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※ 掌でペテン師は踊る


 控えの間で待機をしていた冒険者、ディーフ、ヴォラール、ラドゥロ、ダオゼ、バンディ、ガオナァの6人は侍従に促され、玉座広間へと進んだ。


 大扉が開かれ、綺麗な幾何学模様が描かれた大理石の広間を進む。


 広間左右には、王宮で働く法衣貴族はもとより、近隣の領からも集まって来た貴族家当主が並んでいた。さらのその背後では、手の空いた王宮で働いている者たちも野次馬のように並んでいる。もちろん、彼、彼女らも貴族に連なる者たちだ。


 広間奥、数段高くなった場所にある玉座には、ドーベルク王国国王であるテオヴァルト。そして隣席にはデリア王妃が座っていた。


 国王の右隣には宰相であるパトリス、更にその隣には宮廷魔法師のカミーユが立っている。ドワーフである国王夫妻とは対照的に、岳エルフであるふたりは非常にほっそりと見える。


 だがなにより異質であったのは、そこにはいるはずの無い人物がいたことだ。


 王妃の隣に立つのは【赤教】の総括者である神託の巫女。彼女が神殿騎士を従え、腕組みをしていた。


 先導していた侍従が足を止め、右へと離れる。冒険者たちはその場に足を止め、横一列に並ぶと膝をつき、頭を垂れた。


 壇の下に控えていた侍従長が冒険者たちを呼びあげる。


「戦士ディーフ、戦士ヴォラール、斥候ラドゥロ、弓士ダオゼ、治癒師バンディ、魔法師ガオナァ、面を上げよ!」


 冒険者たちが顔を上げる。


 玉座に着くドーベルク国王と王妃を見る。


 ドーベルク国王は頬杖を付き、鋭い眼光で冒険者たちを見下ろしていた。そしてとなりのデリア王妃は退屈そうに見えた。


「我がドーベルク王国における不倶戴天の賊、デラマイルをよくぞ討ち取った。まこと天晴である。よってここに汝らに褒美を取らそう。だが、陛下をはじめ、ここに集まりし面々は、いかにしてそなたらがデラマイルを討伐したかを知りたいことだろう。

 どうだろう。ここでそなたらの活躍を話してもらえないだろうか?」

「畏まりました。では、私がお話いたします」


 侍従長に促され、バンディは立ち上がるとデラマイルとの遭遇からの話をし始めた。


 その話はまさにドラマティックであった。目まぐるしく襲い掛かる数々の危機(ピンチ)。そしてそれをかろうじて跳ね返し、絶望的な戦いを覆していく冒険者たち。


 まさに血湧き肉躍る大冒険だ。


 広間にいる者たち誰もが、知らず知らずに手を握り締め、バンディの話に聞き入っていた。


 ――ただひとり、いや、3人と、一部の察しの良い者を除いて。


 そしてそのことに、デリア王妃は気が付いた。


「どうされましたか? 神託の巫女殿」

「いえ、彼らの話があまりにも素晴らしいものですから」


 くすくすと笑いながらも、神託の巫女はデリア王妃に答えた。


「えぇ、本当に。どれだけ練習をしたのでしょうね。いえ、そもそもあの話を考え出したのは誰なのか。その人物を脚本家として、どこぞの劇団に推薦したいくらいです」

「え?」


 神託の巫女の言葉に、デリア王妃はぽかんとした表情を浮かべた。


 一方、ドワーフらしく髭に覆われた強面の顔に怪訝な表情を浮かべつつ、テオヴァルトは得意気に語るバンディを見つめていた。


 話が誇張されるのは仕方がないだろう。だが、あまりにも話が出来過ぎている。如何にして遭遇し、如何にして海賊船に乗り移り、そして如何にして危機を跳ね返し、デラマイルを討ったのか。


 広間に集まった者たちは熱狂しているが、国王の気分は冷めきっていた。


 そう、あまりにも話ができすぎているのだ。強大な敵。互角ながらも有利に進む戦い。そして僅かなミスより生じる危機。全滅もかくやというところからの大逆転。


 まさに娯楽に飢えた民衆が望むような英雄譚。


 だが実際の戦いで、そのような状況が起こることなどまずありえない。そもそも、この冒険者たちは何故、船に乗ってウロウロとしていたのか。別所への移動中か、それとも商船や客船の護衛か。だがいずれにしても、雇用主がいるはずだが、その名を一切聞かない。となれば、船を個人所有しての航海であるのか?


