『あ』殿の正体……なんかどうでもいい
「はっ!?」
目が覚めると冷たい石畳の上に寝かされていた。
顔を上げて周りを見回すと鉄格子の内側に閉じ込められていることが分かった。
(牢屋か……やられたな……)
あの後どうなったかはわからないが、恐らく敵に捕まったのだろう。
しかし身体に怪我や異常は一切ない。
それどころか武装解除すらされていない。
(生きてるだけでも儲けもんだが……どうなってんだこれは?)
目を覚ますまでの間俺は隙だらけだった。
いくらでも止めを刺す機会などあったはずだ。
(よくわからんが……まあいい、とりあえず行動するか……)
体を起こして軽く運動してコリをほぐしながら口を開く。
「誰かいませんかーっ!?」
何はともあれ、まずは情報収集からだ
「はい」
正面から返事が聞こえた、『あ』殿だろう。
みると向かい合った牢屋の角に『あ』殿が佇んでいた。
「御無事ですか『あ』殿?」
「はい」
「それはよかった、こちらも一応無事ですが……あの風に襲われた後のこと何か覚えてますか?」
「いいえ」
(まあそうだよなぁ……しかし他に返事がないってことは俺たちしか捕まってないのか?)
もしくは違う場所に監禁されているか、あるいは先に処分されたか。
どれにしても現状においては助けを求めることは出来なそうだ。
(まあ、『あ』殿が居てくれれば何とかなるだろ……)
「何が起きているかはわかりませんがとりあえず脱出しましょう……この檻壊せますか?」
「はい」
返事と共に『あ』殿の姿がぶれて気が付けば俺の隣に立っていた。
恐らくオーラ切りを放って檻を貫通したのだろう。
遅れて轟音が聞こえて、鉄格子が思い出したかのように弾け飛んだ。
「ありがとうございます、では早速探索と行きましょう」
「はい」
後をついてくる『あ』殿と一緒に通路に出る。
片方は行き止まりでただの壁になっていて、反対側には道がどこまでも続いている。
とりあえず道を進んで、立ち並ぶ牢屋を覗き込んでみると全てに一人ずつ生気の抜けた人々が監禁されていた。
「どうも、少しお話よろしいですか?」
「……」
「初めまして勇者サーボと申しますが……」
「……」
片っ端から声をかけていくが、誰一人として返事をする者はいない。
(一応こっちを見るってことは生きてはいるんだろうが……)
まるで声を出す気力すら残っていないかのように憔悴しきっている。
しかも通路もどこまで歩いても続いている。
(ここは……普通の空間じゃないのか?)
「『あ』殿、全力でオーラ突きを放ってこの通路の端まで移動してくれませんか?」
「はい」
『あ』殿の背中に身体を預けるのと同時に、オーラ突きの連続使用により一気に景色が後ろへと流れていく。
タシュちゃんをもはるかに上回る速度での移動は、しかしそれでも端に到達することはできなかった。
「……いったん止まりましょうか」
「はい」
十分ほど駆け抜けて、それでも景色が変わらず俺たちは一度移動を断念した。
(あの速度なら十分も移動すればドウマ帝国の領内を脱していないとおかしい……なのに景色が変わらないとは……)
どうやらここは普通の空間ではないようだ。
下手したら無限に続いているのかもしれない。
(牢屋の中も……っ!?)
檻の中を覗き込んで、そこにある白骨死体を見て驚く。
よく周りを見回せばこの辺りは白骨死体ばかりが収まっているではないか。
そのうちの一体のそばに何か本のようなものが落ちていた。
「……『あ』殿、この檻を開けてくれませんか?」
「はい」
『あ』殿が歪めた鉄格子の隙間を通って檻に入り、本を拾って中を確認するとどうやら日記のようだった。
読んでみると政治に関わる愚痴がたくさん書かれていた。
(持ち主は……この国の王様かっ!?)
