第58話
わたしは皇族の姫
イジメの現場を見てたら後ろから声をかけられたわ
「あなたは…勇者先輩…」
さわやかな顔立ち、一般的にイケメンと言われ人気が高い人。
「先輩は…よしてくれ。オ・レたち婚約者だろ?」
「…まだ父からは候補者としか言われてなくて…
わたしからはなんとも…」
この人は勇者先輩。1学年上の先輩で2年生になる人。
御先祖様が歴代最高到達記録だった、Aランクダンジョン100階層ボスに立ち向かい命を失われた歴史上の偉人。
いまはSランク以上のダンジョンが踏破されてしまったから、記録は塗り替えられてしまったけど…
勇者の称号とは今は、その偉業を成し公爵家としてとりなされているの。
それは代々引き継がれ…
わたしのお父様が勝手に婚約者の候補としてみていたみいなの。
わたしに恋愛での婚姻は許されない…
わたしは皇族の姫
皇族家、はたまたお国のためにより強い子を産み皇族としてのチカラを維持するのがわたしの使命。
優秀な両親の子は総じて優秀になるの。
勇者先輩(公爵家) ステータス
ランキング99位
Aランク
レベル35
体力 350
魔力 355
攻撃力 385
防御力 350
素早さ 348
魔術 雷、風
スキル 身体強化 聖剣
「まあ今はいいさ、おや?あれは?イジメかな?」
勇者先輩はサラサラな髪をかき上げながら言う。
悪い人ではない…、家柄もいい、容姿もいい、性格も悪いとは聞かない。
だけど好きかと聞かれたら、わたしはただただ無関心…。
「これだから新興貴族は嫌だね…オ・レが止めてるくるから君はここでオ・レの勇姿を見ていてくれ。」
「…」
「おい!君たち!なんてことをしているんだ!」
と勇者先輩がイジメをしている子爵嫡男へのところへ颯爽と駆け注意しに行く。
なぜか、わたしのほうをチラチラみながら…
わたしは会釈し、こっそり立ち去る。
いまから皇族本家へ出頭しないといけないから。
イジメられっ子も勇者先輩が止めに行ったからこれで死んだりはしないでしょうし大丈夫。かわいそうだけど次こそ才能ないのに懲りて退学してほしい…
校門へ向かうと運転手のおじいさんから話かけられるわたし
「お嬢様お迎えにあがりました。」
「ありがとう」
本家の運転手が校門の前で待っていた。
黒塗りの高級車で
「では皇族本家へ向かわさせて頂きます。」
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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