第322話
俺は盗賊紛いなことをしている食堂のおばちゃんとその娘、息子と相対している。
幼馴染の皇族の姫からみたら姪と甥になる。
その甥に
「いくぞ!!…いや…ちょっと待てよ!いでよ!不可視の手!!」
と俺は言い…
ブタオのまま、刀を構えた状態で不可視の手を可視化させる。
ちなみに甥の魔術、スネークウォーターとやらの小さい水型のヘビに噛みつかれたが、ヘビは俺の防御を突破できるはずも無く自滅しただの水に戻ってた。
俺からしたらただ水をかけられたくらいの感覚(笑)
「ぶ、ブタっちの背中から手が生えてきた…」
「ひぃぃ、化け物…あんたモンスターだったさね…」
「スネークウォーターが、き、効かない!なぜだ!なぜだ!スネークウォーター!!スネークウォーター!!スネークウォーター!また魔導具か?!」
姪、おばちゃん、甥の順番で焦りはじめる。
甥はもう水遊びやめなさいwww
「不可視の手よ、英霊召喚をせよ!!」
「はい!マスター!スキル英霊召喚強制転移!」
と俺のスキル魔女因子なる不可視の手がスキルを使う。
突如地面が、光り…
「ま、魔女様!?召喚により一番隊組長参上致しました!!」
と包帯ぐるぐる巻きな一番隊組長がひれ伏した状態で現れる。
ノーネームの俺が今日模擬戦で吹き飛ばしたからな…
なんかごめん。
「久しいね、一番隊組長。俺を覚えているかな?
そしてとくと見よ!剣の頂きを!
これがスキル剣術のレベルMAXのその先…レベルMAXを極めた技だ!刮目せよ!!!」
俺は盗賊紛いな甥に三段突きを放つ。
頭、喉、みぞおち。
それまでにとどまらず円を描くように。
九段突き…
そこから俺は摩擦の炎、帯電の雷を刀に纏わせ更にそれを具現化してみせた。
そう…
竜神を俺の炎雷で具現化した。更にスキル漆黒顕現で炎雷を漆黒炎雷へと昇華させる。
それを九段突きに纏わせ、
9つの漆黒炎雷竜神が甥を喰い破ったのだった。
「えっ!ちょなに!え?やめ!ぐあっ!ちょっやめ…た、たすけっ……っっ…て」
「これが漆黒の炎雷竜神九頭竜突きだ!!!」
と、このままだと、ここら辺りどころではなく地球ごと爆散するから、最小限のチカラに留め霧散させた。
チカラを完璧にコントロールした俺は建物すら破壊することなく甥だけを貫いた。
一瞬で消し飛ばしたら痛みを感じる間もなく死ねるが俺は盗賊にそこまで甘くない。
9つの漆黒炎雷竜神が一匹ずつ甥を即死しなうように貫き、最後の9匹目で完全に跡形もなく消し飛ばした。
それでもチカラの本流はすごく、おばちゃんと姪は俺が技を繰り出す前に泡を吹き一瞬で気絶し、一番隊組長は技を見終わり平伏したまま震えていた。
「久しいね。一番隊組長。ダンジョン90階層で相対したブタオだよ。
今日の模擬戦ではノーネームとして対峙した…
そして魔女こと時の牢獄のマスターは俺だよ!!」
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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