それがここで死んでいるとはどういうことなのか。
『あ』殿も気になったようで後ろから覗き込んでくる。
さらに読み進めていくうちに、気になる記述が出てきた。
『魔王軍との同盟が成立、聖剣と引き換えに世界の支配権を約束される』
『魔王軍と共同開発した兵器を用いてハラル王国に出兵開始』
『仮面を装着した冒険者に防がれる……あの馬鹿娘め……』
「……っ」
『あ』殿が息を飲む音が聞こえる。
顔を上げると白骨死体にふらふらと近づく『あ』殿の姿が見えた。
「……『あ』殿はドウマ帝国の王女様であられたのですか?」
「はい……」
(女だったのかよ……カノちゃんより胸がないからわからなかったわぁ……)
『あ』殿は震える手を仮面にかけると、そっと外してその素顔を見せてくれた。
とても美しい顔立ちをしていた、ただ異様に肌が白くそして両目の色が違っていた。
赤と緑で彩られた瞳は魔物のごとき怪しい輝きを放っていて、その異彩な外見と合わさり芸術的な美貌に見えた。
「この呪われた見た目を嫌った両親は私に呪いの仮面をかけて意識を制限しました……人形として育てられました」
「……そうでしたか」
「既に呪いは解けていたのですね、私は試そうともしませんでした……」
悲し気に呟いて『あ』殿は力なく俯いてしまった。
(よくわからんがあの仮面のせいで感情とか制限されて、はいとかいいえしか言えなくなってた感じかぁ……)
それが何をどうして王宮を追い出され冒険者となり、その才能を開花させたのかは分からない。
何よりそんなことを知っても仕方がない。
俺はうつむく『あ』殿を気にせず、先を読み進めることにした。
『更なる兵器の発明と兵士の強化を推し進める』
『どちらも成果が上がっていくが、何やら兵士が余所余所しくなりはじめた』
『魔物が人間に化けて混じり始めている……こんなことは契約になかった』
『周りを囲む者も既に魔物だった……ついに余に化けた魔物が現れ風が吹いたと思えば檻の中に閉じ込められていた』
(風……まとわりつく……俺たちと一緒だな……)
『周りには先に飛ばされた家臣……家族……後からは住民までもが……余への罵声が聞こえる……』
『水も食事も与えられぬ……体力のない者から倒れていく……罵声すら聞こえなくなった……』
『全て余の……許せ……あ……』
最後の文字は歪んでいて読めなかったが、誰かに対する謝罪のように思えた。
「私は……名前も……付けてもらえなかった……あ……と……呼ばれて……」
「きっと父上はどこかであなたに負い目があったのでしょうね、それでも王としての立場が親としての情を表すことを許さず……最後の最後に正直な気持ちを書いたのでしょう」
(ということにしておこう、死人に口なしだからなぁ)
「……はい」
どこか嬉しそうに頷いた『あ』殿、これなら戦闘できそうだ。
(良いこと言ってやったんだからボディガード頼むぞ……まあ今問題なのはここからどうやって抜け出すかだけどなぁ……)
大体の事態は理解した。
「『あ』殿が大丈夫なら今後のことをお話ししたいのですが……もう少し休まれますか?」
「いいえ、平気です……私も勇者なのです」
「そうですか、『あ』殿は立派ですね……尊敬に値します」
「いいえ、私などまだまだです」
俺の言葉に恥ずかしそうに首を振る『あ』殿。
「そんなことはありませんよ……まあ話を戻しますが、実は前に俺は似た事件を解決したことがあるのです」
イショサ国で起きた風の魔物による失踪事件について俺は語った。
「恐らくあの時の規模が大きい攻撃を受けたのだと思われます……つまり俺たちは異空間に幽閉されているものと思われます」
「はい」
「当時はこの攻撃を仕掛けた魔物を退治することで自然と皆は解放されました、そしてその手段は外に残っている俺たちの仲間が既に行っているはずです」
(この手の頭は回るシヨちゃんも、当時の状況に詳しいカノちゃんもいる……気付かないはずがない……)
「はい」
「ですが、このまま待っていても仕方がありません……俺たちは俺たちで脱出の術を探してみましょう」
(戦力面ではテキナさんもいるし非常事態ならフウリ様も聖剣を渡すだろう……だから恐らくは何とかなるだろうが……どれだけかかるかは分からない……)
食料はともかく水がないのが致命的過ぎる。
数日で解決できればいいが、もしも魔物に逃げに徹せられたら間に合わない可能性は十分にある。
「はい、何でもします」
『あ』殿も理解を示してくれた。
「ありがたい、ではまずは……この牢屋の壁を叩き壊してみましょう」
(とりあえずできることを片っ端から試してやる……最悪はこの世界を破壊しつくしてやるわっ!!)
