第91話
オレは子爵嫡男
オレは股間を濡らしたまま、ずっと前から目をつけていた皇族の姫こと氷姫に救出された。
クソ!クソ!
だが、幸い隠蔽は上手くいってた。
大方、救難信号出したクソ視聴者は、Dランクダンジョンに1人救出をって言ってたってとこか?
本来ならあれはブタオに向けてだろうが、
幸いオレが救出されてやったぜ!
ありがとよ!
役に立ったじゃねえか!クソ視聴者が!
そして、取り巻き2人が行方不明と、家から学園、警察へと連絡がいってるみたいだ…。
あのクソ取り巻き達もまあ、最後はオレの囮になって死ねて幸せだっただろうよ!
感謝しろよな。
と、オレを救助に来た皇族探索者部隊には変異体グール2体を報告して終わり。
オレの情報に感謝しろよな!
てか、助けに来るのおせーんだよ!
と、気分悪く翌日学園へ。
すると耳元で
「君が生き残ったのか?運が良かったな…」
と、身の毛もよだつ…まるで死神の鎌が首にかけられたような悪寒の声が聞こえた気がした…
「ゔおおぉぉえぇぇーーー」
オレは思わず公衆の面前で嘔吐した…
「うわ、っ」
「なんだなんだ!」
「きたね」
「子爵嫡男じゃん…」
「ああ、いつも威張り散らしてる」
「取り巻き達行方不明らしいよ」
「まじかよ」
「こいつの怒り買って消された?」
「うおー!見るな見るな見るな!!
そんな目でオレを見るなーーー!」
オレはブチ切れた!
「ファイヤーボールうぅ!!」
そして学園内敷地で乱射してやった。
うぜえうぜえうぜえ!!平民どもが!
オレを見下すな!!!
「うわー」
「きゃー!」
「やめろお!」
「ちょっ、ぐああ!」
逃げ惑う平民共!
かーっ!気分がいいぜ!!オラオラオラオラ!
「やめなさい!!」
「うぐぅ!!」
オレは突然地面へと取り押さえられた。
「拘束するわ…」
「くっ…また姫さんかよ…クソ!クソクソクソ!」
オレは氷の縄で縛りあげられた。
「一体なぜこんなことを…」
「…」
「取り敢えず連行し警察に引き渡すわ…」
と、氷姫に連行されるオレ…
すると…
目が合った。
ブタオと…
あ、あいつ生きていやがった…
ど、どうやって?
ダンジョンに置き去りにして来たのに…
ゆ、許さねえ!!!
許さねえ!殺してやる!
※耳元の声→ブタオのスキル覇王気レベルMAX極だが、死なないようコントロールしていた。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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