第338話
僕は一番隊組長
僕は魔女様のスキル英霊召喚強制転移にて、転移させられた。
てっきり魔女様がおられると思っていたけど…
そこには魔女様はいなかった。
「久しいね、一番隊組長。俺を覚えているかな?
そしてとくと見よ!剣の頂きを!
これがスキル剣術のレベルMAXのその先…レベルMAXを極めた技だ!刮目せよ!!!」
と、いきなり近くの人に声を掛けられた…
き、君は?!
この白髪で顔に火傷の跡があり、ふくよかな体型は!!
僕がずっと会いたかった友だった。
まあ勝手に友と思っているだけなんだけど…
ダンジョン90階層で幾度となく切り合い、お互いに剣術の頂きを目指していたんだ。
まあ僕はダンジョンモンスターだからか、技量は上がらず最後には刀の菊一文字則宗と共にたたっ斬られ討伐された。
けどずっと長らくは互角だったんだ!
いま僕は武者修行中なんだ!君に追いつきたくて!!
まあ一番の目的は魔女様のマスターに仕える力量が無いからなんだけど…
と、思っていたら…
剣の頂きを見ろと言われた。
スキル剣術のレベルMAXのその先…レベルMAXを極めた技だと…
僕には一瞬理解出来なかった…
だけど…
君は僕の三段突きの模倣を放ち…
頭、喉、みぞおち。
それまでにとどまらず円を描くように。
九段突き…
そこから炎、雷を刀に纏わせ更にそれを具現化してみせた。
そう…
竜を具現化していた。更に炎雷を漆黒炎雷へと昇華させていた…
ぼ、僕は一体何を見せられついるのだろうか…
最後にそれを九段突きに纏わせ、
9つの漆黒炎雷竜神が誰かを喰い破ったのだった。
あれは…いや、あれが竜神…。
僕は具現化された竜に神格を感じていた…
「これが漆黒の炎雷竜神九頭竜突きだ!!!」
君がそう言うと、まだどれだけの未知のチカラが抑えこまれているのか…
チカラの本流が渦巻いていた…
僕は本能からか、技を見終わり平伏した。
なぜか身体の震えが止まらない…
「久しいね。一番隊組長。ダンジョン90階層で相対したブタオだよ。
今日の模擬戦ではノーネームとして対峙した…
そして魔女こと時の牢獄のマスターは俺だよ!!」
やっぱり!!僕を覚えていてくれて嬉しかった。
ん?模擬戦のノーネーム?って?
え?マスター?君が魔女様のマスター??
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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