「はい」
俺の言葉に従い『あ』殿が壁を叩き壊すと、その向こうにも同じような部屋が広がっていた。
「どうしますか?」
「どんどん行きましょう」
壁を壊しては奥に進むことを繰り返す俺たち。
しかしどこまで行っても同じような部屋が広がるばかりだった。
「これは無理そうですねぇ……じゃあ一旦俺たちの檻のある所まで戻って通路の反対側の壁を壊してみましょうか」
「はい」
再び俺を背負った『あ』殿は、一瞬だけ父親の遺骸を見つめ……再びオーラ切りを放ち通路を駆け抜けていった。
少しして見つけた壁をそのままぶち破ると、そこにも向かい合った檻があってその奥にはまた同じように壁が聳え立っている。
「あらら、これは困りましたねぇ」
「はい」
一応こっちの檻の中も確認したが、誰も中には納まっていなかった。
(どうなってんだか、この不思議空間は……?)
「なら次は上ですね……天井をぶち壊しましょう」
「はい」
上に向かってオーラ突きを放ち、天井をぶち破ると今度も似たような光景が広がったが一つだけ違う点があった。
「穴が開いて……なるほど、上下の空間はループしているということですね」
飛び上がった先には既に天井に穴が開いていて、下の穴を覗き込むと自分の後頭部が見えた。
(人を収容する関係上左右には伸ばす必要があったけど……上下に伸ばす必要がなかったのか……)
整理しよう、まず縦方向は人々が収容された……そして収容される予定の檻のある空間が広がっている。
次に横方向の檻の奥にある壁の向こうは何もない部屋が何処までも続いている。
最後に上下方向は空間が繋がって無限ループ状態になっている。
(この違いは何なんだろうなぁ?)
「壁が消えていきます」
「なっ!?」
『あ』殿の言葉に顔を上げると確かに縦方向の奥にある壁が消失していく。
そして新たに表れた檻の中に一般人と思わしき人が転送されてきた。
「……」
(気絶してるが怪我は無い……俺たちと同じか……)
「なるほど……こうして新しく送られてくるたびにどんどん部屋が増えるわけだ……」
しかし何故こんな面倒な仕掛けをしているのか。
壁など作って消失させる仕掛けに一体何の意味があるのだろうか。
「この壁魔力でできています」
「まあ、こんな不思議空間自体魔力で作られているだろう……っ!?」
(そうだ、こんな不思議な空間が現実にあるとは思えない……これは魔力で作られた空間のはずだっ!!)
当然魔力の消費量は空間の大きさに比例するだろう。
(ひょっとしてこの区切りの壁は……魔力消費対策なんじゃないか?)
この壁がある時点ではここまでしか空間が広がっておらず、魔力の消費もここまでの分で収まるのだとしたらどうだ。
無限に壁を突破してどんどん収容エリアを増やしてやればパンクするのではないか。
(タダの予想だが……やるだけならタダだしなぁ……)
しかもやるのは『あ』殿だ。
俺は疲れもしない。
ならやるだけやってみようと思う。
俺は『あ』殿に今考えたことを説明した。
「……どうだろう、あくまで仮説だし無駄に体力を使うだけかもしれないがやってみないか?」
「はい」
『あ』殿は力強く頷いてくれた。
(よぉし、後はこいつに任せて寝ておこ……っ!?)
