第49話
僕は自分なりの解決策、Sランクダンジョン1000階層ダンジョンマスター、時の牢獄を倒しうる原点を発見したつもりだ。
いまの僕はなんのスキルも使わず、無間空間でダンジョン40階層Cランクのボス白銀の騎士からもらった刀をただ無作為に構える。
ただ構えて、じっとひたすら熟考していた。
いまは剣術スキルレベルMAX極、さえ無効化させていた。
だからなんの剣技もない、無意味な構えでずっと佇む僕。
使用するスキルは空間掌握レベルMAX極のみ。
そしてひたすらにあいつの、あいつが決めた決まり、因果、概念、理そのものを断ち切るとひたすら願う。
願う。
僕は断ち切る。
断ち切れるとひたすらに信じる
ひたすらに自分を信じ続けた。
その根拠はなにも出来なかった魔力0、容姿も醜いデブな僕だけど、ここまでこれた実績の自信だ!!!
僕ははじめて無間空間で声を出した。
「僕ならやれる。僕なら出来る。僕なら大丈夫。
信じろ。僕を信じろ。他のだれが一切も僕を信じなかったけど、僕は僕を信じ続けた。
僕は僕が出来ると信じてる!」
だんだん声が大きくなる
「できる!!僕は絶対出来る!
確定してる。何があろうとも、出来る!
どんなことがあろうとも出来る!
どんな理不尽がおころうとも出来る!
どんな不測な事態になろうとも出来る!」
だんだんと確信にかわる
僕は究極の斬撃をはなつため、振り下ろすように刀を構えた
そこでふと思い出す…
ダンジョン90階層英霊の一撃必殺技と言っていた技。
平刺突(左片手一本突き)の構え。
僕は腰を落とし、刀を握った手を引き、もう片方の手は刀の鋒(切っ先)に合わせた。
「出来る出来る出来る!!
あいつの決めた決まりを断ち切る!
あいつの決めた因果を断ち切る!
あいつの決めた理を断ち切る!
あいつの決めた概念を断ち切る!
いや、あいつの全てを断ち切る!」
「僕の…いや我が名はブタオ。
この想いを全てこの一太刀に賭ける者なり」
そしてスキル空間掌握レベルMAX極を進化させる。
「奴の全てを滅ぼせ!!次元斬!!!!」
僕は補足していたダンジョンマスター、時の牢獄へ向け刺突をはなった。
本来は斬撃のつもりだったからつい技名が…
ふと90階層の英霊の一撃必殺の構えを思い出し、気がつけば刺突になっていたのだ。
そして僕の新たに決めた絶対なる、決まり、因果、概念、理、全てをのせ、僕を封印している無間空間から、Sランクダンジョン1000階層にいるダンジョンマスター、時の牢獄に向け刺突を放ったのだった。
ブタオ ランキング 1位
レベル999
基礎ポイント99999
体力 9999
魔力 0
攻撃力 9999
防御力 9999
素早さ 9999
魔術 無し
スキル
格闘技レベルMAX極
集中レベルMAX極
炎雷竜神纏レベルMAX極
投擲 レベルMAX極
危機察知 レベルMAX極
認識阻害 レベルMAX極
完全無効 レベルMAX極
帯電 レベルMAX極
剣術 レベルMAX極
気配察知 レベルMAX極
覇王気 レベルMAX極
漆黒顕現 レベルMAX極
次元掌握 レベルMAX極 New
技 炎雷竜神拳
炎雷竜神九頭竜突
次元斬 New
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
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思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願い しますm(_ _)m
また
魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。




