第350話
僕は一番隊組長
僕の子孫がノーネーム様の配下として認められていた。
だが子孫は無礼なことにノーネーム様に抱きついてあまつさえ今は片手で抱っこされて喜んでいた。
……ぶ、無礼が過ぎる…
ま、まあ…ノーネーム様が、不快でないのなら許されるのか?
魔女様も何も言わないし僕は口出しはすまい…。
「わ、我はもう戻る…なにかあれば呼び出すこともあろうが基本的には各々好きにするがよい」
と、ノーネーム様は子孫をゆっくり降ろした。
「うん!!僕を使ってよね!!待ってるからね!
あといつか剣技見せてよね!ノーネームが剣術レベルMAXって今日はじめて知ったんだから!その先まで極めてるんでしょ?」
「はっ!!いつ、いかなるときも馳せ参じます!!お呼び出し心よりお待ち申し上げます。」
僕だけ膝をついて答えた。
「う、うむ……ではな。」
と、ノーネーム様は夜の漆黒と共に消えた。
今からブタオ様になりて、人間界におられるか天界にいかれたかは僕の知るところではない…
天界があるかは定かではないけど…。
と…
「コラっ!ダメじゃないか!!
あの場には魔女様もおられるんだから!ちゃんとノーネーム様って様をつけないと!」
僕は子孫を小突き叱る。
「痛っ!ってはあ〜い。ん?魔女様?いたっけ?気配しなかったよ?」
「本来ノーネーム様の背中に透明な腕があるんだ。
ノーネーム様の中に魔女様が宿っておられるの!
魔女様は怒ったらそりゃあもう怖いよ!!
僕は叱られても知らないからね!」
「ひいいー。魔女様の怒りって厄災じゃん!
はいはい。って御先祖様は叱られたんだぁ?
ニヒヒ…、
ちゃんと身内だけじゃないときはきちんとするって!」
くっ痛いとこを突いてきたな…
「…ま、まあ…それならいいのかな?
なら公の場では僕も許さないからね!頼むから僕に子孫を斬らせないでくれよ」
「わかってるって!ちゃんと僕も弁えてるから安心してよ!御先祖様!!」
とピースをする子孫
「じゃあ、僕はお世話になってる伯爵家へ帰るけど、どうする?ついてくるかい?」
「大丈夫大丈夫。ココって日本だよね?
見覚えあるし…皇族の姫様と僕は友達だから泊めてもらうよ。前当主様にお線香あげたいしさ。」
「わかった。なにか用があれば伯爵家を尋ねて来なね」
「うん。っていやいや御先祖!!用があればじゃないよ!なにか忘れてない?」
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