いことを言われて……サーボ先生に断られたら勇者を目指すのを辞めようとすら考えてしまいました。


 だけどサーボ先生はそんな視線には負けず、ずっと立派な大志をもって行動し続けてきたんです。


(本当に私だけが……どうしようもない子なんですよねぇ)


「それでこれからの方針なのだが……カーマ達も弱音を吐いているがどうするべきだろうか?」


「大丈夫です、外ではサーボ先生が起死回生の一手を探っているはずですぅ……私たちはそれを信じて耐え抜きましょう」


「なるほどっ!! 言われてみればその通りだ……では私は城壁の守備に戻る」


「無理はしないでくださいねぇっ!!」


 他に何も思いつかなかった私は、結局サーボ先生の名前に頼ってしまいました。


 だけどきっとサーボ先生ならば、この場を打開する案を練ってくれているはずです。


 なら私はそれまで皆に指示を出し、士気を維持してこの王都を持たせて見せます。


 私にはそれぐらいしかできません。


 多分そのためにサーボ先生は私をテキナさんたちと同行させたのでしょう。


 サーボ先生の期待を裏切らないよう全力でこなさないといけません。


(だからどうか……早く戻ってきてくださいねぇ、私たちの所へ……サーボ先生ぇ……)


 *****


「どこだ……敵の親玉……どこにいるんだっ!?」


 領内を走り抜けながら必死で親玉の居場所を探して回る。


 だけど見つからない、どこを探しても最後の一人が居る場所だけがわからない。


「プォオオオオオオっ!!」


 代わりにマンティコアばかりがすれ違っていく。


 恐らくどいつもこいつも王都を目指しているのだろう。


(どうにかしたいけど僕じゃ隙をついても勝てる相手じゃない……くぅ……)


 悔しいけど無視して探索を続ける。


 既に王都は次から次へと迫るマンティコアに囲まれて身動きが取れない状態だ。


 もう出入りできるのは僕だけしかない。


(僕が親玉を見つければ……見つけなきゃいけないのに……)


 いくら劣勢とは言え、一番の親玉さえ倒せれば何とかなるのだ。


 そしてこれを見つけるのは僕の役目……なのに見つけられない。


(大盗賊なのに……これしか出来ることがないのに……何で僕はこう役立たずなんだ)


 勇者の中心の戦力として活躍しているテキナさんに王都中の人間をまとめて指示を出しているシヨちゃん。


 あの二人に比べて僕はどうしてこう無力なのだろう。


 焦る気持ちを抑えて、領内のあらゆる場所を探していく。


 村とかの設備がある場所、逆に人の目が届かない場所や魔物が潜めそうな山岳や森林地帯。


 だけど僕ごときが考えつくところを全て探し終えてもなお、親玉は見つからない。


(サーボ先生ならきっと簡単に思いついちゃうんだろうな……会いたいよサーボ先生……)


 サーボ先生のことを思うと涙が出そうになる。


 未だに会えないサーボ先生はきっとこの魔王軍の脅威に立ち向かうため、どこかでもっとつらい何かをしているはずだ。


 だから僕も本当は弱音を吐かずに頑張らないといけないんだ。

 

 そう思って何日も不眠不休で領内を探し回るけど全然見つからない。


(勝手に飛び出したセーヌさんも見つからないし……ミイアさんやヒメキ様も……食料だってもうどこにもない……)


 何一つ探し物を見つけられない不甲斐ない自分に嫌気がする。


 どうしてこう僕は情けないのだろうか。


 正直もうどこを探せばいいのかもわからない。


(……仕方ない、一度戻ってシヨちゃんの指示を聞こう)


 僕は帰還すべく王都へと向かって走り出した。


 装備の効果で能力が強化されている僕は、あっという間に王都へと戻ってきた。


(あれ……マンティコアが少ない?)


 いつもなら城壁が見えないぐらい攻め寄せているマンティコアが、何故か数えられる程度しかいない。


 しかも少し距離を置いた場所で待機していた。


 よくわからないけどこれなら簡単に王都内に戻れそうだ。


「……ただいま」


「おお、よく無事で戻ったカノっ!!」


「おかえりなさいカノさんっ!! 無事でよかったですぅ」


「ごめんね、何にも見つけられなかったんだ」


「いいんですよぉ、むしろ私が敵の居場所に目星をつけなきゃいけないんですぅ……カノさんにばかり負担をかけてごめんなさぁい」


「いいや防衛で手がいっぱいで探索に協力できていないこちらが悪いのだ……私が無力だからカノには迷惑をかける」


 何の成果も出せなかった僕を、だけど二人はむしろ申し訳なさそうに頭を下げる。


 本当に立派な二人だ、これだけ成果を出して活躍しているのに驕ることなく役立たずな僕を受け入れてくれる。


 そして今も外で一人活躍しているであろうサーボ先生もまた凄いと思う。


(皆すごい頑張ってるんだ……なのに僕だけ……)


 せっかく大盗賊としてみんなの役に立てるようになったと思ったのに、肝心な時にこれではどうしようもない。


 唯一無二の才能なのに、どうして生かすことができないのだろう。


(いや……多分サーボ先生は勘も鋭いから……この手の能力も僕よりずっと優れてるよね……)


 だからどうしても考えてしまう……このパーティで一番不要なのは僕なんだろうなぁって。

 

 お陰で僕は不安で仕方がない。


 役立たずだと呆れられてはいないか……いずれ見捨てられはしないだろうかと思ってしまうんだ。


(そんなことはないはずだけど……どうしても勇者の里での苦い記憶が消えてくれないよ……)


 人の目を気にせず才能を十全に活かしているシヨちゃんやテキナさんは本当に凄い、尊敬できる人だと思う。

 

 だけどサーボ先生はもっと……洞窟でサラっと魔力がないって語ってたけど凄いと思う。


(前に話してくれた時はあんなに辛そうにしてたのに……多分コンプレックスを自力で乗り越えたんだろうなぁ……)


 実力主義な勇者の里で生まれ育ったサーボ先生は、それこそ僕みたいに色々とひどい扱いを受けたはずだ。


 サーボ先生に受け入れてくれたから僕は何とか耐えられた。


 だけどサーボ先生は誰の庇護も受けずに、それでも立派な大志をもって行動し続けたんだ。


(本当に僕だけが……どうしようもないんだ)


「……やっぱり僕もう一回行ってくるよ、今度こそ何か見つけてきてみせるよっ!!」


「いや、少しは休んだほうがいい……ずっと動き続けていては倒れてしまうぞ」


「そうですよぉ、カノさんが倒れたらもうお終いなんですからねぇ」


「ありがとう二人とも、だけど僕は大丈夫だからっ!!」


 皆に負けないよう僕ももっと頑張ろうと思う。


 外の探索は僕にしかできないことなのだ。


 せっかくみんなが期待してくれてるんだから、これぐらいは果たして皆の足手まといにならないようにしたい。


 多分サーボ先生はそのために、この二人に僕を同行させたんだ。


 そんなサーボ先生の期待を裏切らないよう全力で自分の仕事をこなそうと思う。


(だからどうか……早く戻ってきてね、僕たちのところに……サーボ先生……)


「カノちゃんっ!! シヨちゃんっ!! テキナさぁあああああああんっ!!」


「「「っ!?」」」

おまけ


「王は食事を独占して……」


「めぇええ」


「ふかふか……ぐぅ……」


「勇者は何をして……」


「めぇええ」


「柔らかぁい……ぐぅ……」


「何で魔物がこんなところ……」


「めぇ……」


「そ、そんな悲しそうな声には騙され……ぐぅ」


 ムートン君も頑張っていたり。

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