第78話
「ふう…おもしろかったwww」
僕はいじめられて絶望し、自殺したことがある。
あるけどダンジョンを踏破して自分に自信がついたからか、ものの見方がだいぶ変わった。
子爵嫡男にさっきもいじめられてたが、まさしく喜劇。コントを見ているようで楽しかった。
うん!復讐よりも僕は弱いふりしてこれからも楽しませてもらおう!
そのほうがずっと楽しい!
時と場合によるけどw
勇者先輩もいい人だけど、面白くて…www
さすがに助けに来てくれた人を笑いたくないから僕は足早に立ち去った。いや…逃げた。
ごめんなさい!悪気は無いんです!!
って取り敢えず男子寮に帰って一休みするか!
僕はダンジョン生活が、長すぎたせいかすっかり綺麗好きになり寮の共用大浴場でさっぱりする。
ちなみに今の僕の肉体は全く汚れを受け付けない。
なんでかは知らないけど、ステータスかスキルが関係してるのかな?
暑さや寒さも感じ無いけどこうしてお風呂のときは暖かさが染みわたるようスキルをオフにする。
あ、スキル完全無効レベルMAX極だからだな!
納得納得!
と、上機嫌のまま自分の部屋へ。
質素で何も無い部屋で金策どうしようかなあと考えながらスマホを見る。
するとニュースやトレンドに氷姫とあった。
僕の幼馴染み、皇族の姫のことだ!
「えーと、なになに?今日緊急ダンジョン生配信?と、お知らせがあるって。よし!久しぶりに見ようかな。」
僕はたまに幼馴染みのダンジョン配信を見てた。
見てたけど今までは無料Wi-Fiスポットに行かないと見れなかったから大変だったんだよな…
今は、またスキル様々で部屋で見れるからのんびりしながら見よう。
と、生配信を見ていたら…
謎のランキング1位のノーネームこと僕と、皇族家が友好を結びたいとのことだった。
対価を払うからと…
けど僕は…
確かに高額な報酬は魅力的。
だけど、そうなると僕は権力の犬に成り下がってしまうような気がした。
別にそれが悪いとは思っていない。
けど僕は自由な探索者。無資格だけど…
僕は地上へ出たいと渇望しダンジョンで生き延びなければいけないから今のチカラを手に入れた。
そのチカラを人から言われ何かに利用されるのはゴメンだ!!
だからごめんね…
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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