第344話
僕は一番隊組長
ノーネーム様は高次元の存在だ…。
矮小な人間では、はかれないのはわかる。
わかるが…
「……あ、あんた…人じゃない…ば、化け物…」
不敬が過ぎるなこの小娘…。
おばちゃんの娘だっけか…殺したいな…。
ただ今はノーネーム様がお話中だ。
僕は大人しくしている。
「そうだな。お前ら醜い人間と一緒にするなと言っておこうか。
一番隊組長!さすがにおばちゃんを晒し首にするのは、ちと風情が無い。消せ!跡形も無くな。」
と、ありがたいことにまた御命令を承る僕。
「御意!秘剣焔!」
と僕は剣技の摩擦より火を出しておばちゃんの亡骸を瞬時に火葬し、骨すら残さなかった。
うん!ノーネーム様からの命だと火力がいつもと違って高い気がする!!(気の所為)
「鬼!悪魔!一体あんた達はなんなのよ!!」
おばちゃんの娘の言い方はともかく…
たしかにノーネーム様の存在ってなんなんだ?
高次元の存在なのは確かなのだけれども…
気になるな。
「我は絶望を知る者、そして魔女の因子を宿す者。
ノーネーム!!
だが…我は今魔女の意思を継ぎ、神になる者だ!!!!」
ああ…
やはりか。
竜神を操られておられるから、そうだろうとは思っていた。
この御方は神だ!!
人の身でありながらの神、
現人神であらせられる…
全てを統べられる神だ!!!
「ま、マスター!!!嬉しいです!!マスターなら必ずや出来ます!最高です!最高です!
マスター万歳!マスター万歳!マスター万歳!」
と魔女様の御手?と思われるものがノーネーム様の背中から万歳三唱をされたからすかさず僕も
「さすがノーネーム様。僕は昔新選組だったころ、天皇陛下を幕府から守護するよう命じられていました。
今では魔女様の命により現人神のお側にお仕えが出来るとは…
これ以上の喜びはありません!
ノーネーム様!万歳!ノーネーム様!万歳!ノーネーム様!万歳!」
と、合わせて万歳三唱した。
ああ…感激だなあ…。
魔女様も大変喜んでいらっしゃるのがわかる。
これを幸福と言わずしてなんと言おうか。
そんな感無量になっていたら…
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