第351話
僕は一番隊組長
伯爵家へ帰ろうとしたら子孫になにか忘れてない?と聞かれた。
「ほら、僕本国のロシアに仕えてたからさ…鞍替えしたら絶対揉めるって!!御先祖様がチカラ貸してくれるって言うから僕配下になったんだけど。まあノーネームの配下には元々なりたかったけどさあ…
ロシアには家族もいるんだから!」
とプリプリ怒りだす子孫
「ああ、そうだったね。それで僕は何をしたらいいのかい?」
「ロシアに付いてきて、大統領に事情話してよ。
僕の家族に危害がこないようにしてよね!」
「わかった。いつ行くかい?」
交渉は苦手だなあ…最悪相手の出方次第では武力行使だな。
「明朝からだよ!まあ姫様と話もしたいから…昼までには日本を発ちたい!黙って日本に来ちゃったからね…本来なら許可取らないと僕日本に来れないんだよ…」
「なるほど…さすがに魔女様に私情で転移を使って頂くわけには行かないから…ごめんね。なら船で行くのかい?」
「そっかあ…残念。っていやいや、いまは飛行機があるよ!半日くらいでつくよ!」
船では無いか…。
飛行機って空を飛ぶ魔導具だったかな?
船より速そうだ
「なら、そうしよう。あ…僕お金ないけどいいかい?日銭の魔石はお世話になってる伯爵家に全て献上しちゃって…」
「もう!!なにやってんの!こんな曾曾曾曾曾曾孫みないな僕にタカらないでよ!!御先祖様のバカ!」
「うっ…」
意外とさっきから痛いとこばかりついてくる子孫…
僕の先輩配下としての威厳が…
「はぁ…まあいいよ。なら明日、伯爵家には僕が迎えに行くから御先祖様はちゃんといてよね。姫様に聞けば貴族の所在地くらいはわかるだろうし…。
あとこれは一つ貸しだからね!プンプン!」
「め、面目次第もござらん…」
僕は年長者としてあまりにも現代に無知すぎた…。
申し訳なさや恥ずかしさに顔を伏せていると…
「ま、まあ…とりあえず明日ね!!
僕は皇族家の姫様のとこに泊まるから!
あとノーネームの配下に誘ってくれてありがとう!!んじゃ行ってくるね!」
と子孫は僕に手を振り足早に去っていった。
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