第336話
僕は一番隊組長
ギルドマスターがノーネームへとやらに近づこうとすると
「動くな!!!!お前に用はない…」
「なっ?!!う、動けない…」
と、ギルドマスターが動けなくなる。
あ、あれは剣氣のスキルかな…?
腕も4本あるし…異形だな…。
ノーネームとやらはモンスターか、もののけの類か…。
いやそんなことは今はどうでもいい。
「魔女様の因子を宿す?君かあ…君が魔女様を騙りマスターを愚弄した人物かな?君には誅を下すよう魔女様から前に命を受けていたんだよ。会えて嬉しいよ!!
来い!!菊一文字則宗!!」
そういえば前に伯爵令嬢のお嬢さんの学び屋で魔女様にマスターを愚弄した者を誅するよう僕は命を受けていた。
すぐ取り消されたけど…こいつだな!!
魔女様を語り愚弄するくらいだからこいつに間違いない!!
殺す!
必ず殺す!!
と僕は真剣の武器を召喚し刀を構えた。
一瞬魔女様の凄まじい怒りを僕は感じとった。
やはりマスターを愚弄したのはこいつだな!
と、僕は確信する。
「…いや、いい。お前はなにもするな。
これもまた一興というもの…だから我にやらせろ。実は少々この者とは縁があってな…。まさか地上で相見えるとはな…。
たしかダンジョン90階層の英霊だったか…。
格好が特徴的だ…だから今でも覚えていた。
……
…
久しいな!!!と言ってもお前に今の我はわからんか…」
ノーネームとやらは背中から生えてる女性らしき剣士の腕にブツブツ独り言。
それに僕に久しいだと?
僕はこんな奴など知らない。
魔女様!お任せください!!
魔女様の変わりに僕が必ずや天誅をお下し致します。
「誰かな?君は?君みたいな下郎は知らないよ僕は。
ちなみに人質を解放しなよ。しなくても君を誅することには変わりないんだけどね!」
侍女のお嬢さんを巻き添えにはしたくない。
だが…使命のためならやむ無し。
「ん?我を誅するだと?
フハハハハハハ!!!良かろう。漆黒顕現!!
来るがいい!!現代に蘇りし英霊よ!!!
お前のチカラを我に見せてみよ!!」
ノーネームから漆黒のモヤ?が出てきて侍女のお嬢さんを観客席へ運んでいる。
僕は余所見をしているノーネームに
「ハァァ!!!縮地!!!」
と僕は奇襲を仕掛けた。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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