第75話
僕は久しぶりの学園へと登校した。
相変わらずのみんなからの嫌悪な眼差しだったが…制服のおかげか不快感が和らいだ感じがしていた。いつもみたいにゴミを発見したかのような目は向けられなかった。
良き良き。
僕はまずは職員室へいく、
「失礼します。先生!」
「ん?なんだ?ブタオか?やっと退学する気になったか?」
うん、相変わらず辛辣ー!!
だがこれが何より僕が望んだ日常。
逆に嬉しかった!
「いえ、退学はしないですが、やはり先生や周りが言ってたように僕は探索者の素質がありません。
探索者資格の辞退を申し出に来ました。
今後の探索者試験は全て受講手続きしないで大丈夫です。」
「そうか、本当に今まで手間どらせやがってクズが!ついでに退学もしたらどうだ?ん?」
「いえ、退学は勘弁して下さい。お願いします…
取り敢えず在学しながら何が出来るか探していこうと…」
学費無料の義務教育は探索者学園だけ、他の普通高等学校はお金がかかる…
そう…僕には金が無い…
と懇願したら、
「先生に、逆らうな!!!」
僕は先生に怒鳴られ、腹をなぐられた…
だが
「ぐあっ!いてててて!!!」
先生は拳を抑え疼くまる。
当たり前だ、僕はステータスを偽装はしているが、防御力はカンストしている。
いや全部だけど…あ、魔力は0のままだったわ。
だからちょっと僕が先生を小突けば爆散必死。
いまはチカラの制御完璧だから僕に感謝してよね!
「先生大丈夫ですか?では僕はこれで。」
と、まあ僕は足早に退散した。
「いてー、いてーよ。これ骨折れたんじゃ…」
先生の手は真っ赤に腫れ上がっていた。
そんなこんなで、僕は1年Fクラスの教室へと入る。
ここは劣等生の集まり、まるでダンジョンのランクと同じようクラス分けされて、Aクラスが特待生だ。
ちなみに僕はそのFクラスの中でも最下位の成績…
もちろん僕の幼馴染み、皇族の姫はAクラス。
僕をイジメている子爵嫡男はBクラスとなる。
と、授業が始まるまでずっと待っていたが先生がケガしたかなんだかで病院に行ったから自習になりました。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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