当たり前のように俺を背負った『あ』殿。
「あ、あの別に一緒に行……」
「っ!!」
俺が言い切る前にオーラ切りを放ち、壁を紙切れのように蹴散らして進む『あ』殿。
瓦礫が身体に当たってとても痛い。
(や、止めときゃよかったぁあああっ!!)
止まれと言いたいが口を開くと粉煙が中に入って気持ち悪くなる。
結局ひたすら耐え抜くしかない。
『あ』殿はどこまでもどこまで壊し続ける。
まるで何かを振り切ろうとしているかのようにだ。
(推測が当たってて敵の魔力が切れるのが先か、『あ』殿の魔力が尽きるのが先か……俺が痛みで泣き出すのが先か……ぐすん……)
「っ!?」
「うぉっ!?」
どれだけぶち破っただろうか、丸一日は突き進んでいたような気がする。
不意に壁の向こうに世界が広がらなくなり、同時に世界が暗転した。
そして僅かな衝撃の後、俺たちは元の世界へと帰還していた。
「ここは……王宮か?」
「はい、ドウマ帝国の王宮です」
どうやら戻ってこれたようだ。
「ぐぐぅ……き、貴様ら……な、何という無茶を……」
近くには息も荒く苦し気にこちらを睨みつける黒づくめの魔物の親玉が居た。
(隙を見せてまた捕まったら困るな……)
「『あ』殿、父上の仇を……」
「はい……っ!!」
「っ!?」
即座に剣に炎をまとわせた『あ』殿が襲い掛かり、魔物は抵抗もできず完全に蒸発した。
「終わりましたね」
「……はい」
『あ』殿は力無く返事をすると静かに涙を流した。
(はぁ……何とかまた生き延びたぞ俺は……)
「これからどうしますか?」
気丈にもすぐに涙を拭って俺に尋ねる『あ』殿。
「そうですねぇ、できれば仲間と合流したいところですが何処にいるのやら……『あ』殿さえよろしければもう少しお付き合い願えませんか?」
「はい、サーボ様にならば喜んで」
僅かに感情が戻った瞳には俺に対する敬意が見受けられた。
(俺の提案であの空間からの脱出が上手く行ったもんなぁ……少しは認めてもらえたのかな?)
この状況ではこいつは生命線だ。
俺のボディガードとして利用させてもらおう。
「ではまずは念のため魔物の残党が居ないか城内を探索し、その後で仲間に連絡を取る方法を考えましょう」
「はい」
早速並んで歩き出した俺たち。
『あ』殿の案内で一つ一つの部屋を覗いていくがどうやら生き残りは居ないようだ。
魔物も……人もだ。
「……ここで最後……父上の……」
「そうですか……無理はなさらないでください」
「はい……」
今までどの部屋も荒された様子すらなかったのに、この部屋だけ抵抗の後が見受けられた。
あちこちに散らばる書類を沈痛そうに見つめる『あ』殿とは真逆に俺は安堵に胸を撫でおろした。
(とにかく魔物の生き残りは無し……まずは一安心だわ……)
後は何とかしてテキナさん達と合流するだけだ。
「さて『あ』殿……泣いているのですか?」
振り返ると主のいないベッドを見つめ『あ』殿が泣いていた。
「いいえ……」
(嘘つくなよ……面倒くせぇ……)
放っておきたいところだが今のところはこいつがボディガードだ。
何が起こるかわからない以上は戦える状態に持って行っておかないといけない。
(毎回それで変なことになってるけどなぁ……はぁ……)
「『あ』殿……無理をなさらないでください」
「……」
「少し休んでいきましょう……『あ』殿の部屋はどこにあるのですか?」
「いいえ」
力なく首を横に振る『あ』殿。
部屋がないという意味なのか、移動する必要がないという意味なのか俺にはつかめない。
(どうしたもんかなぁ……)
「行きます」
