第59話
わたしは皇族の姫
皇族家は日本に絶対なるチカラが代々受け継がれている貴族の頂点。
基本的に政治や、探索者ギルド本部に介入はしないけど声を出せば無視できないほどの権力を有するの。
それは皇族家に睨まれたら日本では生きていけないことを意味するわ。
だからと言って身内がめちゃくちゃなことや犯罪行為に加担したら許さないしそもそもしてない、由緒正しき貴族なの。
そして東京の一等地に広大な敷地と屋敷を構えている皇族本家
その皇族家現当主、日本最強の探索者はわたしのお父様。
世界ランキングでも一、二を争う強さなの。
そして皇族本家に到着し、門で待っているおじいさんに声をかけられた
「おかえりなさいませ、お嬢様」
と、執事がわたしに言う。
「ただいま」
そしてそのお父様に呼び出され和室の応接室へ執事と向かう。
「失礼致します、お嬢様がおかえりになられたのでお連れ致しました。」
「入れ」
野太い返事が返ってくる。
そして執事が襖をあける。
「ただいま戻りました、お父様…。」
「久しいな…楽にせよ。」
「はい」
皇族家当主 ステータス
ランキング3位
Aランク
レベル38
体力 450
魔力 500
攻撃力 501
防御力 402
素早さ 183
魔術 雷
スキル 雷纏身体強化 覇王気
わたしのお父様は巌のように凄まじく筋肉が盛り上がっているの。
その変わり、スピード、素早さが低い。
だけどその欠点をスキルで補うという超人なの。
そして執事がお茶を置いていく…
そのタイミングで、
カポン…
と鹿威しが鳴る。
(和風庭園にある水を出し入れする竹の筒)
「息災だったか?」
「はい、変わりなく学園に通っております。」
「そうか。そうか、それは重畳。
して事態は火急である。」
「存じております。」
「お前は相変わらず聡いな…
して、未知のSランク以上のダンジョンが学園に出現とあったが、これの捜索はギルドに全て任せた。
発見次第、我々が調査となる。だから今はいい…
本題だが…ランキング1位を塗り替えた通称ノーネーム、未資格探索者だが…皇族家へ取り込み女なら養子にする。男ならお前の婿にする。よいな?」
例えランキング1位といえど数や権力には勝てないのだから…
今までがずっとそうだったように…
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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