 だがそれこそ有り得ない。6名で操れる程度の船となれば小さなものだ。そんな船をデラマイルは襲いはしない。


 国王の視線は冷ややかであったが、冒険者たちはそれに一切気付いていない。


 話が終わり、バンディが一礼する。すると拍手が降り注いだ。侍従長も拍手をしつつ、冒険者たちの側へと歩み寄った。


「素晴らしい。まさにあなた方こそ英雄と呼ぶにふさわしい。では、報酬の授与とまいりましょう」


 侍従長が合図を送ると、がらがらとワゴンに乗せられた、氷で覆われたデラマイルの首が運ばれてきた。


 広間のそこかしこから声が上がる。


「褒賞となるのは、デラマイルの首と同じ重さとなる真銀(ミスリル)である!」


 侍従長が声を張り上げた。


 真銀。いわゆる魔法金属と呼ばれる希少金属のひとつである。特に武器とすれば、特殊な加工をせずとも魔法生物や怨霊の類にダメージを与えることができる。更に魔力の浸透性が強いこともあり、魔法の威力増幅の為の触媒となる杖等の素材としても重宝している。


 そして当然ながら、同量の金以上の価値のある代物だ。


 冒険者たちの喉がごくりと鳴った。


「陛下、よろしいですか?」

「どうした? カミーユ」


 突然、宮廷魔法師のカミーユが国王陛下に発言の許可を求めた。


「はっ。あのデラマイルの首に関することにございます」


 カミーユは優雅に一礼し、話し始めた。


「あの首に施されている魔法を私は存じません。あの首が持ち込まれてより、あらゆる書物を調査をいたしましたが、見つけることができませんでした。あの魔法は未知の魔法であり、素晴らしく有用なものにございます」


 カミーユが(うやうや)しく首を指し示した。


「あの首を封じている氷。あれは決して溶けることがありません。凍結魔法は広く知られている魔法ではありますが、いずれも時間経過で溶けるものです。気温が凍り付くほどに寒くない限り。ですが、あの氷は暑くとも溶けることがありません」

「ほう、となれば、いろいろと活用できそうだな」

「はい。分かりやすいところでは、氷室の氷として。そして遠方からの食品の輸送に変革をもたらすかと。一部の商会がこの王都で海の魚の販売をしておりますが、その輸送には凍結魔法を扱える魔法師が同行するといういうもの。ですが、この魔法が扱えるならば、その魔法師を輸送のために拘束する必要がなくなります」


 言葉を切り、カミーユは再度デラマイルの首に視線を向けた。


「その魔法については、彼らより()()()()戴くとして、先ずは褒賞の授与をせねばなりません。ですがその為には、その首に掛けられた魔法を解除しなくては。氷を排除しなくては、首の重さを測ることができません」


 カミーユの言葉に、国王は重々しく頷いた。


「うむ。その通りだ。魔法師ガオナァよ。もはやデラマイルの首の保存は十分だ。この氷結魔法を解くがよい」


 国王の言葉に、ガオナァは顔を引き攣らせた。引き攣らせ、顔を伏せ、カタカタと身体が震えだす。そしてそれは他の仲間たちも同様で、震えこそはしないものの、皆、顔を強張らせていた。


