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リリアナ•イン•ドリームワールド10 -Redemption’s door-

忙しすぎて年越しちゃった…!

遅くなりました。

また早送りのような感覚が起こり、二週間が経った。


この二週間は両親が二年前、マリーザが監禁された頃に流行り病で倒れたことを聞かされただただ泣き崩れていたが、やがて涙が枯れ果てると、ミザリアに言われ両親と叔父の墓を建て何とか気持ちに整理を着けた。


マリーザの姿は倉庫ではなく本邸の昔使っていた部屋にあった。栄養価の高い食べ物を与えられ、傍にはミザリアが控え窓から注ぐ日の光を浴びながらゆったりと過ごしていた。


「マリーザ様、間もなく王都より文官がやって参ります。それまでに領内を把握しておかねば文官どもに好き勝手されてしまいます。悪魔に荒らされた領内の復興、これが急務かと…」


「う…ん。」


まだ掠れたままなものの、はっきりと返せるくらいには声を上げるくらいには快復したマリーザは返事を返した。


ミザリアは聖光教会騎士団所属ながらもその生まれは王家に連なり、降嫁した王女を母に持つ伯爵家の次女だ。幼い頃から剣にのめり込み、見合いを疎んで聖光騎士団に所属している。


政治に明るく、剣を持てば誰よりも勇ましく戦う彼女は五年で副団長まで登り詰めた。文武両道という言葉が相応しいだろう。そんなミザリアの提言により、マリーザは渡された羊皮紙に目を通す。


通したのは良いものの、書かれていた事がちんぷんかんぷんで頭を抱えるが、マリーザが懇切丁寧に説明してくれた為何とか内容を理解することが出来た。



間もなく王都より文官を送る。その為準備をされたし。



要は代官の様な役回りでマリーザを王都に召還し、この地を治める能力が有るかその者に示さなければならない。


ミザリアは王都に戻れば見合いの日々が待っている。

それを避けるためにはミザリアの護衛という体が一番よい。

ミザリアにマリーザは懐いている、双方の妥協点が生まれた瞬間だった。


後は難なく文官の視察を躱し、この領地を治める領主として認められれば問題はない。のだが、マリーザには大きな試練が待ち構えていた。


一つは読み書き。教育を施される大事な時期に幽閉されていた為全く身に付いていない。が、そこは伯爵家令嬢であるミザリアが付きっきりで手解きを行い、何とかものに出来る程度のレベルまでは修められた。


二つ目は領内。叔母の悪政により、領内は貧困と混乱の直中にあった。ミザリアの手配により食料を近隣の領主から購入し、民達に配給を行い、野盗や山賊、様々な反乱分子を粛正し、治安面の向上に勤める。


三つ目はマリーザのコミュニケーション能力である。うまく話せず、長年監禁されていたからか対人能力は皆無。知らぬ人間は滅多に寄せ付けなかった。


それぞれの改善点を是正するために努力した。が、効果はあまり出ていない様に見える。しかし現実は非常である。短い準備期間でそれらをこなせと言うのが土台無理な話ではあった。


そして視察の時は来た。

お知らせです。


新作始めました。

目覚めたら白い空間の中にガシャポン台が有ったので回してみた~出てきたマイナー戦国武将美少女と共に元社畜の俺は真の王を目指す~


息抜き更新なので暇があればご一読下さいませ。

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