「しかし……おっとっ!?」
「っ!?」
手を引かれて足を進めたところで書類を踏みつけてしまう。
踏ん張り切れず『あ』殿に寄りかかりそうになり、とっさに後ろの壁に手をついた。
何とか転ばずに済んだものの、『あ』殿は俺と壁の間に挟まれる形になる。
当然顔と顔の距離が近づき、『あ』殿の顔がドアップで映る。
「す、すみません『あ』殿……」
「い、いいえ……」
涙を湛えた瞳をまっすぐを見つめて謝罪すると、『あ』殿は何故か恥ずかしそうにうつむいた。
「ではすぐに……ととぉっ!?」
「っ!?」
離れようとしてまた足が滑り、今度は上半身ごと『あ』殿に寄りかかりそうになる。
仕方なく両手を壁に当てて突っ張るが、お陰で『あ』殿は完全に俺の両腕の中に納まってしまう。
「わ、わざとではないのです……すみません……」
「は、はい……こちらこそすみませんでした」
何故か謝罪される。
「このような……魔物のような醜い顔を晒したままでした……サーボ様を不快にさせてしまいました」
「いやそんなことはありませんよ、『あ』殿はとても美しいです」
「……嘘です、父上も母上も皆化け物だと言いました……嘘です……」
(王家だからなぁ……見た目の違いとかには敏感なのかもなぁ……)
「いいえ、本当にその両目も肌も綺麗ですよ……」
「……綺麗……ですか……」
俺の言葉を飲み込むように呟く『あ』殿。
しかし未だに納得がいっていない様子だ。
(まあそんなことはどうでもいいや……さっさと話を進めよう……)
「ええ、信じて頂けないのは残念ですがそれはともか……」
「……サーボ様を……信じていいですか?」
ゆっくりと顔を上げてまっすぐ俺の目を見つめ……こっちの言葉を遮って尋ねる『あ』殿。
『あ』殿が人の言葉を遮ってまで発言するとは相当のことだ。
(よっぽど国の人間に蔑まれたのが堪えてるんだろうなぁ……そりゃぁそうか……)
勇者の里で浴びた視線を思い出す。
あれで俺は歪んだ。
最も歪んだからこそ今まで生き抜けてこれたとは思うが……辛かったことははっきりと覚えている。
(やれやれ……でもまあせっかくこう言ってくれてるんだ……便利に利用させてもらおう)
こちらもまっすぐ目を見つめて言ってやることにした。
「はい、信じてください……このサーボを……」
「……はい」
(よぉし、これで俺専用のボディガード完成だぜっ!!)
しかもこいつはテキナさんと違って余計な感情もない。
とてもありがたい展開だった。
「では行きましょうか『あ』殿……」
「いいえ」
と思ったら何故か速攻で断られた。
(うぉおおいっ!? 何考えてんだお前はっ!?)
「サーボ様……私にも……名前をください」
どうやら別の理由だったらしい。
「生まれ変わりたいです……仮面を付けた父上と母上の言葉を否定して……サーボ様を信じて生きていくために……どうか……」
(よくわからんが……まあ名前が欲しいってんなら適当に着けるか……)
「そうですね、ではアイ様というのはどうでしょうか?」
適当に一文字継ぎ足してそれっぽくしてやる。
「あ、愛……い、いいえアイですか?」
(流石に適当過ぎたか?)
一瞬頬を赤らめた彼女だが、すぐに嬉しそうに頷いた。
「はい……私は今日からアイです、そうお呼びください」
「ええ、俺などがアイ様に名付けできるなど光栄でした……さて今度こそ移動いたしましょうか?」
「はいっ!!」
力強く頷いたアイ様と共に、俺はこの部屋を後にするのだった。
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