「どうした? そなたが掛けた魔法であろう?」

「お、恐れながら陛下、私にはその魔法を解く術がございません」


 ガオナァが平伏(ひれふ)し答えると、広間内にざわめきが広がった。


「魔法を解けぬ、と? それは、このように氷結させることはできるが、解除することはできぬ。つまり、研究途上の魔法であるということか?」

「そ、それは……」


 言葉につまり、ガオナァはただ震えるばかりだ。


「テオヴァルト国王、よろしいですか?」

「どうされた? 神託の巫女殿?」

「実は、デラマイルの事に関して、我々【赤教】からも話すべきことがあるのですよ。よろしいですか?」


 神託の巫女は国王から許可を得ると、この場に同行していたヴィルマとエルシャの名を呼んだ。


 ふたりは広間の端から進み出ると、膝をつき、頭を垂れた。


「カミーユ殿、あなたの興味を惹くものでしょう。近くで見るといいですよ。それと手伝いとして、ひとりふたり力自慢の方をお借りできますか?」

「よかろう。ウーヴァー、ハーラン、手伝ってやれ」


 国王は玉座の側に控えている近衛に命じた。ドワーフと人間であるふたりの近衛は、身長差からして凸凹コンビであり、そのせいか王宮の名物コンビともいわれている。


 だがその力量は、当然のことながら王国トップクラスの猛者だ。


 カミーユ達3人が来るのを待って、ヴィルマは懐から丁寧に巻かれた羊皮紙をとりだした。それは先日、街中で遭遇した神兵のひとりより授けられたものだ。


「こちらは神兵様より預かりしものです。使用は一度きりの魔法円です」


 ヴィルマはカミーユに魔法円の焼きつけられた羊皮紙をみせると、そこに魔力を通す。


「エルシャ様、お願いします」

「了解です」


 エルシャはヴィルマに答えると、その魔法円に腕を突っ込んだ。途端、周囲から驚きの声が漏れる。


 そしてエルシャはロープをそこから引きずり出すと、それを近衛ふたりに渡し、更にロープをずるずると引き出した。


 すると、ゴトリ、ゴトリとロープに繋がれた氷の塊が次々と引き出されてくる。そのどれもがデラマイルの首と同じように氷結された首であり、広間にいた者たちはさらに驚きの声を上げた。


 その首の幾つかを確認し、宰相のパトリスが顔色を変えた。


「陛下、“灰猫ロジイス”、“射貫き屋ヨルン”の首があります」


「“剛腕ルベルゲン”の首もいま出て来たな。どいつもこいつも、賞金を懸けたデラマイル配下の連中だ。神託の巫女殿?」


 呼ばれ、神託の巫女は妖しげな笑みを浮かべた。


「あのヴィルマとエルシャは、先日帰還した探索の巫女とその護衛なのです。ですが、運の悪いことに帰還中、乗っていた船がデラマイルに襲われたのですよ」

「なんだと!?」

「見ての通り、運よくふたりは生還しました。ある方々のおかげで。彼女たちはことのついでで救出されたそうですよ。はて、おかしいですね。彼らの話によると、デラマイル討伐時に拉致被害者はいなかったそうですが」


 冒険者たち6人はそわそわとし始めた。


「そ、それは恐らく、デラマイル一味の残党によるものだったのでしょう」


 やや狼狽えながらもバンディが答えた。


「おや、そうなのですか? ですが、デラマイルの首を刎ねたのは砂エルフの娘と報告に聞いています。はて? そちらのパーティには砂エルフの娘はいませんね。いったいどうしたのです?」


 神託の巫女はまるで少女のように首を傾げた。岳エルフである彼女のその仕草は、まさに周囲の者たちを魅了した。


 バンディはそれに答えようとした。答えようとし、言葉に詰まった。云うべき言葉は考えた。だが、それを声に出していうわけにはいかないと気付いたのだ。


 ()()()()()()()()()()()()


