第337話
僕は一番隊組長
僕は余所見をしているノーネームに奇襲した。
スキル縮地を使って。
殺し合いに卑怯もへったくれもない!
必ず殺す!
見敵必殺なり!
僕の縮地の踏込みで足元がえぐれる。
それからの刺突で一直線上にも地面がえぐれていく…。
ガン!!!!!
僕の菊一文字則宗という刀がノーネームの脳天に突き刺さった…
え?
か、貫通出来ない…
「愚かな…なぜそこにいる氷姫と協力しないのだ?
我がその程度で討てるとでも思ったか?
愚か…誠に愚か…英霊よ。」
と、ノーネームは四つの腕を大きく広げてきた。
「ムカつくね!君!油断とはいい度胸じゃん!!
それに僕1人で充分だよ!そして後悔しなよ!奥義!!牙狼突零式!!!!」
ノーネームがなかなかの防御力なのは認める。
だけど…僕には剣術ではなく最大の暴力がある。
刀の菊一文字則宗で零距離からノーネームに刺突を放つ…
地面が爆ぜ
「グルアアアアアァァァァァ!!!!」
僕はその殺意からなる暴力を具現化した。
狼が具現化してノーネームを喰い破ろうとする零距離射程からの刺突…
……
…
だけど……
ノーネームは
「油断?これは余裕というものだとも分からないのか?英霊は力量差もわからないとは笑止!!!
1人で突っ込んで来るだけとは誠に愚か成。
出直して来い!!」
と片手で具現化した狼を難なく受け止めるノーネーム…
「なっ??!!」
そして…
ドンッッッ!!!!
ノーネームが僕の具現化した狼を受け止めている片手を難なく振り払ってきた。
すると凄まじい衝撃波がおき、僕はギルドの訓練場の壁を突き破り吹っ飛んでいった…
そして僕の意識はここで途切れた。
負けた…
完膚なきまでに負けてしまった…。
しかもマスターと魔女様を愚弄する輩に…
僕の剣の道はここで閉ざされた…
はずだった…
「スキル英霊召喚強制転移!」
と僕は強制的に意識を覚醒させられ転移した。
こ、これは魔女様か…
僕は役立たずだからこれから消されるのか…と
突如地面が、光り…
「ま、魔女様!?召喚により一番隊組長参上致しました!!」
と僕は平伏した。
まるで死刑囚の気分だ…。
まあ役に立たなければ消される。
幕末でも弱ければ死ぬ。
ただそれだけ…
僕は消される前に潔くよく自刃しようと決心したのだった…
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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