第99話
オレは子爵嫡男
「ひ、ひえーへ、変異体じゃねえか?!」
前に、殺されかけた変異体より更に恐ろしい。
オレは腰を抜かして動けねえ…
あ、あれはやべえ…格が違う…
「まえはブラックグール、Bランク相当だったけど、今はその2体が共食いし、一体の共食いキンググールAランクに、なっちゃったんだよ…」
「ひ、ひえ、ひえ、た、た、た、すけ…」
な、なんでブタオは平然としてんだよ
「僕が人を今後殺すなってスキル覇王気で共食いキンググールに今は命令してるから、大丈夫だよ。
だけど…モンスターは人を殺すのが本能、仕事なんだ。だから僕はこれを奪ってはいけないと思ってね…」
「や、やめろ、やめろ…やめてくれブタオ…」
ブタオはテイマーだったのか?いや、モンスターを操るとか聞いたことない…
「あ、さすがにここには解き放たないよ。しかるべきランクの階層に今から連れていく。そこで人間を殺していいって再度命令するよ。僕に出来る唯一の罪滅ぼしさ」
「お、お前…本当に…ブタオ…か?」
「ああ、ブタオだよ。子爵嫡男、君にいじめられていたブタオ。ちなみに僕が君にダンジョンに置き去りにされた翌日、学園で
「君が生き残ったのか?運が良かったな…」
っていったのも僕だよ。スキル覇王気で死なないようにコントロールしながら大変だったんだよwww」
「お、お前は一体な、何者なんだ…」
「僕?僕はね…あ、ちょっと先にこっちから質問したいんだ!ちょっと待ってね。
ハアアアアアアァァぁぁぁ!!!!
炎雷竜神拳!!」
と、ブタオが言い手から漆黒の炎雷竜が出てきた…
漆黒の炎と黒雷を纏う竜がダンジョン内で暴れ狂う…
恐ろしい恐ろしい恐ろしい恐ろしい…
オレを殺す気だ…
殺される!
怨みか?オレへの怨みか?
だがその竜は大きく口をあけなぜかブタオを飲み込んだ…
そしてそれは球体になる
それが徐々に形どられていく。
するとブタオはなぜかスマートになり、
漆黒の角、翼、尻尾、爪、牙が生えた。
もうブタオとは似ても似つかわかない…
まるで…おとぎ話の龍人…
そして…
オーラや帯電、炎とかも無く辺りはただ静けさに包まれる。
そんな中ブタオは竜眼でオレを見た
「漆黒の炎と黒雷を纏う竜神の顕現…
簡単にいえば今の僕は竜神化、ドラゴニュート状態かな?
これが、スキルの極地…
真の炎雷竜神纏の姿だ!!!!」
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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