 ここに来て彼は、自分たちがのっぴきならない状況に陥ったと悟った。【赤教】の者たちは知っていたのだ。自分たちが雇われただけのペテン師であるということを。


 仲間たちの視線を背に受けながら、バンディは顔を強張らせたまま、ただ立ち尽くしていた。


 神託の巫女は大仰にため息をついた。


「やれやれ。ここまでやっておきながら、こうも簡単に諦めるのですか? もう少し頑張るかと思いましたのに、まったくもって失望させてくれるものです」


 そして神託の巫女は話し始めた。


 ……。

 ……。

 ……。


「――つまり、デラマイルは恥知らずにも、神の座所を征服しようとしたのです。当然、神は激怒し、神兵を送り込み彼奴等を殲滅。結果、あの有様と成り果てたわけです。

 そうそう、あのようにデラマイルの首を外部へと流したのは、このドーベルクの治安事情がどの程度であるのか調べるためだったらしいですよ。予想していた通りの腐敗ぶりであると、神兵様たちは笑っていたそうです」


 そう云ってくすくすと神託の巫女は笑うが、テオヴァルトをはじめとした皆は笑うどころではない。


 テオヴァルトは顔に手を当て、呻き声をあげた。


「どういう経緯でこの冒険者共に渡ったのだ?」

「それは私からご説明申し上げます」


 効力を失った羊皮紙をカミーユに渡したヴィルマが、神兵より聞いた事情を説明した。


 その説明にテオヴァルトはさらに呻き声を上げ、デリア王妃は眉をひそめた。


「パトリス、分かっていますね。その愚か者を生かしてここに連れてきなさい。我が国家に多大な貢献をした者を罪人としたてあげるような者を、このまま野放しにしておくわけにはまいりません。衆人環視の下、これまでに犯した罪のすべてを明らかにし、その上で相応しき罰を与えましょう。決して、殺してはなりませんよ」


 冷え切った声でデリア王妃が宰相に命じた。パトリスはすぐに近くの侍従に命じ、捕縛部隊を送り出した。


「神託の巫女殿、もう他にはあるまいな」

「まだひとつ重要なことが。ヴィルマが――」


 そして探索の巫女に視線を向けると、彼女は何もないところから飛び出した腕に襟首を掴まれて、何処かへと引きずり込まれて消えた。同様に、彼女の護衛をしていた神殿騎士エルシャも。


 まるで水面に波紋のような揺らぎが何もない場所にひろがる。すると再びそこから、にゅっ! と腕が現れ、フリフリと手を振ったかと思うと消えた。


 もう、そこには何もなかった。


「おや、どうやら時間切れのようですね。ふたりは神兵様の元へと召喚されたようです。ふたりは神兵様と共に神の下へと向かうことになっていましたからね。

 さて、話を戻しましょう。これを。先日、探索の巫女ヴィルマが、城下で遭遇した神兵様より託されたものです」


 神託の巫女は、慌てて側に駆け寄ってきた侍従長に、懐から取り出した羊皮紙を渡した。

 恭しくそれを受け取った侍従長は国王へと渡した。


 それに目を通すと、面白くもなさそうにパトリスに渡した。


 それはデラマイルに発行された【復仇免許状】だ。


「随分と嘗められたものだな」

「本当に、シャトロワもなかなかふざけたことをしていますね。それをどう扱うかはドーベルクの自由ですよ。あぁ、我々【赤教】は、それが偽物ではないということを保証し、宣言します。シャトロワは我らの敵であると認定済みですからね」


 怪訝な顔で国王が神託の巫女を見つめた。


「当然でしょう。我らが探索の巫女を殺害しようとしたのです。我々【赤教】に対する明確な敵対行為ですからね」


 その言葉を聞くや、国王はニヤリと笑った。


「パトリス。外交官殿を呼び出せ。どんなことを云うか聞いてやろう」

「畏まりました。ですがその前に、あやつらはどういたしますか?」


 パトリスがすっかり縮こまった冒険者たちを指差した。


「牢に入れて置け。あぁ、それと、綱紀粛正もしっかりとせねばならんな。よりにもよって神兵様を殺害し、その功を掠め取ろうなどとは、ドーベルクを滅ぼす気か? そんな輩が我が物顔で治安を守るものとしてのさばっているとは、度し難いにも程がある」

