第333話
僕は一番隊組長
伯爵家令嬢、金髪ドリルのお嬢さんが皇族家に侮辱されたということで、僕が変わりに模擬戦をすることになった。
伯爵家には恩があるから仕方なく…
出来るなら皇族家とは事を構えたくはない。
と、そんな僕の思いとは裏腹にお嬢さんはいまからギルドに行き模擬戦をしてわたくしの仇をとってくれと言う始末…。
手を引かれ急ぎギルドへと行き早速模擬戦とやらをすることになる。
まあ、やるからには負けないけどね。
今の僕の主は魔女様とそのマスターだけ。
負けは絶対に許されない…
魔女様には弱すぎてマスターの配下には相応しくないと言われ今僕は武者修行中の身。
一度子孫(剣聖ちゃん)に負けた僕は次、敗北すれば自身の消滅を意味する…
お嬢さんはギルドに到着してすぐ観客席にいるお偉いさん方に挨拶しにいってた。
一緒にと言われたが僕はそれを断り、
その間、僕は控室で精神を研ぎ澄ませていた。
ガチャッ
「さあ!出番ですわよ!一番隊組長様!」
「ああ。わかったよ。」
模擬戦をする場所、訓練場へと向かったら…
あれ?前に魔女様の命にて手合わせしたことあるお嬢さん方だった。
確か皇族家って名乗られスカウトされてたな僕。
「やあ、こんにちは。お嬢さん方。久しぶりだね」
「逃げないでよく来られましたね、感心ですわ。」
「こんにちは…一番隊組長さん、金髪ドリルさん…」
「お久しぶりでございます…」
「そちらのお嬢さんとは前に手合わせしたよね?大丈夫?」
「そうなんですか?姫君様、侍女は棄権させてはいかがですの?どうせ一番隊組長様にコテンパンに負けたのでしょうしw」
侍女と呼ばれているお嬢さんは前に手合わせしたときはてんで話にならなかったな…
姫君様と呼ばれているほうは強いかも知れないけど、まず僕は負けないと思う。
「…だ、大丈夫です。その侍女が前衛ですので」
「前回は不覚を取りましたが…今回は負けません!!!」
「確かに…前回よりも手強そうだね…。目にチカラを感じるよ。今回もよろしく頼むね。」
「オーホッホッホッホッ!一番隊組長様に勝てるわけないんですけどね!大観衆の前で恥をかくだけですわよ?」
ただ、侍女のお嬢さんは前回と同じようにはいかなさそうだ…。気配がまるで別人のようだ…。
にしても金髪ドリルのお嬢さんのほうが、皇族家の方々を侮辱してないかな?
僕はだんだん不安になってきた…
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