第66話
わたしは皇族の姫
「みんなお疲れ様!今から88階層にいくけど大丈夫かしら?」
本来ならここで切り上げる予定だけど、ノーネームが配信見てるかもって思うともう少し頑張りたかったの。
皇族探索者部隊はいつもより人数が少ないけどわたしの魔術レベルもあがり、あとちょっとだけ頑張りたい。
それにわたしは最高記録、90階層敗退だから88階層のモンスターは知っている。
初見殺しの心配もない…
「はっ!我々は姫様のご意思に従います。」
部隊のまとめ役でもある侍女が言う。
「さあ、みんな行くわよ!!」
と更なる気合いを入れてわたし達は88階層へと向かう。
東京Aランクダンジョン88階層、モンスターはオークキング。
身長3メートル体重300キロくらいある、オークの王。
王冠を頭に被り、豪華な装飾されている棍棒を無造作に構えていた。
わたし達は隊列を組み、先ほどの戦法をとる。
まずは前衛のタンク3人に抑えてもらい…
「「「ぐああぁあ!!」」」
抑えてる最中オークキングの膂力により吹き飛ばされるタンク3人。
「下がって!氷柱!!!」
わたしは足に魔力を高め、地面を踏み抜き、オークキングの地面から氷柱を生やした。さすがにオークキングにダメージはあまりない…
取り敢えずの足止めをし
「散開!!」
前衛が崩されたときはみんなが一箇所にまとまると、まとめて的にされる…
だから部隊を散開させ、遠距離攻撃に切り替えた。
わたしはひたすらオークキングの足止め。
そして少しずつ中衛や後衛が魔術で削り、わたしはその間魔力を高め…
「氷柱十氷牢!!!」
10本の巨大な氷柱がオークキングを取り囲み一気に押し潰す。
だけど
「ブモモオオオォォォォォ!!!」
押切れそうなのになかなかしぶとい…
さすがオークキングね…
侍女も
「シャドウバインド!」
と援護してくれた。
このまま時間がたてば倒せる…
倒せると思ってた…
いえ、実際に今まで倒せていたの…
「?!後ろ!!!!」
わたしは侍女に大声で叫んだ!
わたしの後ろに現れたのならどれだけ良かっただろう…
わたしなら対処出来た…
侍女の後ろにオークキングがリポップではなく転移の光からいきなり出現していた。
− − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
また
魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。




