第73話

うーん…錬金術のスキルが生えない…

多分だけど、次元掌握レベルMAX極ってスキルが何でも出来そうな気がする。

だから生えてこないのかな?

スキルって進化したり統合するからね。

最初は身体強化だったのにいまでは僕、漆黒の炎雷竜神化でドラゴニュートにもなれるし…

政府とかにバレたら検体とかで世の中から隔離されそう…

うん！まずはやっぱり平凡に生きよう！

僕は次元掌握レベルMAX極のスキルからステータスを偽装した。

ブタオ　ランキング無し

Fランク(初心者)

レベル1

体力 2

魔力 0

攻撃力 3

防御力 10

素早さ　1

魔術　無し

スキル無し

最弱クソ雑魚ステータス。

うん！僕にピッタリだ！

これなら僕が探索者ランキング1位って誰も思わないだろう！！

後は…服だな。

学生服は原型を留めていないほどボロボロ、おまけに僕は貧乏…取り敢えずなにか金策を考えるとして…

また次元掌握レベルMAX極のスキルから、ダンジョンマスターの魔石をほんの少し爪でカリッとするくらいの量、まつ毛1本分くらいを取り、イメージして制服へと錬成させた。

魔石から作った学生服は半永久的に清潔感抜群。汚れなどは一切付かないし、防臭。

耐久性も不壊って仕様にしといた。

あとは、靴も同じように錬成してっと…

あ、僕は月額料金が払えず解約したスマホに常に電波が入るようにスキルで回線も繋いどいた。

うん、イメージで創造できる次元掌握レベルMAX極…チートすぎた…

悪い事には使わないようにしよう…

多分…

いや、なるべく…

あと変わったことと言えば、僕はダンジョンでひたすら魔石を食べ続けたからか肉体変異してて、排泄、睡眠、食事を一切しなくてよくなっていた。

まあ睡眠や食事は趣味の範囲でするか…

性欲だけは正常で助かった…

いずれは僕だって結婚したいし子どももほしい。

相手が…いればだけど…

こんな僕でも頑張って努力するさ！！

ダンジョン踏破のときみたいに諦めない！

まあ結婚はさすがにずっと先の話だけどね…。

取り敢えずあしたは学園に行き探索者志望をやめると先生に伝えよう。

僕はかなり長い期間ダンジョンにいたし、今無理して探索者資格取らなくてもいいしね！

一時ダンジョンの顔も見たいくない！！

ってダンジョンに顔は無いけどね…

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魔力0 残念王子の黒騎士　異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双

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