「死罪とするよりは、両腕と舌を切り落として放り出したほうがよろしいのでは?」


 デリア王妃の言葉に、急に周囲のざわめきが消えた。


「さすがは王妃様。慈悲深くいらっしゃる。きっとその者は慈悲深さに泣いて喜ぶことでしょうね」


 ここに至り、冒険者たちは自身の状況をはっきりと理解できたのか。真っ青な顔で辺りを見回している。だが、すでに周囲を王宮騎士たちに取り囲まれ、逃げ出すことなどできない。


「やれやれ。我が国の女性陣は物騒で困るな。だがまぁ、神兵様を殺害しようとしたのだ。その程度の甘い処分にするわけにもいかぬ。その処罰も面白かろうが、それでは世間的には甘い処分と思われよう。

 あぁ、そいつらは目障りだ。連れていけ」


 王の命により、騎士たちが冒険者たちを引っ立てる。この広間に入るにあたり、武装解除している以上、無駄なあがきをすることもできない。できそうなのは魔法師であるガオナァくらいであるが――


 ニコニコと笑っているカミーユの姿に、彼は悪あがきをすることすらも諦めていた。相手は宮廷魔法師である。明らかに格が違うのだ。


「詐欺師の皆様、少々ありきたりな脚本でございましたな。次の出番まで、(ダンジョン)で心行くまで後悔なさいませ」


 半ば引き摺られていく冒険者たちへ侍従長が声を投げかけた。そしてあらためて広間に居る者たちに向けて朗々と話す。


「さて御集りの皆様。英雄を騙りし愚か者共の茶番はこれで仕舞です。国をペテンに掛け、報酬を掠め取ろうとした愚か者共の去就は、近く、王都広場にて公開されることとなるでしょう。それをどうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

 本日は、これにて解散にございます!」


 楽し気な侍従長の姿に、神託の巫女は目を細めていた。


「侍従長殿は相変わらずですね」

「あれさえ無ければ文句なしなのですが。いまだに劇団にいた頃の癖が抜けないようです」


 デリア王妃が苦笑いを浮かべた。


「神託の巫女殿。本日は世話になった。危うく国を滅ぼすところだった。恩に着る。それで、これで全てであろうな? 他にはもう何もない……と云って欲しいのだが?」


 王、としての立場の顔を剥がしたテオヴァルトが神託の巫女に問うた。


「王よ、残念ですがまだもうひとつあるのです」


 神託の巫女はにこやかな笑みそのままに、言葉を続ける。


「なんでもエーデルマン子爵家が、神と戦争状態になっているそうですよ」


 その言葉に遂に国王は崩れ落ち、デリア王妃も頭を抱えた。


「教育が足りませんでしたね。いろいろと。ですが、こうしてまだ存続しているのです。取り返しはつくと思いますよ」

「戦争などと云う状況で、どう取り返せというのだ。パトリス、情報だ。とにかく情報を掻き集めろ。それとエーデルマン子爵を呼び出せ。なんでこんなことになっているのか吐かせろ!」

「あ、エーデルマン子爵ですが、デラマイルに殺されたそうです」


 神託の巫女の言葉に、とうとうテオヴァルト国王は叫び声を上げた。


※『~するよ』の云い回しに関して。

 まったく自覚がなかったので、一人称視点の際の癖なのかもしれません。


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― 新着の感想 ―
[一言] 王様崩れ落ちたり叫んだりしてて面白くてちょっと笑ってしまったw 〜するよは作者さんっぽさがあって個人的には結構好き 次の章も待ってまーす!
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