第93話
オレは子爵嫡男
取り敢えずムカつくブタオはいつでもどうとでもなるとして皇族の姫こと、氷姫を手に入れるため、オレは自らがノーネームになることを画策した。
「ククク…取り敢えず夜な夜なノーネームを名乗り通り魔をするか!」
オレは黒のロングコートに貴族の象徴、装飾のある剣を持ち出し町へと繰り出した。
氷姫の動画で見たが、ノーネームとやらは生意気にも遠距離斬撃を使うらしい。どんなペテンか知らないけどオレでも出来るっての!
そして人通りの少ない裏路地へ…
みすぼらしい平民を発見したオレ。
「ククク…くらえ!!風剣!」
持ち出した剣は親父のコレクションからくすねてきた魔道具の剣だ。
風の魔術が付与されていて、ノーネームみたいに遠距離から斬撃を飛ばしたのさ。
「ぐはっ!う、う…」
平民がいきなり切り裂れのたうち回る
もちろん、威力は手加減してやったぜ。
なんせオレがノーネームと広めてもらわないとだからな。
「アハハ!!おい!オレはノーネーム。風の斬撃を操る者だ!覚えとけ!コラ!」
と、言い放ち次のターゲットへ
と、毎晩のように通り魔をしていった。
平民を粛清するかの如く楽しんでやったぜ!!
さすがに警察とかも警戒するようになるから次は隣町だな!!
く〜!やめられねえぜ!
これで氷姫も抱けたら言う事無し!!
あらから平民を日々切り裂いてやったら
(本日未明〜市〜町でノーネームと名乗る通り魔が〜)
(本日もノーネームが出没し、被害者が〜)
(犯人のノーネームと名乗る人物は連続通り魔事件の同一犯と断定し〜)
(引き続き市民への警戒を呼びかけており〜)
(あれは風の魔力痕跡があり斬撃を使い殺さずワザと痛ぶっているのではないかと専門家は〜)
(現在ギルド本部はランキング1位のノーネーム氏と同一人物か調べており〜)
(引き続き名乗りでるよう呼びかけているとの〜)
(通り魔のノーネームは黒のロングコートに、剣を所持しており〜)
「ククク…やはり本物のノーネームは弁明すらしないか…、よほど後ろ暗いことがあんだろうな。
表に出て来ないなら
お前の名声はオレがつかってやんよ!!
ハーッハッハッハッハー!!!」
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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